ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

ブルーマウンテンズ・シドニー2回目行:三姉妹岩スリーシスターズ

2025年01月19日 | オーストラリア:ブルーマウンテンズ

2023年6月のブルーマウンテ
ンズ2日目。朝食の後はすぐ


ブルーマウンテンズ国立公園
ユネスコの世界自然遺産登録



ユーカリの樹海で埋め尽くさ
れた谷は、ジャミソンバレー



正面は標高863mのジブラル
タル山。つながって見える右
端の山は6km先ソリタリー山

この位置からだとソリタリー
(孤独)には見えず連山のよう


オーストラリアによくあるテ
ーブルランド(卓状地)。食卓
のように平らな大地。それが
悠久の浸食で削られた地形。

大地は4億7,000万年前に形
成されたというから、桁違い


眼下は緑の絨毯のようですが
1本1本は相当な高さのはず。



ブルーマウンテンズは一帯の
山域の総称で、無数のユーカ
リが大気中に放出する油滴が
埃や水滴と交じり合って細か
い粒子となり、それに光が当
たることでレイリー散乱とい
う青く見える散乱を起すため
全体が青く見えるのだとか。


写真がヘタすぎてこれで青い
のかどうか?青山なんて言葉
もあるように山は青いもの

そもそも空も青いものだし


AI先生によると、光が小さい
粒子に当たって散乱すると青
く見え(レイリー散乱)、空が
青く見える原因なんだそう。


しかし、大きい粒子に当たる
と白く見え(ミー散乱)、雲が
白く見える原因になるそう。


ということでブルーマウンテ
ンズのブルーを見て来た
理解しています。とにかく視
界全体がぼんやり青いです。

うん?中央に人工物がある


ルーインドキャッスル(荒城)
と名付けられた大きな岩の塊

太古の山の尾根が浸食されて
残った最後の部分だそうで、
なんと粋な名なんでしょう。


ここはエコーポイントという
場所の突端にあるエリザベス
女王見晴台。1954年の訪豪の
際ここから観光されたそう。



右手には木々の中に隠れるよ
うに建つシーニックワールド



左手にはスリーシスターズ

その昔、メイニー、ウィムラ
ー、ガナドゥという美しい3
姉妹がいて、違う種族の3兄
弟に恋をします。しかし、そ
れは許されぬ異種族間の恋。


3兄弟は3姉妹を力づくで連れ
出そうと種族間の争いに発展
してしまいます。長老は3姉
妹を守るため岩に変え、平和
が戻ったときに元に戻そうと
しますが、その前に長老が殺
され、姉妹は岩の姿のままに

というアボリジナルの哀しい
伝説に由来している岩です。


ひっそり立つ姿がいじましい



最初の岩まで橋がかかってる

と気が付き行ってみました。


クネクネとした遊歩道は年月
と人気を物語るかのように擦
り減っていて、それに合わせ
て手すりが設けてあります。




ここはジャイアントステアウ
ェイ(巨大階段)という千段か
らなる、ジャミソンバレーま
で下りられる急な階段の一部



上がって来たインド系中年夫
妻はご主人が涼しい顔。奥さ
んは上気した顔で真っ赤っか
「こんなにキツかったとは💦」


少し降りてみましたが、時間
が読めないのでまたの機会に

階段の擦り減り方がスゴい


ステアウェイの先にあるのが



ハネムーン橋と名付けられた

先ほど望遠で見た橋。通行止
めになっていたのは正解かと


岩を削って名前を書いたり、
史跡への損壊が痛々しいほど

クライミングやアブセイリン
グも禁止で違反者は罰金$200


守るべきものは守らないと

スリーシスターズとジブラルタル山



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