The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

Sherlock Christmas Special : 最新Trailer 遅ればせながら

2015-10-10 | The Abominable Bride
― Sherlock Christmas Special : 最新 Trailer ― 遅ればせながら

日本時間10月8日午後 Sherlock Christmas Specialの最新Trailerが発表
され、即座に大勢の方々がブログアップなさっていました。
その後全く時間が取れないまま どうしようか迷っていたのですが、自分
なりに気になった点や感想もありますので 遅ればせながら少しだけでも
書いて置こうと思います。



前回のTrailerは時間も短く本当に断片的な物で嬉しいながらも より欲求不満が
が募っていたのですが 今回はもう少し踏み込んだ内容になっていました。
が、ますます内容が分からなくなって来た様な気もして 少々混乱状態です。

Trailerの詳細な翻訳は他の多くの方が書いていらっしゃるので ここでは個人的に
気になるセリフのみを書き出してみました。


”The Stage is set, the curtain rises. We are ready to begin”
「舞台は整った、幕は上がった。 我々の出番だ。」

これは、正典のThe Mazarine Stone (マザリンの宝石)にある、(だそうです)、
”Come, friend Watson, the curtain rings up for the last act. You will be
releaved to hear that there will be no war”
「来たまえ、ワトソン、最終章に向けてカーテンが上がった。 もう戦いは無いと
聞きほっとするだろうね」
と言うセリフと、

同じく正典にある、(以前何度も書いた私の好きなセリフ)
”Come, Watson, Come ! The game is ahoot. Not a word ! Into your
clothes and come !”

の両方をイメージしている様な感じがします。


”The name is Sherlock Holmes and the address is Two hundred and Twenty One B Baker Street”

この時 ”The” name is・・・・と ”The"を付けています。 この言い方は
The Study in Pinkで最初にジョンに自己紹介をする時にも同じ表現をしていましたが、
”The name”と言う表現は ”The name is Christ” の様に 「唯一の」等限定する
表現で 「僕は特別」感が出てますね。

それから住所を言う時に、 現代版では221Bを”two two one B”と言っていたの
ですが、今回はヴィクトリア朝風なのか ”two hundred and twenty one B”と堅苦
しい表現をしています。 尤もマイクロフトはA Study in Pink で”Two hundred and
twenty one B” と表現していました。 マイクロフトらしいなぁと思っていたのでした。


”We all have a past, Watson. Ghosts. They are the shadows that define our
every sunny day.”

「誰にでも暗い 過去は有るんだ、ワトソン。 亡霊だ。 日の当たる晴れやかな日との
境界を作る影なんだ。」

ここでS3以後のキーワードとされていた ”Goasts”が出ていますが、このセリフだけって
訳じゃないでしょうね?
Goastの実態は何か? 又悩みがぶり返します。

そして、ここでのこの言葉はS3からの引き続きで考えるとメアリーの事を指している様にも感じますが、
"goasts"が具体的に他の何かを示しているのか・・・・






S3の後、メアリーの存在をどうするのか?(子供も含め)が一番懸念されて
いた点の1つなのですが、今回(Setlockを初めて見た時から)気になって
いるのが”メアリーの”喪服”に関してで、極親しい人を亡くした際に着る黒一色の
喪服をメアリーが着ていると言う事は・・・・
メアリーには係累(両親、兄弟姉妹)は無い設定なので、やはり子供を失ったと言
うのが一番有り得るのかな?と思っていますが・・・


”You're Sherlock Holmes. Wear the damn hat!”
「君はシャーロック・ホームズだろ。 クソ帽子をかぶるんだ。」


JW : ”What made you like this? 
「何が君をこんな風にしてしまったんだ?」
SH : ”Oh, Watson. Nothing made me. I made me.
「あー、ワトソン。何のせいでもないよ。 僕が自分を変えたんだよ。」

このセリフはすご~く気になる部分です。

S3でジョンがメアリーに言っていた言葉にも通じるし、His Last Vowでマグヌッセンを
射殺したあとのジョンの心情にも通じるし。
又シャーロックは心が壊れたんでしょうか?
そして、このエピソードでシャーロックが戦いを挑む相手は誰なのか?


↑ The Great Game思い出します。 パープルのドレッシングガウンはあちこちで触れられて
  います。

↓ この場面のステンドグラスに 正典「バスカヴィル家の犬」の絵が入って居るとの事・・・・


↓ これですね。 それにしても良く観てるな~と感心!




このエピソードはヴィクトリア朝と言う事で画面のトーンが大分ダークになって
雰囲気を出しているようです。

少しずつ小出しにされると益々妄想膨らみ、頭がゴチャゴチャになってしまうのですが、
海外のブロガーさんの中には 「このtrailerはmisleadingしている」と書かれてる方も
ありました。
もうもう世界中妄想状態なんじゃないかと・・・・
何れにしても あと2か月チョットの辛抱です。
楽しみと不安とごちゃ混ぜになって居る今日この頃です。

そう言えば2年前の今頃もS3の溢れ出る情報で 色々想像、妄想膨らませて毎日ドキドキ
しながら過ごしていた事を思い出しましたねぇ。

最後に、他の方の記事と被っている部分が多いかと危惧しますが、皆思いは同じ
と言う事でご理解頂ければ幸いです。


↓ Trailerはこちらからどうぞ 
https://youtu.be/iK7oLSM7g8w



















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