電子ピアノやポップスの普及で、蔑ろにされがちなことがあります
コードネームを知ったり、音楽の仕組みを知ることも必要不可欠だけど。
私たちは人間。機械じゃない。
芸術として音楽を楽しみたい
繊細な心を表現することの喜びは、何ものにも代え難い。
しかし、そのためにはテクニックが必要
高い技術と芸術は表裏一体。
「芸術は絶対的技術に基づいたもの」と羽生結弦も言ってる
音色を変えるには
電子楽器だとスイッチを切り替える?
鍵盤が鳴る音色を一音一音変えれはしない。
すべて手動のシンセサイザーなら何か出来るのかもしれないが、電子ピアノの切り替えの数は最上位機種でも、音量さえ多くても20ぐらいまで。
アコースティックピアノを弾く時、タッチを使い分けて音色を変える
具体的にまとめると・・・(M先生による)
・打鍵のスピード
・深さ
・手首の位置
・指先と腹
原田敦子先生の「ピアノファーストレッスン」「毎日の練習12ヶ月」を用いて
丁寧に練習すると効果的
無機質にハノン。。。はNO!
特にファーストレッスンは、幼児の入門から使用可能
これをちゃんとしないなんて、宝の持ち腐れ。
初めからよく音を聴く耳を育てる
タッチに敏感な指をつくる
ゲーム、テレビ、街中で流れる電子音に慣れ、鈍感になってしまう耳・・・もったいない
幼児期の読譜は科学的に考えられた一音会の「おんぷの学校」がやはりよい
バスティンと読譜の方法は同じ。
根本的に違うのは、絶対音感VS全調メソッド。
一音会も絶対音感が安定すれば調性に入っていくので、最終的なゴールは同じかも知れない。
テクニックと読譜はやはり意識して行う必要があります
そして、初めに書いた音楽の仕組み(理論)を知ること。
・・・これは作曲科出身の私には一番得意なこと
未来のピアニスト(趣味でもピアノが楽しめればピアニストです)を目指し、生徒さんたちに3つの柱をしっかり育んで行きたいと思います。
ただ、楽譜追って、必死で弾いて丸もらって終わりじゃ、つまらない
どんなに簡単な曲でも、出したい音で演奏する、心を表現するのが本当の音楽、喜びだと思います
そして基礎をしっかりしていけば、カッコいい曲も楽しく弾けるようになります