相変わらず連日32度前後の厳しい残暑が続く横浜地方ですが、ほぼ例年通り稲刈りが始まったようです。恩田の森の散歩と撮影を始めた20年前には二条刈りの小さな稲刈り機で刈り、はさ掛けする田んぼが多かったのですが、最近は脱穀まで済ませる大型のコンバインで刈り取ることが増えてきたようです。
大稲作地帯とは違い小規模農家が多いですから各戸でコンバインを購入するようなことはなく、持っている農家が頼まれてあちらこちらの稲刈りをしているように見受けられます。風情ある(絵になる)はさ掛けが少なくなったのは少々残念です。
盗人萩(ぬすびとはぎ。マメ科ヌスビトハギ属)。草丈6、70センチの所謂道端の雑草ですが目立つのは長く伸びた花穂と小さな花で、よく見かける雑草とはちょっと違った印象です。
そして、盗人萩という不思議な名前の由来がこちら。花の後の果実が、抜き足差し足で歩く泥棒の足跡に似ているとして、かの牧野富太郎先生が命名したのだそうです。
秋空に映える薬師堂の葱坊主。元へ、擬宝珠(ぎぼうしゅ)。
牢場谷戸の田んぼの脇で彼岸花が咲いているかと楽しみにしていたのですが、残念ながらまだ気配もありませんでした。その代わりと云う訳ではないでしょうけれど、田んぼの手前の畑で一輪だけ咲いておりました。
金水引(きんみずひき)。赤い花の水引に対して黄色い花を金に見立てた命名ですが水引がタデ科なのに対して金水引はバラ科と、全くの別物です。これも道端の雑草ですが、さすがにアスファルトやコンクリートで固められた都会の道端では咲いていないでしょうね。
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