大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

福島県民の声 6

2012-08-14 11:30:00 | 学習
「福島県民の意見を聞く会」より転載

私は不安を抱えたままの大地、
原子力発電所北西60kmの福島市に住んでいるAnazawaといいます。

エネルギー政策について原発ゼロを主張しています。

避難している方に話を聴く機会が何度かありました。

年配の女性は
「4世代で暮らしていたけれど、今は別々の避難所に暮らしているんだよ。
戦争の時は横須賀の海軍工兵の事務員だった。
戦争に負けると随分前から分かっていたんだよ。
あの時と同じだ、国や東電は情報を隠している」と。

もう一人の女性は、
「戦後大陸からやっとも思いで引き上げてきました。
今度は原発で避難しました。
また棄民にされた思いだ。
もう力が抜けて出かけられない。
国も東電も1000年に一度の震災を口実にするな!」という怒りの声でした。

県外に避難した方は、
「まだ一度も家に帰宅していない。
着るものは全て避難所で頂いたもの。
避難していると報道を通してしか福島の事が分からない。
国民に福島の情報を報道で知らせて欲しい」という切実な声でした。

1年5カ月経った今、
避難している人たちの現状はよくなったと思いますか?
慣れない土地で、交通事故で命を落とした人、
振り込め詐欺に狙われそうになった人、
病気を悪化させた人と、深刻さを増しています。

避難している16万人の思いを受け止めずに、
原発を廃炉にするための努力を惜しんで、
豊かな森や豊かな海を元通りに戻さないで、
放射性物質をそのままにしたまま、
国は大飯原発を再稼動してしまいました、

毎日毎日、原発事故で苦しんでいる国民が最優先なのではないですか?

原発の北西60kmの我が家の庭の芝生の放射線量は
1.56マイクロシーベルトと高くて、毎日が不安です。

福島市の中では3番目に高い放射線の土地ですが、
1番2番と高い順に除染しているため、我が町内は来年になるそうです。
除染は思ったほど放射線量は落ちず、なかなか進みません。

近くの公園だけは除染が済みましたが、問題点もありました。
公園の除染は除染した土を埋めるために掘った穴から水がしみ出ていて、
ポンプでくみ出して、長い時間かかっていました。
そこにシートでくるんで埋めていました。
放射能が地下水に溶けださないか心配です。

放射性物質は目に見えないやっかいな危険物だと、つくづく思います。

私の隣の家は放射能の値が私のところよりも高いので、
お孫さん達を県外に避難させました。
そして庭の木を根本から切って除染しました。

避難できない家庭では、運動をさせたいとき、放射線の低い場所に連れて行って遊ばせています。

先日、豊かな森で囲まれた、会津の喜多方市で開かれた
自然エネルギーについて話し合う会に参加しました。

農業用水を使っての小水力発電や、
猪苗代湖から水道の水を引いているので、その水圧を利用する発電をしたい。など、
若者が発案をして、専門家がそれに助言をしていましたが、
水利権の問題、
水道と電気との二つの権利を取得するには
自治体の承認がないと権利は受け付けないといったことなど、解決に戸惑っていました。
その間に大手の銀行や企業が、自然エネルギーの買い取り制度を使って儲けてしまわないか、
福島県は遅れをとってしまうのではないか心配です。

地元の人達が自然エネルギーで電気が作りやすいように、政策を進めていっていただきたいと思います。

石原慎太郎 総理は尖閣に行ってほしい

2012-08-14 11:00:00 | 原子力関係
石原慎太郎 総理は尖閣に行ってほしいより転載

2012.8.13 03:08 (1/4ページ)[日本よ]

 最近の国政に関して笑止千万なことは、韓国の大統領が人気稼ぎに竹島に上陸視察してみせたことに政府筋は大使を呼び戻したりして怒ってみせているが、そんなことは外交手続きのただの形式であって何になるものでもない。ということを政府、特に外務省は知り尽くした上でのただ無難なジェスチュアで、これで政府が何の責任を果たしたことにもなりはしない。相手にしても痛くも痒(かゆ)くもない話だ。

 現今の外務省なる役所には国家を代表して自らの国の利益を守るという気概が一向に感じられない。来日したトウ小平に尖閣問題は後世の者たちの知恵にゆだねようといわれて狂喜したのは外務省であり、自民党政府もそれに引きずられて今日の体たらくとなったのだ。

 日本の今日の国の役所というのはどう眺めても強固な利益集団で、その基盤には役人個々の保身があり、それが引き金となってやっかいな問題を身を挺(てい)してでも解決するという姿勢が欠落してしまった。その一つの証左に、かつて日米大戦の火蓋が切られた際在アメリカの日本大使館の手違いで開戦の通告が遅れ、真珠湾攻撃は卑劣な行為と見なされる恥をこうむったが、その責任者はなんら咎(とが)められることなく出世のレールに乗って行った。

 もっとも戦後にも気骨のある役人はいて、田中角栄総理が強引に日中国交回復を行い、幾つかの実務協定を約束した際、ソヴィエトロシアの空が一切閉ざされていた当時、シナの上空を通過すればヨーロッパ行きのフライトの時間が大きく短縮される筈の航空協定に関してシナ側が一歩も譲らず、日本にとって一番利益の多いはずの航空協定が田中総理の一存で座礁してしまい、これに激昂した外務省の志のある役人たちは、この一方的な協定に反対していた青嵐会の仲間に田中総理と周恩来の間の密電をすっぱぬいて悔し泣きしていたものだったが。

日本の粉ミルク、品質に問題=販売停止・回収を決定-香港

2012-08-14 11:00:00 | 学習
日本のマスコミではほとんど報道されていませんが、日本の食品は世界中で忌み嫌われています。最近、タイとベトナムが日本の食料品を輸入すると言っていますが…とんでもない話しです。

日本の粉ミルク、品質に問題=販売停止・回収を決定-香港より転載
 【香港時事】香港政府食品・衛生局は8日、市販粉ミルクのサンプル調査を行った結果、森永乳業と和光堂の製品にヨード不足の問題があることが分かったと発表し、使用しないよう市民に呼び掛けた。
 政府食品安全センターからの連絡を受け、輸入業者は両社製品の販売停止と回収を決定。同センターは既にこれらの粉ミルクを飲んだ乳児を対象に10日から検査を実施する。
 品質に問題があった製品は生後6カ月以下の乳児用。地元のテレビ・ラジオによると、同局の高永文局長(閣僚)は記者会見で、両社の製品について「ヨード含有量が世界保健機関(WHO)の基準の3分の1以下しかない。乳児の甲状腺や脳の発育に影響を与える可能性がある」と説明した。(2012/08/08-22:01)

福島県庁が安全デマを流すよう東電に要請

2012-08-14 10:30:00 | 原子力関係
福島県庁が安全デマを流すよう東電に要請より転載

 福島県の犯罪行為が又々明らかとなりました。昨年3月に福島第一原発3号機が爆発した際、住民を被曝させた疑いが濃厚となったのです。福島民報は、本日付でこう報じています。(http://www.minpo.jp/news/detail/201208102984)

   3号機爆発「健康被害心配ない」 県、東電に発表要請?

 昨年3月に起きた東京電力福島第一原発3号機の水素爆発事故直後、福島県が東電に「風向きから健康被害の心配はない」という文言を報道発表文に盛り込むよう要請していたとする内容が、同社の公表した社内ビデオ会議映像に含まれていることが、9日までに分かった。

 映像によると、東電福島事務所を通じて「次のプレス文に、これから天気は崩れる予想だが、今、北西の風が吹いており、観測された放射線から健康に被害が出る心配はない」という文言を入れたいとの申し入れがあったという。しかし、社内で検討の結果、「風向きは変化するため断言するのは危険」との判断が働き見送られた。

 これに対し、県の荒竹宏之県生活環境部長は同日会見し、「事実関係を確認したが、知事が要請した事実はなく、県災害対策本部の職員が東電に要請した事実も現段階で確認していない」とした上で、「テレビ会議の発言の背景や経緯を詳細に調査し、報告するよう東電に申し入れる」と語った。

 東電の社内ビデオ会議の映像に映っていたのなら、間違いないでしょう。福島県はしらばっくれてもダメです。原発推進派の佐藤雄平知事は被害者を装っていますが、東電や政府とともに責任を負うべき立場にいます。

 福島県は、原子力安全技術センターが送ったSPEEDIのデータを握り潰した前科がありますから、こういう話が出てきても驚きません。「住民の動揺を防ぐため」といういつもの変な弁解に終始すると思いますが、人体実験だったという疑いも捨て切れません。

 昨年5月、世界保健機関(WHO)年次総会に出席していた大塚耕平厚生労働副大臣(当時)は、記者会見で、原発周辺地域などの住民の正確な所在時間と場所が把握できれば、「(データとして)将来的な疫学に寄与する」と述べています。住民をモルモットにするということで、日銀出身で冷酷な大塚らしい発言です。

 限られた社内ビデオ映像公開だけでもこうしたスキャンダルが出てくるのですから、全面公開となれば驚天動地の真実が暴露されることでしょう。我国の将来のために、東電に全面公開させるべきです。

 これと同時に、福島県庁内の動きも調査しなければなりません。知事を始め、誰がいつどこでどのような行動を採ったのか、詳細に調べて公表する必要があります。そうすれば、戦慄すべき冷酷無残な支配の実態が明らかとなることでしょう。痛みを伴いますが、そうしなければこの国を立て直すことはできません。

尖閣出動で対処方針 自衛隊統幕長が策定指示

2012-08-14 10:00:00 | 原子力関係
尖閣出動で対処方針 自衛隊統幕長が策定指示より転載

2012.8.13 07:11

 東京都と政府の尖閣諸島(沖縄県石垣市)購入計画に反発を強める中国の挑発に備え、自衛隊制服組トップの岩崎茂統合幕僚長が尖閣出動に関する対処方針の策定を指示したことが12日、分かった。公船と漁船の日本領海侵入や尖閣への不法上陸を想定。平時でも有事でもない「グレーゾーン」の事態に間断なく対応するには、艦艇や部隊をどの段階で派遣するか詰めておくことが不可欠と判断した。

 野田佳彦首相は7月26日の衆院本会議で「尖閣を含む領土・領海で不法行為が発生した場合は、自衛隊を用いることも含め毅然(きぜん)と対応する」と述べ、尖閣への自衛隊出動を検討する考えを表明。これを受け、岩崎統幕長は同月末、対処方針策定を部内で指示した。

 この時期に対処方針を練るのは、尖閣の地権者と都の売却交渉が大詰めとされるためだ。交渉がまとまれば中国が挑発をエスカレートさせると危惧する。

 挑発の形態としては、7月に農業省漁業局所属の漁業監視船3隻が領海に侵入したように、軍以外の公船による威嚇が懸念される。民間人を偽装した海上民兵を乗せた漁船が、大挙して領海内に押し寄せる恐れも強い。

 漁業監視船は海軍艦艇を改造した事実上の軍艦で、海自中型護衛艦クラスの艦艇もある。「海軍予備部隊」と位置づけられる国家海洋局の海洋調査船も海軍からの移管に加え、新造艦艇を大型化させている。

 日本にとって最悪の事態は、公船や漁船が海上保安庁の巡視船に危害を加え、その隙に民兵が尖閣に不法上陸する事態。自衛隊の対処方針も、このシミュレーションに沿ったものとなる。

 自衛隊の動きは大別すれば2つある。公船などの挑発に海保が対処しきれない場合、海上警備行動で海自艦艇が出動。尖閣に不法上陸されれば沖縄県警が強制退去にあたるが、周辺海域に武装した公船が展開していれば近づけず、「治安出動で早期に陸自部隊を展開させるべきだ」(防衛省幹部)と指摘される。

 整理すべき最大の課題はその出動時期と、迅速な意思決定を含む政府レベルの対処のあり方だ。

 中国が公船と民兵だけで表向き軍を展開させていない段階で自衛隊を投入することは重い政治決断を伴う。過剰反応と主張し国際社会を味方につける中国の「世論戦」にも翻弄されかねない。一方で、派遣をためらえば尖閣に対艦・空ミサイルを持ち込まれ、実効支配の既成事実化を許してしまうことになる。

東電テレビ会議映像 「建屋にヘリで穴を開ける」などのやりとりも

2012-08-14 10:00:00 | 原子力関係
東電テレビ会議映像 「建屋にヘリで穴を開ける」などのやりとりもより転載

FNNより

東京電力が公開した福島第1原発の事故直後のテレビ会議の映像。
会議では、東京の本店と、福島第1原発など5カ所が結ばれ、事故対応の生々しいやり取りが初めて明らかになった。
しかし、報道陣に提供されたのは1時間半。
東京電力が要約版としてまとめたもので、150時間に及ぶ映像のうちのわずか1%。
残りの映像は、記録・録音禁止などを条件に、報道関係者だけに期間を限定した閲覧が許されているが、この部分にも事故原因の究明につながるようなやり取りが残されていた。

福島第1原発・吉田所長(当時)「本店、大変です。大変です。3号機、たぶん、水蒸気だと思う爆発が今、起こりました」
東京電力本店「はい...」
福島第1原発「パラメーター見てくれ、3号機のパラメーター」
東京電力本店「あと現場の人は退避、退避。現場の人、退避」

3号機の原子炉建屋の爆発で、激しく揺れる福島第1原発。
東電が公開したテレビ会議映像には、事故直後の緊迫した状況が映し出されていた。

「今、接続作業を行っています」
「え?」
「まだです。ちょっと待ってください」。
吉田所長(当時)「だから、ちょっと待ってくださいじゃわからねーんだよ、だから」

2011年3月14日午後4時12分、2号機の原子炉の圧力が急上昇し、危機的な状況が続いていた時、吉田所長のもとに1本の電話があった。

吉田所長(当時)「今、安全委員長の班目先生から電話が来まして。格納容器のベントラインを生かすよりも、注水を先にすべきではないかと」

この時現場では、格納容器の圧力を逃がすベントの準備を進めていた。

東京電力本店「吉田君さ、まず、今までのあれの方針通りいくということで、班目先生にご説明するってことだな?」
吉田所長(当時)「はい、ちょっとすみません。本店の方でフォローちゃんとしていただきたいんですけども。わたしもちょっと、十分説明できないんで」

現場の考えとして、ベントを行うことで一致した。
しかし、その数分後。

東京電力本店「清水ですがね。班目先生の方式でいってください」
吉田所長(当時)「はい、わかりました...」

国会事故調では、清水社長が現場の決定に反して、班目委員長の意見に従うことを命じた結果、判断を誤り、事故の進行に影響を与えたと非難している。
一方、未公開となった150時間の映像には、驚くべきやり取りがあった。

福島第1原発「(建屋の)上の方からヘリコプターで来て、何か突き破らせる」
東京電力本店「同じ意見がありましたけれども、結局、火花が出て爆発して同じじゃないかと」

3月13日、3号機が水素爆発を起こす前日、テレビ会議では、たまった水素を外部に逃がすため、原子炉建屋の天井にヘリコプターを使って穴を開けることが真剣に検討されていたという。

吉田所長(当時)「3号機に水を入れている連中が、この真下で作業をしているので非常に危ない」
柏崎刈羽原発・横村所長は「僕はヘリコプターのやつは賛成だけどね。風向き見てさ、爆発するかもしれないけども」

これに対し、東京電力本店からは「荒唐無稽だけど、自衛隊に頼んでさ、火器でパネルを吹っ飛ばしてもらえば? 海側から。だって、どの道吹っ飛ぶぜ」との意見があった。
さらに、未公開映像には、吉田所長が2号機の建屋に近づくため、年配の職員を中心とした、「じじいの決死隊」の結成を提案する様子もあった。
震災から1年5カ月たって、ようやく公開されたテレビ会議映像。
また新たに、事故の混乱ぶりがあらわになった。
(08/08 01:05)

東電テレビ会議映像 元国会事故調査委員・野村修也氏の解説です。

2012-08-14 09:00:00 | 原子力関係
東電テレビ会議映像 元国会事故調査委員・野村修也氏の解説です。より転載
FNNより


東京電力が公開した福島第1原発の事故直後のテレビ会議の映像。国会事故調の委員として、150時間の映像をチェックした野村修也氏の解説です。

(150時間の映像のうちの90分の映像が公開されたが、どういった印象?)
一言で言って、やはり足りないと思うんですね。

(足りない?)
やはり東京電力は、自分たちが見せたい部分を選んで、今回は編集したというふうに感じられるわけです。
わたしは、ほかの部分を見ているわけですけれども、そのほかの映像の中にも、東京電力の対応がまずかった部分ですね、そういったようなものも映り込んでいるわけなので、やはり国民に対して、それをしっかりと見てもらうということが必要なんじゃないかなというふうに思います。

(都合のいい部分だけではなく、都合の悪い部分も公開しなければいけない?)
そのように思います。

(公開されたやり取りには、「自衛隊にパネル(天井)を火器で吹き飛ばしてもらう」、「どのみち吹っ飛ぶ」、「じじいの決死隊」など、対策を取れる状況にない、あまりにもぎりぎりのやり取りがあった)
やはり、はっきり言ってですね、こういったような事態が起こるってことを、十分想定していなかったということが表れていると思うんですね。
やはり、全電源喪失ということは、実は、警告はたくさん発せられていたわけです。
そういう可能性があるということは、事前にわかっていたわけですが、そうなれば水素爆発の可能性もあるということも、当然わかっていてよかったと思うんですけれども、十分な対応が取れなかったと。
その事前の準備が不十分だったということが、こういう、ある意味では非現実的な対応を検討せざるを得ない状況に陥ってしまったということになるんだと思います。

(状況把握も混乱しているが、さらに指示命令系統もかなり混乱している。公開された映像では、原子力安全委員会の班目委員長からの対応の指示を、現場の吉田所長が東電本店に聞き返すという、逆流ともいえる流れができてしまっている)
まさに、原子炉の対応というのは、この福島第1原発にいる現場の方々が決めていくっていうふうに、そういうルールになっていたわけなんですね。
今回は、実はベントを優先させるというふうに現場は決めていたわけなんです。
ところが、ここからずいぶん離れた官邸の方におられた班目委員長が、別な考え方を示していたわけですね。
SR弁というところを開いて、そして、そこに注水するということを強く言っていたわけです。
ところが、現場の方は、それをやると急激に燃料棒がむき出しになってしまう危険性があるということを、東電の本店に対して警告を発しているんですね。
ですから、この班目委員長の指示は従えないというふうに言っているわけなんです。
ところが、東電本店はそのことに対して、官邸にしっかりとその事情を伝えることなく、逆に、官邸の指示に従えというふうに指示を出してしまっているわけですね。
これはもう、明らかに本来やるべき指揮命令系統が逆流してしまっているという状態を表しているわけなんです。
やはりこれは、官邸の方が、ちょっと余計な指示を出しているという面もあるんですけれども、わたしどもの事故調査委員会の報告書では、むしろ、この東電の本店が、しっかりとした対応をしていなかったというふうに結論づけているわけなんですよね。

(ある意味、官邸と福島第1原発の間に立たなければいけなかった)
まさに、こちら(福島第1原発)の意向をきちっとふまえて、バックアップして、官邸に対しては、その指示には従いませんというふうに言わなければいけなかったわけですが、むしろ、班目委員長の指示に従ってくださいというふうに命じてしまったというところに、本店のだらしなさっていうのが表れているんじゃないかなというふうに思っています。
(08/08 01:27)