ぬる鑑

                     ぢゃ、ぬる鑑で。

個のチカラ

2009-10-26 05:19:42 | 不動産鑑定
本日の天気は

一昨日には日本シリーズも順当なカードとなることが決定しまして、さぞや我がオヤジも草葉の蔭でホっとしてんじゃなかろうかと思います(ちなみにオヤジは日ハムの熱狂的なファンでした)。

でもって今日はのりピーdayですか。。

先週金曜にとある用で東京地裁にいたんですが、いやー、お塩先生の車の外から強引にシャッター押しまくるカメラマンのパワーというか交通ルールの無視の仕方というか、びっくりどっきりでした

今日はもっとすげぇことになんだろうなー。

とまぁ、それはさておき。

商売というモンは、あらゆる手段を尽くしてやらんと話しになりません。

「そんなことは百も承知だ」と言っていても、本当の意味で有言実行できている小売業者ってのは、実はそんなに世の中多くないってのが、ま、よくある話でしてね。

私鉄沿線の駅前商店街・低層階テナントさんがなっかなか決まらん、もしくは、決まったと思ったら何ヶ月かで出てっちゃって、その後もずーっと決まらないなんてのを見かけると、テナント側がリスクを背負うことにやたら過剰になってるか、若しくは、具体的、且つ、ベターな販売手段を構築できていないか、どっちかなのかなーとね、思ったりいたします。

先日も某TV番組で、ドン○ホーテさんの商品陳列に関するノウハウがチラっと紹介されておりましたが、要は在庫処分の効率化、すなわち、リスク分散を、かつてのダ○エーのように単に床を面的に広げってって売れ筋のみで損失カヴァーってやり方ではなく、管理を徹底的にできる一つのハコの中だけで完結させるという方法を採ってるそうです。

例の「ジャングルだぁ~」の方法で展示すると、買う側は心理的な抵抗が緩和され、売れ筋のついでに死に筋も買おっかなーと思っちゃう。

実際、わたくしめなんぞも環七や環八沿いのドン○ーで、いくつ要らんモン買ったことか

「量販店と駅前商店は違う」とおっしゃる方々も一方でお見かけいたしますけど、商売の基本はなんだかんだいっても原則的には同じで、売れ筋はだまってても売れちゃうんですから、いかにその店としての魅力を出して、そしてリスクをとってくのかってことに尽きるんだろうと感じます。

われわれ業種もSCの評価に携わることがございますが、全体としての魅力も然ることながら、個々の業態や中身ってのは大変重要な項目でして、そこに目をそらさずにシッカリ向けた立案・企画に立ち会った際には、こちら側も感心いたしますし、より具体化された中期的シュミレート案に基づいた分析結果を示すことが可能となります。

反対に、格好だけはそれっぽくなってても、行き当たりばったりの寄せ集めで成り立ってしまったところについては、初期のわれわれのシュミレート段階からアタマを悩ますケースが少なくないです(つーか、そーゆーときは結果的にみても殆どウマクいかないです)。

どれだけの努力をすれば生き残れるのか、なーんて基準はございませんし、仮に今現在あったとしても、明日にはその基準がもっと高いレベルに引き上げられているってなスピード感あふれるこのご時世です。

「個のチカラ」をもっとグっと社会的に高めなければ、本当の意味での内需拡大は夢のまた夢ではないのかなぁと思います。

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コメント
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