大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

原発事故:福島の子供 セシウム検出0.1%に

2012-08-05 17:00:00 | 原子力関係
原発事故:福島の子供 セシウム検出0.1%により転載

毎日新聞 2012年08月03日 02時30分(最終更新 08月03日 03時00分)

 福島県内の幼児や児童約6000人を対象に今年4~6月に実施した内部被ばく検査の結果を解析したところ、放射性セシウムが検出されたのは約0.1%だったことが、東京大医科学研究所の調査で分かった。幼児や児童では、取り込んだセシウムが代謝などで体外に出て30~60日程度で半減する。東京電力福島第1原発事故から1年以上が経過し、現在は事故直後に取り込んだセシウムの影響がほとんど残っていない。

 担当の坪倉正治医師は「今回の結果は、事故後もセシウムによる内部被ばくが続いていたチェルノブイリ原発事故の被災地と違い、事故後の日常生活ではセシウムの取り込みがほとんどなく、大半の子どもで慢性的な内部被ばくが非常に低いレベルにあることを示している」と説明する。

[福島県郡山市の保育園]ジャングルジムにもすべり台も上れなくなる子供が増加

2012-08-05 17:00:00 | 原子力関係
[福島県郡山市の保育園]ジャングルジムにもすべり台も上れなくなる子供が増加より転載
Home > Radiation > 学校・住宅 >

Posted July 30th 2012 Merx

「福島でジャングルジムにも上がれない子どもが急増中」の悲鳴(女性自身)
経済ジャーナリストの萩原博子さんが、福島県郡山市の保育園を訪問したところ、子供の運動機能が低下しているとの証言を得たという。
「園長先生は、『子供たちを公園に連れていったところ、震災の前には上れていた子が、ジャングルジムにもすべり台も上れなくなっていたのです。』と話していました。」(萩原さん)

「あの線量では、戻れるわけがない」事故から1年、福島原発避難民の悲痛な声(2012年3月6日の週刊プレイボーイ)
郡山市から、一家で避難してきた福純さんは、震災後から小学生の息子さんが頻繁に鼻血を出すようになったほか、いろいろな症状が出たと話している。
「いろいろな症状が出ました。息子は運動が得意で学年でも2番目に足が速かったんですが、すごく遅くなってしまった。それから、いつも猫背になってしまって口がだらしなく開いて、寄りかかるようにしか座れなくなったんです」(福純さん)

死ぬほどだるいと訴える全身衰弱「ぶらぶら病」、福島で出ても不思議はない(2012年1月12日の毎日新聞)
広島で、「原爆ぶらぶら病」の患者ら6000人以上の被爆者を診察してきた肥田舜太郎医師は次のように語っている。
「簡単に言えば全身衰弱状態。本人の訴えしかなくて、今の医学の範疇には入ってこないから、医師から見れば、病気じゃなくノイローゼ扱いになってしまう。最近、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故の研究者に聞いたら、『放射線疲れ』という言葉があるというのです。原発事故で放射線にあたった人が、くたびれてかったるいということから、その名がついたそうです。私から言わせれば、福島でこれらと同じ症状が出ても何ら不思議ではない」

via 低気温のエクスタシー

Vegetative-Vascular Dystonia was the first typical diagnosis seen among Chernobyl accident survivors
「ぶらぶら病」に似た症状は旧ソ連ではVegetative-Vascular Dystoniaなどと呼ばれ、心拍数や血圧が過度の変動、発汗、頭痛、胸痛、背部の痛み、めまい、疲労、短気、情緒不安定、記憶力,集中力の悪化、睡眠障害などの症状で、チェルノブイリ原発事故の収束作業員に多くみられた。

[(pdf)ncf-net.org:ORIGINAL RESEARCH,Konstantin N. Loganovsky]
“Genbaku Bura Bura Disease”
These symptoms were integrated in “Genbaku Bura Bura Disease―Atomic Bomb Chronic Disease” of radiation, and are not
psychogenic in origin.

“Vegetative-Vascular Dystonia”
Vegetative-Vascular Dystonia was the first typical diagnosis seen among Chernobyl accident survivors.

東日本大震災:震災がれき、新潟市が住民説明会 受け入れ賛否分かれ /新潟

2012-08-05 16:00:00 | 原子力関係
東日本大震災:震災がれき、新潟市が住民説明会 受け入れ賛否分かれ /新潟より転載

毎日新聞 2012年07月28日 地方版

 東日本大震災で発生したがれきの受け入れ方針を示している新潟市は26日、初の住民説明会を受け入れ先候補の亀田清掃センター(江南区)に近い、同市中央区の姥ケ山会館で開き、住民ら21人が参加した。市は焼却施設や埋め立て処分地周辺で、9月上旬までに35カ所以上で実施する。

 説明会は報道陣に対しては非公開だったが、同市によると、熊倉淳一環境部長ら市職員9人と新潟大職員(技術専門員)1人が対応し、広域処理の必要性や、焼却や埋め立てでの安全性の確保について説明。住民から「学者の意見が分かれている」「国は信用できない」「『絆』でもって助けるべき」などと受け入れを巡り賛否が分かれた。

 終了後、田中保夫・姥ケ山自治会長(70)は「姥ケ山は約1380世帯だが、説明会への参加者が予想外に少ない。きょう1日では判断できない」と話した。近くに住む農業、臼木与志男さん(77)は「新潟地震(64年)を経験しているから被災地に協力したい気もあるが、米を作っているので風評被害が心配」と話した。

 同市は9月下旬~10月上旬ごろ、試験焼却をする方針で準備を進めている。【宮地佳那子】

危機管理監に陸自前師団長 東京都、外部から初起用

2012-08-05 16:00:00 | 学習
危機管理監に陸自前師団長 東京都、外部から初起用より転載

 東京都は31日、大規模災害や事故の際、指揮命令に当たる危機管理監(局長級)に、8月1日付で陸上自衛隊第10師団(司令部・名古屋市)前師団長の宮崎泰樹氏(57)を起用すると発表した。2003年に新設された危機管理監に外部の人材を起用するのは初めて。

 都人事部は「東日本大震災を受けて防災計画の見直しを進めており、危機管理を高めるため経験豊富な人材を起用した」としている。

 宮崎氏は陸上幕僚監部監察官などを経て、7月26日に第10師団長で退官した。当時の階級は最上位の陸将。陸自によると、陸将を務めた元自衛官が自治体の局長級ポストに就くのは初めて。

2012/07/31 17:29 【共同通信】

東日本大震災:震災がれき、7割が受け入れ容認 意見公募で不安も--静岡市アンケ /静岡

2012-08-05 15:00:00 | 原子力関係
東日本大震災:震災がれき、7割が受け入れ容認 意見公募で不安も--静岡市アンケ /静岡より転載

毎日新聞 2012年07月29日 地方版

 岩手県大槌、山田両町の震災がれき本格受け入れを6月に表明した静岡市は27日、表明後に実施したパブリックコメントと市民アンケートの結果を発表した。市によると、パブリックコメント全170件のうち114件が受け入れへの不安を訴える一方、市民アンケートでは814人中595人が受け入れを容認した。

 パブリックコメントは6月25日~7月24日にかけて実施。145人から意見が寄せられた。受け入れ基準については「特に問題なし」「(現行の)受け入れ基準では安全性を確保できない」などの意見や、広域処理の必要性への疑問などがあったという。

 市民アンケートは今月6~20日に2000人を対象に行い、回答率は40・7%。6割以上が受け入れ基準や安全性の確認方法を「問題ない」と回答したが、処理に反対する意見や埋め立てに反対する回答も計9%あった。

陸自が「災害対処」名目に都内で訓練予定――区議、住民らが防衛省に抗議

2012-08-05 15:00:00 | 学習
陸自が「災害対処」名目に都内で訓練予定――区議、住民らが防衛省に抗議より転載

2012 年 7 月 24 日 4:52 PM | カテゴリー: 社会 | by admin |
タグ:七月一六日, 嘘, 大規模訓練, 日本平和委員会, 軍事訓練, 連携拒否, 防衛省, 陸上自衛隊, 陸自第一普通科連隊


対応した職員を問いただす住民ら=7月10日・防衛省。(撮影/片岡伸行)

 陸上自衛隊が再び物議を醸す大規模訓練の実施を東京都内で計画している。七月一六日夜から翌一七日朝にかけて、都内二三区内の都立公園や区役所に迷彩服を着た部隊が展開するというもので、都内全域に及ぶ自衛隊単独での部隊展開は初めて。訓練の中止を求める日本平和委員会の佐藤光雄代表理事と二三区の区議、住民ら約二〇人は一〇日午後、防衛省を訪れ、訓練の中止を求めた。
 展開訓練を実施するのは陸自第一普通科連隊(東京・練馬区)。同隊については先月一二日、朝の通勤・通学時間帯に練馬区などで迷彩服で武装したレンジャー部隊の行進訓練を実施し、周辺住民から中止を求める申し立てが裁判所に出されたばかり。今回の計画によると、約三一〇人が迷彩服着用で一六日午後七時から順次、練馬駐屯地を出発、翌一七日午前にかけて駒沢公園や上野公園、水元公園、舎人公園などの公園や各区役所へ向けて行進する。「災害対処」が名目だが、都民の参加はなく自治体もほとんど関与しない。

 同日は、防衛省運用企画局事態対処課の職員は質問に答える形で「首都直下型地震に対応する訓練で、自治体と連携し実施するもの。住民への周知も自治体にお願いした」などと説明。これに対し住民側は「嘘を言っては困る。連携を拒否している自治体もあり、住民の参加もない。周知もされていない。北区はお断りした」などと抗議した。二三区のうち一三区が今回の訓練受け入れを拒否しており、防衛省側は返答できなかった。

 佐藤代表理事は「自治体や住民抜きの災害対処などあり得ない。これは防災の名を借りた軍事訓練だ」と述べ、同行した種田和敏弁護士も「自衛隊法では、災害出動は関係自治体からの要請が前提となる。今回のように自衛隊が単独で周知もせずに実施することになると、自衛隊法の建前に反するのではないか」と疑問を呈していた。

(片岡伸行・編集部、7月13日号)

浜岡原発:将来像で川勝知事、超党派国会議員に講演 「研究拠点で存続、発電も」 /静岡

2012-08-05 14:00:00 | 原子力関係
浜岡原発:将来像で川勝知事、超党派国会議員に講演 「研究拠点で存続、発電も」 /静岡より転載

毎日新聞 2012年08月01日 地方版

川勝平太知事は31日、超党派の国会議員で作る「浜岡原発の安全性を検証する勉強会」に招かれ、衆議院第1議員会館(東京都千代田区)で講演した。御前崎市の中部電力浜岡原発の将来像について「墓場ではなく、どうすれば危険性を除去できるかという研究課題を担いやすい場だ」と述べ、研究拠点として存続させ、発電させる可能性にも言及した。

 講演に続いて行われた意見交換では、出席した国会議員から、東京電力福島第1原発の解体作業に向けた実験などが浜岡原発でできないかとの提案や、廃炉について「国家プロジェクトでないとできない」などの意見が出された。

 浜岡原発では1、2号機の廃炉作業が進められており、川勝知事は「(廃炉を)国家的に支援していかなくてはいけないという発言もあり、心強い。中電に伝えたい」と収穫を強調した。

 勉強会には、事務局を務める自民党の城内実衆院議員(静岡7区)や、公明党の大口善徳衆院議員(比例東海ブロック)、新党きづなの小林正枝衆院議員(同)ら県選出の国会議員を含む15人が出席した。【樋口淳也】

東日本大震災:がれき受け入れ問題 佐世保市も検討中止へ /長崎

2012-08-05 14:00:00 | 原子力関係
東日本大震災:がれき受け入れ問題 佐世保市も検討中止へ /長崎より転載

毎日新聞 2012年07月31日 地方版

 東日本大震災で発生した震災がれきの受け入れ問題について、佐世保市の朝長則男市長は30日の定例記者会見で、検討を中止する方針を示し「これで(問題に)ピリオドが打たれる」と述べた。これで県内で受け入れに「前向き」姿勢を示していた3市とも、受け入れないまま検討を終えることになる。

 震災がれき受け入れをめぐり、朝長市長は4月、記者会見で「前向き姿勢」を表明。市議会一般質問でも「基準値以下なら(放射能の)ばらまきにはならない」と答弁するなど一貫して「前向き」を強調してきた。

 県内では、大村市が6月、「市単独では極めて困難」と表明。長崎市も26日、検討終了を表明した。【山下誠吾】

〔長崎版〕

迷彩服で区役所宿泊 陸自災害訓練 都内、拒否の区も

2012-08-05 14:00:00 | 学習
迷彩服で区役所宿泊 陸自災害訓練 都内、拒否の区もより転載

2012年7月6日 朝刊 東京新聞


 陸上自衛隊第一師団第一普通科連隊(東京都練馬区)が十六、十七の両日、迷彩服姿の隊員たちを東京二十三区の区役所内に宿泊させる独自の災害訓練を予定していることが分かった。第一師団が訓練で区役所に宿泊するのは今回が初めて。 
 陸自広報室や各区によれば、訓練は首都直下型地震を想定し、迷彩服とヘルメットを着用した隊員約三百人が参加。無線機や救助資材の入った背のうなどを持つが、小銃は携帯しない。
 二十三区役所には一区当たり各二人、計四十六人を派遣。十六日午後七時ごろに練馬区の練馬駐屯地を徒歩で出発。役所内の会議室や敷地内の自衛隊車両で仮眠しながら、無線通信による情報収集訓練を行うという。
 練馬や板橋など十区程度が、宿泊場所の提供に協力する意向を示しているが、そのほかの区は十六日が祝日であることもあり、対応できないとしている。宿泊できない区では隊員は駐屯地などに戻り十七日午前に再び、区役所に戻って訓練を続ける。区役所に派遣されていない隊員は、被害状況調査訓練などを二十三区全域で実施する。都内では先月十二日、武装した陸自隊員によるレンジャー隊員養成訓練が実施され市民グループが反対のシュプレヒコールを上げる一幕もあった。


東日本大震災:福島第1原発事故 事故後初、福島で水揚げのタコが東京・築地に入荷

2012-08-05 13:00:00 | 原子力関係
東日本大震災:福島第1原発事故 事故後初、福島で水揚げのタコが東京・築地に入荷より転載

毎日新聞 2012年08月02日 東京夕刊

 東京都中央卸売市場(築地市場)で2日未明、福島県相馬市沖で取れたミズダコが取引された。原発事故後、福島県の魚介類が関東に入荷されたのは初めて。取引されたのは、福島県漁連が漁業の本格再開を検討するため試験的に水揚げしたタコ。県漁連は6月から、放射性セシウムの不検出が続くタコと貝の3魚種に限定して試験操業を行い、この日はボイル加工したミズダコ計110キロが築地の卸会社に届いた。

 50キロを仕入れた卸会社「東都水産」には仲卸業者たちが集まり、検査証明書を確認しながらタコの品質を見極めた。相場価格の2割増しで買った仲卸業者の小野塚通さん(60)は「相馬のタコは身が締まっていて上物。安全という検査結果がちゃんと出ているので問題ない」と話した。東都水産では朝までに完売した。【町田結子】

最高裁元判事が東芝に天下り 

2012-08-05 13:00:00 | 学習
最高裁元判事が東芝に天下り より転載

原発設置許可処分取消の訴えで、92年に住民側敗訴を下した判事のひとりが、

原発メーカー(東芝)の社外監査役に天下っていた!

福島原発事故を予測し、的確な指摘をした原告団を無視同然に扱った裁判だった。



週刊金曜日 6月12日(日)12時57分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110612-00000301-kinyobi-soci

 四国電力伊方原発一号炉と東電福島第二原発一号炉に対する設置許可処分取り消しを求めた二件の裁判(一九七二~七五年にかけて提訴)で、最高裁第一小法廷が「国の設置許可に違法性はない」として住民側敗訴判決を下したのは九二年一〇月。その時の判事のひとり、味村治氏(故人)が、原発メーカー東芝の社外監査役に天下っていたことがわかった。

 味村氏は東京高検検事長や内閣法制局長官を経て九〇年に最高裁判事となった。そして退官後の九八年、東芝社外監査役に就任する。

 東芝は沸騰水型原子炉の開発元である米ゼネラル = エレクトリック社(GE)と明治時代から深い関係にあり、事故を起こした福島第一原発や訴訟対象の福島第二原発一号炉を含めて多数の原発設備工事を受注してきた国内有数の原発メーカーだ。問題の判決があった九二年頃は、チェルノブイリ原発事故(八六年)の影響で脱原発の世論が高まっていた時期。だが「原発は安全」とする判決がお墨付きを与えた格好となり、その後の原発ラッシュを後押しした。



 伊方と福島の原告団はそれぞれの裁判でこんな指摘をしている。
(1)「想定外」の災害が起きる危険、
(2)圧力容器や格納容器が壊れる可能性、
(3)耐震設計が甘すぎる、
(4)使用済燃料プールの脆弱性――。

 現在福島で起きている現象を的確に予言しているが、
裁判官はこれらの警告を無視同然に扱った。


「原発は安全」判決を下した最高裁判事は、味村氏のほか小野幹雄、大堀誠一、橋元四郎平、三好達――の各氏。また東芝役員に天下った高級官僚や大学幹部は、現職取締役の平林博・元外務省フランス大使、佐々木毅・元東大総長など過去六〇年間で二〇人。司法・警察官僚では、筧榮一元検事総長、清水湛・元広島高裁長官、新田勇・元大阪府警本部長がいる。

 東芝は取材に「法律の専門家としての幅広い実績と識見に基づき、当社の経営に適切な監査を行なっていただくことができるため(採用した)」「裁判官はその良心に従い独立してその職権を行なっており監査役就任に当たって問題はない」(広報室)と応えた。

(三宅勝久・ジャーナリスト、6月3日号)
最終更新:6月12日(日)12時57分




転載元: 脳脊髄液減少症

エネルギー政策:政府意見聴取会 「自殺者も後絶たぬ」 避難者が怒りの指摘 /福島

2012-08-05 12:00:00 | 原子力関係
エネルギー政策:政府意見聴取会 「自殺者も後絶たぬ」 避難者が怒りの指摘 /福島より転載

毎日新聞 2012年08月02日 地方版

 「どれだけ多くの避難者が亡くなったり、病に倒れたか知っている。将来を悲観して自殺する人も後を絶たない」。福島市で1日開かれた政府の意見聴取会で、富岡町からいわき市に避難中の司法書士、渡辺和則さん(38)は指摘した。

 「『福島原発事故の放射能の影響で亡くなった人は一人もいない』という話が出たと聞いて怒りを覚えた」。渡辺さんは名古屋市の聴取会での中部電力幹部の発言をきっかけに意見表明に応募した。

 この日は、被災地の現状を顧みず事故がなかったかのように進む原発再稼働やエネルギー政策に釘を刺し「原発ゼロから始めるべきだ」と締めくくった。

 渡辺さんは平日、両親が避難するいわき市の仮設住宅から市内の仮事務所に通勤。週末には妻と10カ月の長女が避難する埼玉県越谷市に通う。自身も持病のぜんそくで避難直後に入院した。「避難者は体調を崩す人も多く、声を上げたくても上げられないのが現実。避難者を無視したまま議論や政策決定がされている」と不信感を示した。【乾達】

名古屋市中央卸売市場:福島で水揚げのタコ取引開始

2012-08-05 12:00:00 | 原子力関係
名古屋市中央卸売市場:福島で水揚げのタコ取引開始より転載

毎日新聞 2012年08月02日 14時04分

 福島県沖で取れたミズダコが2日、東京都中央卸売市場(築地市場)と名古屋市中央卸売市場で取引された。原発事故後、福島産の魚介類が関東地方や名古屋で取引されたのは初めて。

 福島県漁連が試験的に水揚げしたタコが取引された。県漁連は6月から、放射性セシウムの不検出が続くタコと貝の3魚種に限定して試験操業している。名古屋市の市場には約80キロが届き、製造者の表示に不備があった一部を除き、仲買業者に販売された。福島県漁連によると、放射性物質の検査を生と加工品の状態で行い、いずれも不検出だった。名古屋の市場関係者は「多くの方に楽しんでもらい、福島が少しでも元気になれば」と話していた。【森有正、町田結子】