中間貯蔵事業者が地質調査へNHK
中間貯蔵事業者が地質調査へ
原子力発電所から出る使用済み核燃料を一時的に保管するため、むつ市に建設された中間貯蔵施設をめぐって、事業者の「リサイクル燃料貯蔵」は、周辺の断層などについて活断層でないことを裏付けたいとして、新たに地質調査を行うことになりました。
むつ市にある使用済み核燃料の中間貯蔵施設について、事業者の「リサイクル燃料貯蔵」は、来年3月の操業開始に向けてことし1月、国の原子力規制委員会に安全審査を申請しました。
ことし4月に行われた地質に関する審査で、リサイクル燃料貯蔵側が、施設の周辺の東通村にある下北断層や断層と疑われる場所について、これまでに行った調査結果から「少なくとも12万年前から13万年前以降活動していない」として活断層ではないと説明したのに対し、原子力規制委員会はその根拠を詳しく説明するよう求めました。
これを受けて、リサイクル燃料貯蔵はこれまでの説明を裏付けるため、▼下北断層と▼断層と疑われる場所の周辺のあわせて10か所で、新たに地質を調べるボーリング調査を行うことになりました。
調査は、来月上旬からおよそ1か月かけて行われる予定で、『リサイクル燃料貯蔵』は、「下北断層などは将来活動する可能性はないと考えているが、予定通り操業するために積極的に地質調査を行いたい」と話しています。
08月23日 07時50分
中間貯蔵事業者が地質調査へ
原子力発電所から出る使用済み核燃料を一時的に保管するため、むつ市に建設された中間貯蔵施設をめぐって、事業者の「リサイクル燃料貯蔵」は、周辺の断層などについて活断層でないことを裏付けたいとして、新たに地質調査を行うことになりました。
むつ市にある使用済み核燃料の中間貯蔵施設について、事業者の「リサイクル燃料貯蔵」は、来年3月の操業開始に向けてことし1月、国の原子力規制委員会に安全審査を申請しました。
ことし4月に行われた地質に関する審査で、リサイクル燃料貯蔵側が、施設の周辺の東通村にある下北断層や断層と疑われる場所について、これまでに行った調査結果から「少なくとも12万年前から13万年前以降活動していない」として活断層ではないと説明したのに対し、原子力規制委員会はその根拠を詳しく説明するよう求めました。
これを受けて、リサイクル燃料貯蔵はこれまでの説明を裏付けるため、▼下北断層と▼断層と疑われる場所の周辺のあわせて10か所で、新たに地質を調べるボーリング調査を行うことになりました。
調査は、来月上旬からおよそ1か月かけて行われる予定で、『リサイクル燃料貯蔵』は、「下北断層などは将来活動する可能性はないと考えているが、予定通り操業するために積極的に地質調査を行いたい」と話しています。
08月23日 07時50分