ぬる鑑

                     ぢゃ、ぬる鑑で。

ホドホドに

2009-10-16 05:51:10 | 不動産鑑定
本日の天気は

過信禁物とはよくいいますけど、特にわれわれ専門家は「あの人は評価の専門家なので、間違いないでしょう。」と一般人からは当たり前に思われており、自分たちもその気になって調子こいてやってる部分が少なからずともゼロではないため、ついついやってはならならいミスを犯してしまいそうになることが、ほんと、ごく稀にございます。

実は、その境目ってのも極めてギリギリのラインで、ちょっと勘違いしただけで奈落の底というのも現実的に起こり得ます。

自分に対する評価は、常に結果とその過程がすべて(って、なんだかゲームに負けたときの日本代表選手コメントみたい)ですから、自己評価の危険性ってんですかね、「オレってスゲぇ」と思った時点で、ま、アウトです。

いくら大規模なプロジェクトにかかわっても、死ぬほど難しく労苦を要する案件を数多くこなしてきたとしても、たった1回のミスですべてを失う。

専門職業家が直面するのはそんな類のお仕事です。

ところで、聞くところによると、いわゆる自信過剰や誇大妄想は、病気の一種とも捉えられているようです。

たとえば、やたらアタマん中にアイディアが湧いて出てきて気分は高揚するものの、まとまりがつかない(躁うつ病のそう状態)とか、ドーパミンの機能異常とかが疑われ、ひどい場合には薬を投与して治療するケースもあるそうです。

そこまでイっちゃうくらいオーヴァーに考えることはないと思いますが、正常な状態で仕事に当たるためには、最低限、ナルな自分を抑えきる術を会得しておかねばならぬと感じます。

このブログでは何度も今までも書いてきていることですけれど、向き・不向きを把握するには、まずは己の真の客観的分析と、それを真摯に受け入れる勇気や余裕を持つことが大前提で、それが難しいのであれば、資格商売という生き方自体に向かないのかもしれませんね。

自分を誉めるのもホドホドにせんとあきまへん。

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