先程まで、BSプレミアムで映画「オペラ座の怪人」を見ていました。
画面はモノクロ。
廃墟となったオペラ座で、オークションにかけられた品々。
客席に落ちている巨大なシャンデリアも、遂に灯され、吊り上げられる。
シャンデリアが持ち上がると共に辺りは照らされ、きらびやかな色が、そして時代が蘇る。
とても引きつけらる、場面です。
オークションに参加してる老いた男性と女性は誰なのでしょう。
静かなオルゴールの音色。
これは、オリンピックシーズンの鈴木明子さんのプログラム冒頭に使われていました。
最後のポーズは、織田信成さんが真似して有名になりました。
急遽、代役となったクリスティーヌが歌う。
これは、昨季の村上佳菜子のSP。
「アハハハハハ・・・ハ、ハ、ハ、ハ、ハ、~ハ、ハ」と歌い上げるところが印象的です。
とても綺麗で、佳菜子さんの軽やかで可愛いいキャラクターにぴったりでした。
身寄りがなく、オペラ座に寄宿生として入ったクリスティーヌですが、こういう優待制度もあるのですね。
自身、見世物として虐待されていたファントムは、そんなクリスティーヌを愛おしく思って見守って来たのでしょう。
そんな、ファントムの一途な想いが辛く、哀しい・・・。
クリスティーヌも、父亡き後、常に耳にしていたものを断ち難い・・・。
その甘く、うっとりさせる歌声。
これは、昨季の羽生結弦がFSで、優しい表情で慈しむように滑る中間部です。
その後、突然、トリプルアクセルからの、すごい連続ジャンプしますがね・・・。
冒頭は、怖いお顔作ってます。
羽生君も無良崇人さんも、ここの静かな弦楽奏の集結部で最後のスピンをしていました。
去年から今年にかけ、フィギュアスケートで「オペラ座の怪人」を使ったプログラム。
鈴木明子、村上佳菜子、グレイシー・ゴールド、無良崇人、羽生結弦・・・・と本当に多かったですね。
高橋大輔も以前していました。
クリスティーヌがお墓に行き、父に会いたいと歌う場面。
なんだか、私も父を想って涙が滲んでしまいました(存命です!)。
冒頭のお年の召した男性は・・・ネタバレ注意
・・・・・
男性はクリスティーヌと結婚した夫、女性はバレエの先生です。
夫は、ファントムに立ち向かった恋人。
バレエの先生は、ファントムが子供の頃、見世物として囚われたのを助けてオペラ座の地下に匿ったのでした。
パリ・オペラ座には、昨年の2月の旅行で行きました。
直前の16時過ぎまで、オルセー美術館にいて、オペラ座が16:30までに入らないといけないの気づき、急遽タクシーを捕まえました。
運転手さんは「OK!」と飛ばしてくれ、間に合いました
帰りはメトロで。
モネの「睡蓮」で有名なオランジェリー美術館に向かう。
ここでも、道に迷って閉館間際に走って滑り込むことに・・・