The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

グラナダ版「青い紅玉」: (3)

2015-09-30 |  ∟グラナダ版SH
― グラナダ版「青い紅玉」: The Blue Carbuncle (3) ―

1984年制作

続きです。




ホームズとワトソンがまんまとガチョウの仕入先を入手して仲買人の店を立ち去ろうとし
た時 1人の男が同じ場所を訪れ 「私のガチョウが紛れ込んでいた」とガチョウを探し
にやってきました。





それを見たホームズは 「手間が省けた」と男の跡をつけ 逃げる男を捕まえると221B
に連れ戻り事情を聴くことになりました。





ホームズは男がコスモポリタンホテルの事務長であるジェームズ・ライダーだと見抜き
「頭が灰色の特定のガチョウを探しているんだな?」と問い詰めました。


↑ 221Bのお部屋もクリスマスヴァージョンになっています。

JR : どこにありますか?
SH :  ここに来たがもういない。 死んでから卵を産んだ。 それも世にも美しく
    光輝く小さな青い卵だ。
    ここにある。
と言い、ランプから宝石を取り出しました。


(ホームズが自分の博物館に保管すると言っていたのは ココだったんですか)。



「もう幕引きだ ライダー」と言われ気絶しそうになるライダー。
彼によれば、小間使いにそそのかされ(そう言えば最初のシーンで2人がイチャイチャし
てましたっけ)宝石を盗み、ホーナーの前科を知り2人で共謀罠に掛けたのだと言います。



宝石を盗んだ後、自分の部屋も捜査されるだろうと予測したライダーは 考えをまと
める為宝石を手に外出し姉の家を尋ねたのだと言います。
この姉がガチョウを仲買人に卸したオークショット夫人なのです。

卸す為の沢山のガチョウが居る場所で一服しようとしたライダーは 姉が自分にも一羽
分けてくれ筈だと思い その中の肥えて頭が灰色のガチョウを選び宝石を飲み込ませ隠
したのでした。



その後、姉からガチョウを貰い受け家に戻り腹を裂いたが宝石が見つからない。
鳥を間違えたのだと気付き慌てて姉の家に戻るも全てのガチョウは既に仲買人に売った
後でした。
実は頭が灰色のガチョウは2羽居たのです。
慌てて仲買人の所に行った時には既に他に売られてしまい 売り先は教えて貰えなかった
とライダー。
そんな時にホームズたちに見つかってしまったのですね。



クドクド泣き言を言いながら許しを乞うライダーの話をホームズは険しい顔で聞いて
います。
「どうかお許しを!」に珍しく声を荒らげて「何も言わず出ていけ!」と厳しい表情で
言うホームズ。





中途半端な所ですが 予想外にジェレミー・ホームズの画像が多くなってしまい(汗)
長くなりそうなので 残りと最後の感想等次の回に回します。



・・・・・to be continued



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