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2024年10月7日 進む秋

 秋がやってきた横浜地方、恩田の森ですが雨勝ちですっきりした秋晴れの日は少なく、なんとなく陰鬱な秋の日が続いており今日もそんな一日。でも、降られず、気温も低く無事に森のレストランを再開できましたのでヨシ、といたしましょう。



 稲藁が残された白山谷戸の田んぼ。稲作だけですとコンバインでの刈り取り・脱穀後の稲藁は刻んで田にすき込んでしまいますが、畑作もする農家ですと敷き藁等として貴重な資材となりますのでこうして干しておくのです。



 道端で群れて咲く犬蓼(いぬたで。タデ科イヌタデ属)。「赤まんま」の異名の方が通りが良いでしょうか。「蓼食う虫も好き好き」の言葉の元になったのは葉に辛味があり刺身のツマなどの使われるのは柳蓼(やなぎたで。同科同属)であり、こちらはそのような役にも立たない(おままごとの役には立つ)ので犬蓼。植物のなかでその材や果実などが実用の役に立たないものの名前に「犬」が付けられます。犬槇、犬山椒、犬枇杷などがその例ですが、これを人の様にも当てはめた犬侍、犬死などの言葉もあります。犬は洋の東西を問わず古くから有用な家畜であったはずなのに、不思議な「犬言葉」です。

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 少なくなった稲架掛けの天日干し。



 今年はコスモスをほとんど撮れていないのが残念。来週は少し遠まわりしてみようかしらん。



 檜の木に巻きついて蔓を伸ばして実を生らせた烏瓜。

 以下はオマケです。



 秋になりましたので春夏の7飯から自炊、通称「森のレストラン」再開です。



 食後のお茶も春夏の抹茶から珈琲に変わりした。最近、ドリップパックの美味しい淹れ方を会得したので、なかなかのお味を楽しんでおります。

 漫文と共に「恩田の森」他で撮った写真を毎日更新のblogにも掲載いたしておりますのでこちらも是非ご覧ください。
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