ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

パース行:ギルフォードと流刑囚

2021年10月26日 | オーストラリア:パース

2019年8月のパース5日目は
パース近郊のギルフォード
再び流刑囚の刑務所見学


フリーマントル刑務所

(※1851年に囚人により建設
開始、1855年より収監開始)

ラウンドハウス(右下)

(※1831年完成の初の刑務所)


と、フリーマントルでも流刑
囚用と地元民用の刑務所を見
学してきたばかりでした💦


ギルフォードでは1852年に木
造の50人分の流刑囚収容所が
完成し、1856年にはレンガ造
りの200人分に再建され、囚人
専門病院、刑務官宿舎、事務
所、店舗も建設され、"流刑囚
需要”の高さがうかがえます。

(※1871年の収容所等の施設)


しかし、1850年から制度が廃
止される1868年までの18年間
に1万人近い流刑囚がスワンリ
バー植民地に送り込まれたこ
とを考えると、ギルフォード
の200人規模は町の経済規模
の反映といえ、タダ同然の労
働力をもってしても発展の余
地は限られていたようです。


収容所は1878年に閉鎖され、
単線だった鉄道の複線化で、
1897年に取り壊されました。



線路は今でもこのとおり。

役目を終えた収容所は姿を消
し、刑期を終えた流刑囚の多
くは労働者として雇われたり
事業を起こしたりして、町の
発展に貢献していったそう。


という訳で、流刑囚の刑務所
見学は幻に終わりました。濃
紫部分が主な流刑囚施設跡。



しかし、ギルフォード刑務所
OPEN

とあり、まだ刑務所がある
入場料は大人$5、子ども$3


こんな刑務官も立ってるし💦




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