ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

ウェリントン9回目行:ラムトンキー界隈

2025年03月11日 | 北島:ウェリントン

2023年10月ウェリントン2日目

この日は小雨模様でした。


朝はミラマーまでバスで行き
2011年から通っているカフェ

ラーダー


今はランチまでの営業ながら
店を知った頃は夜も営業する
本格的なレストランでした。



シェフも店も自分も年を取る



従業員はいてもオーナー自ら
が陣頭指揮を執る店には必ず
旬があり、その時期に出会え
ればそれは幸いなことです。


ここ2回ほど週末のラーダー
には驚くほど若いスタッフが
いて、外食産業を目指す若い
人たちの職業訓練の場になっ
ているのかと思っていたら、



オーナー夫妻は2021年から、
ビクトリア山の麓でマートル
というベーカリーも経営して
いて、そこへの従業員育成も
兼ねていたのかもしれない。


マートルは2024年の最優秀ベ
ーカリーに選ばれた1週間後
のクリスマス直前に閉店発表


店舗がアパートメントに再開
発されることが決定したため
で、旬が突然終わることも
オーナーの無念いかばかりか


この日は総選挙の日でした。

繁華街にも投票場


コロナ渦以来の習慣かソーシ
ャルディスタンスで順番を待
つ律儀なウェリントニアン

公務員の街。ときどきの政権
は彼らにとって重要なはず。


『男と犬』の銅像。男はジョ
ン・プリマ―(1812-1905)

誰もが立ち止まって笑顔にな
りそうな光景。1996年建立


プリマ―は『ウェリントンの
父』と呼ばれ、19世紀にイギ
リスから渡って来た後に大工
から初の市議会議員へと身を
起し街の発展を牽引した人。


銅像の後ろの急勾配のプリマ
―ステップス(プリマ―階段)
の上に住み、いつも愛犬フリ
ッツを伴っていたんだとか。


階段の上にはプリマ―が19世
紀半ば、庭に植えた樫の木が
今でも残っているそうです。


現在ラムトンキーと呼ばれる
この道はかつて海岸通りとし
て知られ、1850、70年代に
埋め立てが進められたそう。

かつて右側は海だった


ということは左側の建物の方
が古いものが多いのだろうか

プリマ―はウェリントンの港
湾整備の一環として埋め立て
にも積極的だったそうです。


1934年の建物でもこの古色



小さな首都は歴史の積み重ね
の上に立っているのを感じる



コーヒーブレイクに来たのは

オールドバンクアーケード


1901年にNZ銀行(BNZ)の本
店として開業し1984年まで営
業していましたが、1975年に
歴史的建造物として市が購入


1994年にオーストラリア企業
(名前からしてマレーシア系?)
に払い下げられ、大改装後に
ショッピングアーケード誕生



人気のブランドが多く週末だ
ったせいか賑わっています。



そこのスミス・ザ・グローサー
前々から気になっていた店

グローサー(食料雑貨店)は物
販主体の店が多く、片手間に
カフェも営業している感じで
すが、ここは普通のカフェ☕


たまに来ると面白い首都(笑)



歩き周るにはもってこいのサ
イズ。天気が良ければですが

荒れたら『風の街』に変身


コメント
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