横浜市青葉区に残された里山、「恩田の森」の四季の移ろいをご紹介するblogです。
恩田の森Now
賑やかな森
13 November 2011
8日に、秋らしい季節がやって来たと書いたばかりなのに、今日の森は気温が20度まで上がり、汗をかくほどの陽気となりました。芋ほりの子供たちの中には半袖の子も混じるなど、小春日と云うには暑すぎるほどでした。
なるせの森の谷戸奥の畑では、芋ほりが行われていました。幾組もの親子がサツマイモを掘り、弁当を広げていました。いつもは静かな恩田の森ですが、今日は子供たちの歓声が聞こえる賑やかな一日だったそうです。
こちらも大勢の人で賑わっていた、谷戸田で作った米の脱穀作業場(ただし、昼休み中)。古い農具をお借りして人力での脱穀作業です。右から足踏み式の脱穀機(神奈川縣橘樹郡生田村、細王舎工場製「ミノル式親王号」と書かれていました)、唐箕(空籾や藁屑を取り除く手回し機械)、電動脱穀機(これは使っていませんでした)、リヤカー(これはご存じでしょう)。
かつらの森の民家の庭先で咲いていた菊。この時期は庭で栽培されているものだけではなく、畑の隅や道端でもたくさんの菊の花を見かけます。鼻を近づけると清々し香り楽しめます。11月いっぱい楽しめるでしょうか。
少しずつ燻される籾殻。籾摺りの後には大量の籾殻が残ります。かつては緩衝用としてリンゴ箱に詰められたりもしましたが、そういう用途もなくなった今は、焼いて肥料とするのが唯一の使い道でしょうか。子供の頃に、茶筒を大きくしたような煙突を刺し込んで燃やしているのを見かけてことがありますが、今日は煙突なしでした。
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