とてつもない暑い日が続くなか、あまり脳みそを酷使する作品は読み続ける自信がないので、
今回は”柔らかめ”の作品ばかりになりました。
※ 『幸運には逆らうな』ジャナ・デリオン
創元推理文庫 2023年8月31日発売予定
以前翻訳待ち作品としてコチラでご紹介した作品です。
”ワニ町”シリーズも第6弾になりました。
(原作は現時点で25作品出版されています。 凄い勢いですね)
独立記念日を迎え、祝賀ムードのシンフルの湿地で爆発事故が発生。現場は密造酒の製造所
だと思われていた建物だが、事故がきっかけで作られていたのは覚醒剤だったことが発覚す
る。爆発の巻き添えで友人が負傷してしまい怒りに燃えるアイダ・ベルとガーティに引きず
られ、フォーチュンはクスリをばらまく悪党探しに協力することに……。CIAスパイ&おばあ
ちゃんズの活躍はますますスケールアップ、好評〈ワニ町〉シリーズ第六弾!
すっかりワニ町に溶け込んだフォーチュンと ”昔取った杵柄”で頑張るおばあちゃんズから元
気を貰いましょう。
※ 『幻の屋敷 (キャンピオン氏の事件簿2) 』マージョリー・アリンガム
創元推理文庫 2016年8月20日
キャンピオンシリーズは本当に大昔に読んだ(と思う)のですが、全く記憶に無く、又丁度
来月新しい作品が発売予定との事で(これは追って又ご紹介します)、この際だから・・・
とあらためてキャンピオンシリーズを読み始めました。
先ず、読んだのが
『窓辺の老人(キャンピオン氏の事件簿1』2014年10月12日
クリスティ、セイヤーズらと並び、四大女流ミステリ作家のひとりに数えられるアリンガム。
その名探偵アルバート・キャンピオンの魅力を存分に味わえる日本オリジナル短編集。
↑
この作品に関しては機会があればご紹介しようと思います。
で、今回はその”2”です。
ロンドンの社交クラブで起きた絞殺事件。証言からは、犯人は“見えないドア"を使って現場に出
入りしたとしか思えないのだが……。
名作「見えないドア」を始めとして、留守宅にあらわれた謎の手紙が巻き起こす大騒動を描く表
題作や、警察署を訪れた礼儀正しく理性的に見える老人が突拍子もない証言をはじめる「奇人横
丁の怪事件」など、本邦初訳作を含む日本オリジナル短編集。
短編集なので、あまり気合を入れずに楽しめます。
”古き良き英国ミステリ” ですね。
※ 『嘘の木』フランシス・ハーディング
創元推理文庫 2014年10月12日
この作品は、何時ものミステリとはチョット違う作品なのですが、作者であるフランシス・ハーディ
ングの新作が来月発売予定になっているので(これも追ってご紹介します)、先ずこの作品から・・
・・と手に取りました。
児童文学の枠に収まりきらない傑作であって、
個人的には今年のベスト1だった。
終盤の母娘の会話に、私は涙してしまいました。
宮部みゆき(2017年11月26日読売新聞書評欄より)
bookaholic認定 2017年度
翻訳ミステリーベスト10 第1位
世紀の大発見、翼のある人類の化石が捏造だとの噂が流れ、発見者であるサンダリー博士一家は世間の
目を逃れるように島へ移住する。そんななか博士が謎の死を遂げ、父の死因に疑問を抱いた娘のフェイ
スは事件を密かに調べ始める。父が遺した奇妙な手記、嘘を養分に育ち真実を見せる実をつけるという
奇怪な木……。19世紀イギリスを舞台に時代の枷に反発し真実を追い求める少女を描いた、コスタ賞大
賞・児童書部門ダブル受賞の傑作。
↑
とあります。
普段はあまり読まないジャンルの作品ですが、たまにはゆったりと読んでみたいと感じる作品です。
(source : 創元社 & etc.)
今回は”柔らかめ”の作品ばかりになりました。
※ 『幸運には逆らうな』ジャナ・デリオン
創元推理文庫 2023年8月31日発売予定
以前翻訳待ち作品としてコチラでご紹介した作品です。
”ワニ町”シリーズも第6弾になりました。
(原作は現時点で25作品出版されています。 凄い勢いですね)
独立記念日を迎え、祝賀ムードのシンフルの湿地で爆発事故が発生。現場は密造酒の製造所
だと思われていた建物だが、事故がきっかけで作られていたのは覚醒剤だったことが発覚す
る。爆発の巻き添えで友人が負傷してしまい怒りに燃えるアイダ・ベルとガーティに引きず
られ、フォーチュンはクスリをばらまく悪党探しに協力することに……。CIAスパイ&おばあ
ちゃんズの活躍はますますスケールアップ、好評〈ワニ町〉シリーズ第六弾!
すっかりワニ町に溶け込んだフォーチュンと ”昔取った杵柄”で頑張るおばあちゃんズから元
気を貰いましょう。
※ 『幻の屋敷 (キャンピオン氏の事件簿2) 』マージョリー・アリンガム
創元推理文庫 2016年8月20日
キャンピオンシリーズは本当に大昔に読んだ(と思う)のですが、全く記憶に無く、又丁度
来月新しい作品が発売予定との事で(これは追って又ご紹介します)、この際だから・・・
とあらためてキャンピオンシリーズを読み始めました。
先ず、読んだのが
『窓辺の老人(キャンピオン氏の事件簿1』2014年10月12日
クリスティ、セイヤーズらと並び、四大女流ミステリ作家のひとりに数えられるアリンガム。
その名探偵アルバート・キャンピオンの魅力を存分に味わえる日本オリジナル短編集。
↑
この作品に関しては機会があればご紹介しようと思います。
で、今回はその”2”です。
ロンドンの社交クラブで起きた絞殺事件。証言からは、犯人は“見えないドア"を使って現場に出
入りしたとしか思えないのだが……。
名作「見えないドア」を始めとして、留守宅にあらわれた謎の手紙が巻き起こす大騒動を描く表
題作や、警察署を訪れた礼儀正しく理性的に見える老人が突拍子もない証言をはじめる「奇人横
丁の怪事件」など、本邦初訳作を含む日本オリジナル短編集。
短編集なので、あまり気合を入れずに楽しめます。
”古き良き英国ミステリ” ですね。
※ 『嘘の木』フランシス・ハーディング
創元推理文庫 2014年10月12日
この作品は、何時ものミステリとはチョット違う作品なのですが、作者であるフランシス・ハーディ
ングの新作が来月発売予定になっているので(これも追ってご紹介します)、先ずこの作品から・・
・・と手に取りました。
児童文学の枠に収まりきらない傑作であって、
個人的には今年のベスト1だった。
終盤の母娘の会話に、私は涙してしまいました。
宮部みゆき(2017年11月26日読売新聞書評欄より)
bookaholic認定 2017年度
翻訳ミステリーベスト10 第1位
世紀の大発見、翼のある人類の化石が捏造だとの噂が流れ、発見者であるサンダリー博士一家は世間の
目を逃れるように島へ移住する。そんななか博士が謎の死を遂げ、父の死因に疑問を抱いた娘のフェイ
スは事件を密かに調べ始める。父が遺した奇妙な手記、嘘を養分に育ち真実を見せる実をつけるという
奇怪な木……。19世紀イギリスを舞台に時代の枷に反発し真実を追い求める少女を描いた、コスタ賞大
賞・児童書部門ダブル受賞の傑作。
↑
とあります。
普段はあまり読まないジャンルの作品ですが、たまにはゆったりと読んでみたいと感じる作品です。
(source : 創元社 & etc.)