ここでは2023年ですが、世は
2025年になりました。今年も
よろしくお願いいたします。
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2023年5月のタイも6日目に
観光なしだと旅行記も速い
シンガポールで出会う以前の
夫は駐在員としてバンコクに
住んでいました。なので思い
入れがあり今回も旅行前から
「王宮だけは行っときたい」
と言っていたのでこの日決行
広々した冷房が効いた大理石
の休憩場ができていて中国や
台湾の団体客が大勢います。
何度も来ている王宮
最後は家族と来た20年前
何かの記念式典のようながら
よ、読めない(笑)
暑さを心配して水は大量に持
ち、曇っているのか大気汚染
なのか日光が遮られ、これな
ら日光皮膚炎も大丈夫かな
みんな暑くて、ちょっとした
木陰でもこのとおりでした
王宮参観は脚を覆うというル
ールがあるので、私も彼女た
ち同様サルーンを巻いて参観
これがまた暑かった~💦
インドの叙事詩「ラーマーヤ
ナ」を絢爛豪華な壁画にして
人民の教育の場でもあった
元がインドなのでバリ・ヒン
ドゥーを彷彿とさせ親近感も
この話に猿は欠かせない🐒
ストーリーに詳しければ、ど
れも有名な場面なのでしょう
最近修復が’終わったようで金
がことのほか鮮やかでした。
宮大工や宮絵師の腕を維持す
るためにも修復は必要なはず
その中にときどき混じる庶民
の姿に惹かれてしまいます。
壁画は回廊の中に描かれてい
て深い庇があるため日が遮ら
れるのですが、実はすごい人
特にガイド付きの団体客多数
説明を読んだり、ガイドの中
国語の説明を小耳に挟んだり
しながら見て歩きましたが、
けっきょく何も覚えてない
王子が奪われた妃を大軍団を
引き連れて奪い返しに行くと
いう、権力と美女と大戦闘が
繰り広げる古の一大エンタメ
煌びやかな非日常に憧れがな
いせいか、視線はついこっち
釣れてるし(笑)
ここからは外に出ました。
暑い💦
金色の照り返しもある?
王宮はいつもどこか修復中の
ような気がします。これだけ
の建物と装飾ですからねぇ。
それにしても暑い。軽い熱中
症を起こしているかもと思い
常に視界に夫がいる位置に。
元々暑さに弱く、冬のNZから
来て毛穴が開いていないのか
熱が身体から上手く出ない
なんとなく写真だけ残して。
視界が絶え間なく続く曼陀羅
のように細かい色で埋め尽く
され美しさの中に緊張があり
色彩のないものに安らぎを、
白さに高貴さを感じました。
ここまで埋め尽くすと不備が
許されず、緊張が漂います。
それが権力の象徴でもある
あまりの暑さと苦しさに(笑)
「ここに来るのは生涯最後」
と自分に言い聞かせてなんと
か最後まで歩き通しました。
最後は衛兵の後をついて外へ