【どこが収束?トラブル続出】福島第一原発で、1リットル当たり7700万ベクレルの汚染水流出!より転載
2012年8月17日 14:00
■高濃度放射性汚染水漏えい
2012年8月15日、東京電力は福島第一原発の4号機タービン建屋1階のパワーセンター室内の高濃度放射性汚染水の漏水事故について発表を行った。
提供:東京電力株式会 漏えい個所
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/70/a5ca4ea0cd9a3b7340fe67dc271878cd.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/7d/8d85c62d553801a6777dad391c60fdd2.png)
高濃度放射性汚染水の漏えいが発見されたのは14日午前11時15分。パトロール中の同社社員が発見した。
15日の同社の発表では漏えい範囲は、パワーセンター室内全域、4号機タービン建屋1階廊下北側まで拡大。水位は1センチ前後とのことである。
この時点で建屋外への流出は確認されていない。
■3号機タービン建屋内の高濃度汚染水が流出
東京電力では、この高濃度放射性汚染水は3号機タービン建屋内の高濃度汚染水が流出したと発表している。
ワーセンター室内の溜まり水の核種分析を行った結果、セシウム134が約3.0×10^4Bq/cm3、セシウム137が約4.7×10^4Bq/cm3であったことから、溜まり水は3号機タービン建屋の滞留水と推定。
また、高濃度放射性汚染水の放射性セシウム濃度はセシウム137、134合計で、1立方センチ当たり7万7000ベクレルと発表している。
通常使われる1キロ当たりのベクレルに換算すると1キロ当たり(1リットル)7700万ベクレルという放射性セシウム濃度である。
漏えいした高濃度放射性汚染水の量については約4.2立方メートルであり、漏えい原因については調査中となっている。
■全く収束していない修羅場
福島第一原発事故は収束宣言が出されかなりの時間が経過しているが、現在も事故が続いている。
いまだにこの濃度の放射性汚染水が滞留し、漏えい事故を起こしている時点で胸を張って収束と言い切れる状況ではないだろう。
2012年8月17日 14:00
■高濃度放射性汚染水漏えい
2012年8月15日、東京電力は福島第一原発の4号機タービン建屋1階のパワーセンター室内の高濃度放射性汚染水の漏水事故について発表を行った。
提供:東京電力株式会 漏えい個所
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高濃度放射性汚染水の漏えいが発見されたのは14日午前11時15分。パトロール中の同社社員が発見した。
15日の同社の発表では漏えい範囲は、パワーセンター室内全域、4号機タービン建屋1階廊下北側まで拡大。水位は1センチ前後とのことである。
この時点で建屋外への流出は確認されていない。
■3号機タービン建屋内の高濃度汚染水が流出
東京電力では、この高濃度放射性汚染水は3号機タービン建屋内の高濃度汚染水が流出したと発表している。
ワーセンター室内の溜まり水の核種分析を行った結果、セシウム134が約3.0×10^4Bq/cm3、セシウム137が約4.7×10^4Bq/cm3であったことから、溜まり水は3号機タービン建屋の滞留水と推定。
また、高濃度放射性汚染水の放射性セシウム濃度はセシウム137、134合計で、1立方センチ当たり7万7000ベクレルと発表している。
通常使われる1キロ当たりのベクレルに換算すると1キロ当たり(1リットル)7700万ベクレルという放射性セシウム濃度である。
漏えいした高濃度放射性汚染水の量については約4.2立方メートルであり、漏えい原因については調査中となっている。
■全く収束していない修羅場
福島第一原発事故は収束宣言が出されかなりの時間が経過しているが、現在も事故が続いている。
いまだにこの濃度の放射性汚染水が滞留し、漏えい事故を起こしている時点で胸を張って収束と言い切れる状況ではないだろう。