農業就業人口減少らしい
平均年齢65歳以上
農水省は、5年ごとに実施している農林業センサスの最新版(暫定値)を発表した。それによると、22年2月1日現在の日本の農業就業人口は260万人で、5年前に比べて22.4%(75万人)も減少。平均年齢は65歳を突破した。急速な農家減少の反動で1戸当たりの経営規模は拡大したものの、農地の受け手たる主業農家は5年前より16%減少した。
農業就業人口が過去最大の減少率を記録したのは、コメ・水田農業の屋台骨を支えてきた昭和1ケタ世代のリタイヤがこの5年間急速に進んだことの表れとみられる。昭和1ケタ世代の年齢(おおむね75~85歳)は日本人男性の平均寿命(79歳)付近に達しており、次の5年間ではより鋭い落ち込みとなることは確実だそうです。
農業就業人口の平均年齢は12年が61.1歳、17年は63.2歳だったが、今年の調査では65.8歳となり、初めて65歳を突破。5年ごとに2~3歳程度農家の高齢化が進んでいる。
また、販売農家(経営耕地面積30アール以上か農産物販売額50万円以上)は163万1000戸で、5年前に比べて16.9%減。販売農家に集落営農や受託組織など組織経営体を加えた農業経営体は167万6000件で16.6%減だった。
急速な農家減少を背景に、1経営体当たり経営面積の拡大が起こっている流れも明らかになった。農場経営体167万6000件を規模別にみると、5ヘクタールを境界線として増減がくっきりと分かれる。5ヘクタール未満の経営体はどの規模階層でも例外なく減少しているのに対して、5ヘクタール以上はどの階層でも増加している。
農家高齢化・離農が加速度を増す中、農地の受け手となって地域農業の中核を果たす後継者・担い手対策がいっそう問われることとなります。
農業したい人、当農場に相談においで


農水省は、5年ごとに実施している農林業センサスの最新版(暫定値)を発表した。それによると、22年2月1日現在の日本の農業就業人口は260万人で、5年前に比べて22.4%(75万人)も減少。平均年齢は65歳を突破した。急速な農家減少の反動で1戸当たりの経営規模は拡大したものの、農地の受け手たる主業農家は5年前より16%減少した。
農業就業人口が過去最大の減少率を記録したのは、コメ・水田農業の屋台骨を支えてきた昭和1ケタ世代のリタイヤがこの5年間急速に進んだことの表れとみられる。昭和1ケタ世代の年齢(おおむね75~85歳)は日本人男性の平均寿命(79歳)付近に達しており、次の5年間ではより鋭い落ち込みとなることは確実だそうです。
農業就業人口の平均年齢は12年が61.1歳、17年は63.2歳だったが、今年の調査では65.8歳となり、初めて65歳を突破。5年ごとに2~3歳程度農家の高齢化が進んでいる。
また、販売農家(経営耕地面積30アール以上か農産物販売額50万円以上)は163万1000戸で、5年前に比べて16.9%減。販売農家に集落営農や受託組織など組織経営体を加えた農業経営体は167万6000件で16.6%減だった。
急速な農家減少を背景に、1経営体当たり経営面積の拡大が起こっている流れも明らかになった。農場経営体167万6000件を規模別にみると、5ヘクタールを境界線として増減がくっきりと分かれる。5ヘクタール未満の経営体はどの規模階層でも例外なく減少しているのに対して、5ヘクタール以上はどの階層でも増加している。
農家高齢化・離農が加速度を増す中、農地の受け手となって地域農業の中核を果たす後継者・担い手対策がいっそう問われることとなります。
農業したい人、当農場に相談においで
