長島音楽教室~守口メイプルパーク

守口メイプルパークのピアノ教室です。
リトミック・絶対音感指導も行っています。

いよいよ明日はコンペ!

2014-07-23 23:11:53 | ピアノ・ソルフェージュ

月曜日は祝日だったので、PTNAコンペティションに備えてNちゃんのレッスンの後、Mちゃんもお呼びして練習会となりました。

そして最終チェック。

前日である今日も、気になる所を何点か指摘し、メール送付しました。

 

Nちゃんがそれを受けて練習した動画を、お母様が送って来られました。

お家ではリラックスして、なかなかいい感じです。


実は・・・今年は、例年のようにどきどきしながらも、とても楽しみなのです。

Nちゃんも、Mちゃんも、集中力・理解力に優れた生徒さんです。

この練習期間にもぐんぐん伸びています。

レッスンでした事、お家で練習したことを、当日存分に発揮してほしいと思います


私も明日は長丁場・・・頑張ります


バイオリン型バッグ

2014-07-19 23:02:46 | ピアノ・ソルフェージュ

とあるお店で見つけたのですが、ずっと迷っていて、それがな、なんと半額セールをしていたので思い切って購入

本当はピアノ型のバッグにしたかったのですが、こちらの方が機能的で・・・。

私はよく楽譜やA4ファイルを持ち歩きます。

いつもは、手提げかばんに入れてたのですが、それだけで出掛けられるようなバッグが欲しいと思っていました。

 

お隣は、久し振りにケースから出したバイオリン君


ピアノの方が軽い

2014-07-18 23:13:12 | ピアノ・ソルフェージュ

Sちゃんのお家に、お母様の御実家にあったピアノが届きました。

家の電子ピアノでは、教室で習ったように弾けないと言っていたSちゃん。

よかったね!ピアノ来ておめでとう!

どう?と訊くと、「ピアノの方が軽い。」

 

本物(アコースティック)のピアノのハンマーは、指の触り具合で微妙に動かすことができます。

ハンマーはそれを反映させて弦を打ち、様々な音色を作ります。

ですから、身体・腕・手・指の使い方次第で、思い通りの音を出すことができるのです。

ピアノの方が軽い・・・というのは、軽い音を出したい時にちゃんと反映してくれるからかな。と思いました。

 

電子ピアノではボリュームボタン同様、鍵盤がスイッチとなって、押す強さで何段階かに音量が変わるという機能になっています。

そのため単に強弱でなく重い軽いを表す、特に裏拍を軽くするのは、電子ピアノでは難しい事なのです。


本物のピアノを手に入れたSちゃん、これから奥の深いピアノの世界へ入ることができますよ!

本当に面白いんだから


大阪音大に

2014-07-10 17:38:22 | ピアノ・ソルフェージュ

母校の大阪音楽大学に、ピアノ指導者コースというのができています。

普通ピアノ科は演奏家を育てるのが目的でありますが、実情はピアノ教師をされてる人がかなり多いと思われます。

指導をするためには、実際の演奏力だけでなく、音楽理論、ソルフェージュ、発達心理学など、幅広い知識・能力が必要です。

私は作曲科出身であり、また母校以外の大学でも教職を履修し小中学校で教師をしていたので、そういう分野を学ぶのに恵まれていたとも言えます。

大阪音大のピアノ指導者コース紹介のページですが、何故かここに私、写っています。


毎年、この時期になると入試要項が送られてきます。

それを見ていると、他にも色々なコースができていて、音大も変わったなぁと感慨深いものがあります。

変わらないのは作曲科の入試問題かな?

四声体を付けるバス課題、ソプラノ課題、それから5時間で与えられた動機から楽曲を作る試験がある。

昔は一回勝負だったけど、今は何回かチャンスがあります。

私の頃は、作曲科を受けると決めた時から、これらの勉強をみっちりしたものです。

もちろん、ピアノ・声楽・ソルフェージュも欠かさず。

高校時代も音楽いっぱいだったけど、なぜか生物部に所属し学校で動物を飼って顕微鏡覗いてました。


音大の学生数もかなり少なくなってると聞きます。

ピアノ指導者コース、期待できるでしょうか?!



youtubeアップできました。

2014-07-03 10:34:26 | ピアノ・ソルフェージュ

今回やっと、15分以上のファイルをアップできるようになりました!

今までの苦労はなんだったんだ~。

結合も、web上でできることがわかり、分けたファイルを再度結合。

 

本当は、zoomのソフトでもっとスピーディにできるのですが、ログインIDがgoogleに統合されてしまって、そのソフトではマイページにアップできないのです。

???

zoomにお訊きしたらいいのでしょうが、いつもなかなか繋がりません・・・。


ステップの方ですが、サウンドの調整(エフェクト)が上手く行ってないので、まだ少々かかります


クープラン「葦~クラブサン曲集3巻より」

2014-07-01 23:37:22 | ピアノ・ソルフェージュ

今日の勉強会で演奏したのは、この曲。

クープラン(1668~1733年)、バロック時代のフランスの作曲家です。

ルイ14世の時、ベルサイユ宮殿の音楽家に就任。

この曲は、ルイ14世が亡くなってルイ15世が幼くして即位し、周りの貴族らに翻弄されるのを憂い、風に揺らぐ川辺の葦に重ね合わせたのだ、という原田先生のお話でした。

 

2月の旅行では、RER(パリ高速鉄道)に乗り、ベルサイユ宮殿へも行きました。

クープランが、ここでクラブサンの演奏していたとは!

写真も撮っていますよ~。これは、その中のプチトリアノンだったと思いますが・・・。

マリーアントワネットや皇室の姫君は、ここでクープランに習っていたのかも知れませんね。

ルイ15世の王女らは、それに見合う相手がなかなか居ず、一生をここで過ごしました。

図書室には様々な専門書がぎっしりあり、いつも本を読んだり、音楽を演奏したりしていたそうです。

   

これは、マリーアントワネットと王女・王子の肖像画

娘との2人旅。

行きの列車では、ミュージシャンが。

マリー・アントワネットは、こんな広大な田舎を人工的に作らせていました。

一見、きらびやかな宮殿ですが、息が詰まる想いもあったのでしょう。

この田舎の風景もどこか寂しげです。

牛や馬、ガチョウなどがいて、少し癒されました。

 

さて、この「葦」ですが、このような雅な世界の音楽なのです。

私はここに行っておきながら、原田先生のお話をお聞きするまでそれを全く思い出しませんでした。

左手のずっと続く16音符は、音楽の背景です。

風景画を描くように、空気感を表わさねばなりません。

2音ずつよく響きを聴いて、ハーモニーを作って行きます。

それには、テクニックが必要で、「毎日の練習12か月」が予備練習にぴったり。

 

右手の装飾音符はパンセというそうですが、優雅で特に前打音が付くと、さらに美しい。

曲の末尾のカデンツも、響きをよく聴いてバランスを取ると、とても上品な余韻で終わります。

 

勉強会から帰って家で弾くと、昨日までの自分と全然違う、生まれ変わったような演奏となりました。

こんなに優雅で美しい雰囲気のある曲だったんですね・・・。

音の響きをよく聴くことは、本当に大切。

それをコントロールするためのテクニックも必要。

改めて実感しています。

毎月、こんな勉強ができて幸せ。

思い切って、ベルサイユ宮殿にも行ってよかった。