7月の発受電電力量3.9%減、4カ月連続マイナス
2014/8/12 11:32日経新聞
電気事業連合会(電事連)が12日発表した7月の発受電電力量(速報、10社合計)は、前年同月比3.9%減の799億4917万キロワット時だった。4カ月連続で前年実績を下回った。7月の気温は全国的に前年より低めに推移し、西日本を中心に冷房需要が減少した。
電源別では、火力発電が0.5%減の575億9567万キロワット時だった。7月としては昨年に次ぐ2番目の高水準だった。火力用の燃料消費量は石炭が535万8210トン、液化天然ガス(LNG)は504万5167トンだった。
一方、原子力発電は10カ月連続でゼロだった。関西電力(9503)の大飯原発(福井県)3、4号機が定期検査で停止後、国内の全原発が稼働していない。
電力会社別では、九州電力(9508)が6.5%減とマイナス幅が最大。東京電力(9501)は4.5%減、関西電力は5.2%減だった。0.7%増の東北電力(9506)を除く10社中9社が前年実績を下回った。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2014/8/12 11:32日経新聞
電気事業連合会(電事連)が12日発表した7月の発受電電力量(速報、10社合計)は、前年同月比3.9%減の799億4917万キロワット時だった。4カ月連続で前年実績を下回った。7月の気温は全国的に前年より低めに推移し、西日本を中心に冷房需要が減少した。
電源別では、火力発電が0.5%減の575億9567万キロワット時だった。7月としては昨年に次ぐ2番目の高水準だった。火力用の燃料消費量は石炭が535万8210トン、液化天然ガス(LNG)は504万5167トンだった。
一方、原子力発電は10カ月連続でゼロだった。関西電力(9503)の大飯原発(福井県)3、4号機が定期検査で停止後、国内の全原発が稼働していない。
電力会社別では、九州電力(9508)が6.5%減とマイナス幅が最大。東京電力(9501)は4.5%減、関西電力は5.2%減だった。0.7%増の東北電力(9506)を除く10社中9社が前年実績を下回った。〔日経QUICKニュース(NQN)〕