むぎわらぼうし通信。筑波農場の常陸小田米づくり。

(株)筑波農場の社長です。
常陸小田米の生産と農業ブランドへの取組みや政治活動報告します。

モチ米と米粉用品種の稲刈り

2022年10月12日 | 農作業

モチ米(マンゲツモチ)と米粉用品種の稲刈り作業をして、残すは飼料用米のみとなりました

動画は中割り作業。中割とは田んぼの真ん中を割って刈ることを「中割り」といいます。枕地での旋回時間が短くなることから効率よく作業できます。また通常は左旋回のみで進んでいくところ、右旋回で進んで刈れるので、コンバインの足回りのダメージが分散されるというメリットもあります。

モミロマンは玄米の収量が極めて高く、低コスト生産が可能なことから加工用米や飼料用米に期待される品種です。特に、米のアミロース含量が一般米よりも高めで、米粉麺やビーフンの素材として期待されます。通常の屑米も含めた粗玄米収量は「日本晴」より3割から4割、「タカナリ」より1割多く、極めて多収です。また、耐倒伏性に優れ、直播栽培でも多収なため、生産コストの削減が可能です。玄米の外観品質や炊飯米としての食味は著しく不良で、一般米と容易に識別できます。

ラスト一列。



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