避難区域がれき仮設焼却炉着工 南相馬・小高 河北新報
福島第1原発から20キロ圏内の避難区域で出た南相馬市の震災がれきを焼却処分する国の仮設焼却炉の起工式が31日、同市小高区蛯沢の建設地で行われた。
建設地は、市に震災後に提供された旧化学工場跡地約2.5ヘクタール。処理能力1日200トンの1基と仮設の灰保管施設を整備する。総事業費は約340億円。来年4月に完成し、同5月の稼働開始を予定する。
震災がれきのうち、リサイクルできない木材や衣類、プラスチックなどの可燃物を燃やす。解体家屋や、避難区域の家庭から出た片付けごみも焼却する。処理予定量は8万9100トンで、17年3月までに焼却を終える。施設は18年3月までに解体、撤去する。
隣接地には、避難区域外の市内の震災がれきを国が代行処分する仮設焼却炉1基を建設する予定。炉は同規模で来春の着工を見込んでいる。
2014年08月01日金曜日
福島第1原発から20キロ圏内の避難区域で出た南相馬市の震災がれきを焼却処分する国の仮設焼却炉の起工式が31日、同市小高区蛯沢の建設地で行われた。
建設地は、市に震災後に提供された旧化学工場跡地約2.5ヘクタール。処理能力1日200トンの1基と仮設の灰保管施設を整備する。総事業費は約340億円。来年4月に完成し、同5月の稼働開始を予定する。
震災がれきのうち、リサイクルできない木材や衣類、プラスチックなどの可燃物を燃やす。解体家屋や、避難区域の家庭から出た片付けごみも焼却する。処理予定量は8万9100トンで、17年3月までに焼却を終える。施設は18年3月までに解体、撤去する。
隣接地には、避難区域外の市内の震災がれきを国が代行処分する仮設焼却炉1基を建設する予定。炉は同規模で来春の着工を見込んでいる。
2014年08月01日金曜日