2022年2月の2世代旅行2日目
とは言え朝ご飯から別行動で
親はツリーウォークに来て
空中回廊の空中散歩に出ます。
人1人がやっと通れる吊り橋
樹に負荷をかけないよう、吊
り橋はすべて幹にロープで吊
るす設計になっていました
ドイツからクライミングの専
門家を呼んで、地元建設会社
との共同で建設されたそう。
工期はなんとたったの6週間
使われている直径13ミリのワ
イヤーロープは12トンまでの
重さに耐えられるそうです。
樹の成長に合わせ吊り紐を緩
めていくそうで負担は最小限
移植されたカリフォルニアの
コーストレッドウッドはここ
の高温多湿☔が合ったよう。
緯度と海洋性の気候が同じ
ロトルアのレッドウッドは19
01年の植林からせいぜい1世
紀超ですが、カリフォルニア
レッドウッドのように樹齢2,
000年に達したらいいなぁ🙏
空中回廊なのでそれなりに揺
れます。高所恐怖症の夫は
私は平気
高さもあって、上から目線
主要な樹の周りにはプラット
ホームがあり一周できます。
プラットホームももちろん吊
り下げられていて幹に非接触
樹が育つのを見越した設計
所々にある巨大なアート
夜はライトアップされます。
ヘイスティングのアーティス
ト、デビッド・トルゥブリッ
ジの環境に配慮された作品群
自然の一部のような馴染み方
これがツリーウォーク中最も
高い木だそうで、幹も太い
大黒柱のように空中回廊を支
えているように見えました。
歩くところは基本木製ですが
最後の方は金属製になって下
が、もっとよく見える工夫
アルミ製アートも緑に合う
最後の方にあったこの掲示に
はビックリ レッドウッズ
(36㌶)で年間770トンの二酸化
炭素を吸収しており、それは
ロンドンへの120便分
自動車167台分排気量
27人の年間食料分
1人の食事が🚙6台分
さすがにこれには驚いてちょ
っと調べてみたら、計算方法
がいろいろあるので、どれを
採用するかにもよりますが、
イギリスで1人当たり2.2トン
レッドウッズなら350人分
それでも十分多く、36ヘクタ
ールを350人で単純に割った
ら、1人1000平方m、つまり
32m四方の森を有してやっと
(※自宅の敷地よりも広いし)
カーボンニュートラル
さらにクルマにも乗れば、モ
ノも買い、ゴミも出し、1人
当たりの年間二酸化炭素排出
量はNZで7.14トンとイギリス
の5.55トンより多いんです
(※産業構造の違いにもあり)
隣国オーストラリアは17トン
ン、アメリカ(16トン)やカナ
ダ(19トン)と並ぶ排出大国
たっぷりマイナスイオンに
浸ってきても、思いは複雑
NZならではですね。
その高さで長い間寝泊まりすると、世界観が変わるそうですよ。
CO2固定といい、マイナスイオン効果といい、森林の力は偉大ですね。
ちょっと判る気もします。
マイナスイオンのせいなのか、気温さえ変わる気がします。2階屋、3階屋とは大違いの高低差???
森林の力のなせる業なんでしょうか。