ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

アデレード行:南オーストラリア博物館

2019年12月15日 | オーストラリア:アデレード
2018年5月の初アデレード


2日目も朝から歩き回って
やってきたのはノーステラス
南オーストラリア博物館



併設されているカフェで一休み

未就学の小さい子どもを連れた
親子や祖父母らしい人たちが
何組もいて、その年齢から博物館
に親しめる環境が素晴らしい


NZもそうですが入場料は寄付のみで
親子で何度も来やすい事も大事

入口奥のステンドグラス


でも周囲にはアボリジナルアートが



たくさん展示されていて

なんともオーストラリア


元祖顔認証

彫りの深い顔に似合う~


オーストラリア先住民である
アボリジナルは約5万年前に
東南アジアから移り住んだ
人々と考えられています。



矢じりの数々

魚、動物、鳥と、生きていくための
獲物をしとめるため、また装飾用など
さまざまな目的で作られたよう。


男たちが狩りに出ている間、
女たちはシャベルや容器を
持って食べ物を探しに行き

男たちが手ぶらで帰っても
必ず食べる物があるように
周到に用意していたそうです。


ブッシュ玉ねぎ

ものすごく小さいですが、
ちゃんと玉ねぎの形


トリュフ

植物や果物、貝を採集して
くるのは女の仕事でした。


狩りは男の仕事

猟犬化したディンゴを連れ
オオトカゲを仕留める図


狩り使われたブーメラン

いろいろな用途があったよう
ですが、おもちゃや運動の
ためじゃないんですよね(笑)


河川が多く海もあって水資源
が豊かな南オーストラリア。
さまざまな方法で魚介類を
捕まえて食糧にしていたよう。

漁の絵が生き生きしています。


網もだけど、ここでも
ブーメラン



アースカラーの柔らかさと
白い直線のシャープさが
ほどほどに交じる美しさ

素朴でも洗練されています。


装飾用の盾

軟材なので実用的ではなくても
彫ったり削ったりが楽そう。


植物、動物の毛や人毛も使われた
紐というものもアボリジナルの
生活に重要な役割を果たしたそう。

網でも繊維でもロープでも
紐といえば紐ですからね


あやとりの橋

これだけで彼らがぐっと
身近な存在に感じられました。


5万年以上前に別れたとはいえ



元はアジア人だった彼ら。



素晴らしいアーティストでもあり



ますます興味が湧いてきました。




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2 コメント

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アボリジニナル (遅生)
2019-12-18 07:01:16
私がアデレードへ行った目的の半分は、この博物館です。アボリジナル関係の展示が充実していますね。独特の生活文化には不思議なものを感じます。
シドニーのオーストラリア博物館も同じように良かったです。
返信する
Unknown (>遅生さん みこと)
2019-12-18 13:06:27
さすがよくご存知ですね。
私たちは単なる飛び込みでしたが、すばらしい場所でした。不思議と仰る意味が、不思議とよくわかります。私もそう思いました。

オーストラリア博物館は前回、時間的にムリだったので断念し、シドニー博物館に行きましたが、あそこは正直飛ばしてもよかったかも、です(笑)

ぜひ次回時間をしっかり作ってオーストラリア博物館に臨みたいと思います。
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