曇り空で風が強いために、体感は早春かと思うほど肌寒のためテンション下がり気味。森の緑も濃くなり爽やかな初夏のはずなのですが、まぁ、時にはこんな初夏の日もあります。そんな森を歩いてきました。
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トトロの切り通しをいつもとは逆方向からみた図。緑が濃くなりました。
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毛狐の牡丹(けきつねのぼたん。キンポウゲ科キンポウゲ属)。トゲトゲのある丸いものは花の後の果実。植物の名前を漢字で書くのはケシカラン、と云う方が時折おられますが、「ケキツネノボタン」と聞いてもどんな植物なのか想像もできません(どこで区切るのかもわからない)が「毛狐の牡丹」と書いてあれば、体に毛が生えている、「狐」は嘘や偽物(〜ではない)の意味で、(葉が)牡丹に似ているけれど牡丹ではない植物だと云うことがわかります。
ちなみに名前に「犬」と付くのは材が役に立たない(犬槇・犬柘植・犬山椒など)と云う意味です。
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3月末にご覧いただいた源平桃の実です。梅の実ほどの大きさでこれ以上は大きくはなりません。
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モモイロヒルザキツキミソウ。これもまた漢字ならば読まずとも分かる桃色昼咲月見草。
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虫取り撫子(むしとりなでしこ。ナデシコ科マンテマ属)。「虫取り」と云っても食虫植物ではありません。上部の茎から粘液を分泌し、受粉の役には立たないのに蜜だけを取っていく蟻などが花に到達できないようにする工夫なのだそうです。ヨーロッパ原産で江戸時代に観賞用として移入されましたが、今では野生化しています。
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