この数年英国のBrexit問題には少なからぬ関心を持って情報を見ていたのですが、先日気に
なる記事を見つけました。
ボリス・ジョンソン首相の上級顧問であるドミニク・カミングス氏の「変人」募集にゲラー氏
が応じたものです。
カミングス氏によれば、英政府は「さまざまな技能や経歴を持った、普通でない人」を雇いたいと
の考えで、ソフトウェア開発者や経済、政策、広報の専門家、プロジェクトマネジャー等に加え、
「変わった技能を持った奇人、変人」を挙げているとか。
ユリ・ゲラーと言えば、かつてスプーン曲げ等の超能力でマスコミを賑わしましたねぇ。
若い方はご存知ないかと思いますが、子供から大人まで一度はスプーン曲げに挑戦したのでは
ないでしょうか。
そんなゲラー氏の名前を久々に見たのは、昨年でしたか当時のメイ首相に公開書簡を投稿し
「テレパシーを使って英国のEU離脱を食い止める」と宣言したと英メディアが報じた時でした。
(The Guardian,共同その他)
思わず目を疑い、笑ってしまったもんです(失礼)
とは言え、イスラエル生まれで英国市民権も持つゲラー氏ですが、この時は愛する英国の今後を
真面目に危惧する気持ちが表れていたのかも知れません。
そして、今回又・・・ですね。
AFPによれば、ゲラー氏は、Brexit後の英国が数年にわたって直面するであろうEUとの難し
い交渉でも自分の才能を役立てるだろうと提案しているとか。
もはやEU離脱を食い止めるのは無理だと感じて方向転換をしたのか?
さて、ジョンソン首相、カミングス氏はどの様な対応をするのか・・・。
そのカミングス氏ですが、
2019年放送の TV映画『ブレグジット EU離脱』”Brexit : The Uncivil War” でその活動が
描かれていました。
これは、2016年イギリスEU離脱(Brexit)の是非を問う国民投票の背後で「離脱派」の投票キャン
ペ―ンを指揮していた選挙参謀であったドミニク・カミングスがどの様に国民投票を攻略したの
かを描いています。 (現在は先に書きました様にジョンソン首相の上級顧問に就任しています)
監督はトビー・ヘインズ
ドミニク・カミングスにベネディクト・カンバーバッチ
その他 ロニー・キニア、ジョン・へファーナン、そしてボリス・ジョンソンにはリチャード・グールディ
ング等
何と言っても、最初にこのドラマの情報を見た時に泣きましたね。ベネディクトのあの”頭”ですもん。
勿論ドラマは昨年観ました。
色々感慨はありましたが、
でもまぁ、ドミニク・カミングスという名前、存在も始めて知りましたし、なかなか理解出来なかった
国民投票までの経緯が少しは理解出来ました。
引き続き気になる英国の今後です。
ブログ拝見しました。 ポルトガルで越冬素敵です!
春には英国に戻られるとの事。 色々羨ましい生活をなさっている様ですね。
これからも拝見させて頂きます。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
はじめまして。 コメント有難うございます。
そして、Brexitに関しては残念というご意見を伺い、やはり・・・という気持ちです。 47年もの長い英国在
住にも係わらず投票が出来ない事はさぞ歯痒い、無念のお気持ちがあった事と推察します。
私にとっても随分昔から英国は特別の国でありましたし、20数年前からはそれにも増して個人的に密接な
関係がありましたので、先の総選挙の日はずっとニュースを追って成り行きを見守っていました。 そして
その結果は正に残念と言うしかなく、遠い日本に居ながら少なからぬショックを受けた事を思い出します。
以前ニュースでもEU離脱後の英国内での影響について解説しているのを聞いていて、この先英国はどう
なっていくのか本当に心配です。 英国も最近色々な問題が噴出している様ですね。 日本も他人事では
無いのですが・・・。
ところで、ベネディクトの若い頃の舞台をご覧になったとの事。羨ましいです。 さぞ可愛かったでしょうね。
私ももう4年以上前の事になりますが『ハムレット』と観に行こうと思っていたのですが、最後の最後に諸
事情により断念しました。 未だに悔いが残っていますが・・・・。
玲子さんはブログ又は他のSNSをお持ちでしょうか? もしお持ちなら是非教えて頂ければ嬉しいです。
英国の生の情報を聞かせて頂きたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願い致します
こんな小さな島国で、隣国との協力なしではこれからどうなるのかと心配です。英国民はいまだに大英帝国の幻影を追っているのでしょうか?
ベネディクト・カンバーバッチはまだ無名の頃、劇場で見たことがあります。まだ若いころでハイティーンの役をやりましたがその頃からとってもうまい役者でした。