http://j-town.net/tokyo/column/allprefcolumn/224446.html?p=all
本を読むときに頭の中で『声』が聞こえる人と聞こえない人がいるそうです。
・・・一方で「聞こえない派」も少なくないようで、「文字を目で追うんじゃなく、1ページを見てるって感じ。」であったり、「文字を形としてみて読んでるから音は再生されないみたいなんですよね...」というようにより視覚的なイメージで読書を行っているらしい。
元記事によれば、これまでは誰もが自分の感覚(ここでは読書時の「自分の声」)が当たり前だと思いこんでいたため研究は進んでいないということだが、もう片方の感覚を味わってみたいものである。
さらに私は読書時に現実の周りの様子が見えなくなって、音も限りなく小さくなってしまうことがある。本の世界に入り込んだようになるのだ。皆さんはどうだろうか?(ライター:ファエマ)・・・
こんな記事を見つけました。
私自身は聞こえる派だと思います。
文を書くときも、音声で考えると筆(キー?)が進みやすいです。
もちろん、楽譜を読むのも同様です。
楽譜を見ると、音楽が聞こえてきます。
上の引用では略しましたが、「聞こえない方が速読できる」というのも納得。
ざっと楽曲の構成を見るような時は、音声を浮かべてない方が効率がいいです。
でも、ざっと見ても次の瞬間、音が出てくるような感覚があります。
自分の感覚が当たり前だと思い込んでいた・・・
というのも共通しています。
私も音大を出たばかりの頃は、当たり前だと思っていました。
ところが中学や小学校の講師になって、普通は聞こえてこないというそっちが当たり前の事実に愕然としました。
私の授業で、当たり前と思ってしてることを、生徒が驚くのです。
そして「分からない」と言うのです。
そして、考え方を、指導の仕方を根本から変えないといけなかったのです。
しかし、読書なら聞こえなくてもいいかもしれませんが、音楽はやはり「音」で表すものですから、聞こえるようにして行きたいものです。
その世界に導くのが、私たちの使命だと思われます。
うちのピアノの生徒たちは、レッスンを重ねるにつれ、限りなくこちらの世界に来てくれてるように思いますが、いかがでしょうか?
最後にある、「本の世界に入り込む」・・・
音楽の世界に入り込んだら、何時間でもあっという間の私です