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山笑う(やまわらう)とは聞きなれない言葉かもしれませんが、今どきの、森の木々が色とりどりに一斉に芽吹く様子を表現した俳句における春の季語ですが、この季語を使っての作句経験のない方にご理解いただくのは少々難しい、何とも微妙な季語なのかも知れません。
中国・北宋の山水画家、郭煕(かく き、11 世紀)の画論「臥遊録」にある「春山淡冶にして笑うが如く、夏山蒼翠にして滴るが如く、秋山明浄にして粧うが如く、冬山惨淡として眠るが如く」によるとされていますが、季語とされているのは春の「山笑う」と冬の「山眠る」だけのようです。
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柿若葉。柿の葉は芽吹いて一週間と秋の紅葉が美しい。夏の間の柿の葉はただ暑苦しいだけで感心しないと思うのは、私の自然を見る目の感度が低いからでしょうか。
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紫花菜(むらさきはなな、正式名称:オオアラセイトウ(大紫羅欄花)、別名:花大根、諸葛菜など)が、咲き誇っておりました。
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こちらが本家「菜の花」たる「アブラナ(油菜)」。アブラナ科アブラナ属に属する野菜、白菜やブロッコリーも薹が立ち花が咲くと油菜とほとんど同じ花を咲かせます。春の畑で黄色い花を見かけるとつい「あっ、菜の花!」と云ってしまいますが、多くの場合、様々なアブラナ科の植物の花であると云うことになります。
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檜林と植栽されたレッドロビンの間に見える「菜の花」は、アブラナではなくブロッコリーの花です。なぜ遠目で判るかのかと云えば、そこがブロッコリー畑であったことを知っているからです(^^)
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今日最後にご覧いただくのは二輪草の大群生地。山奥ではありません。最初に見た時には我が目を疑いましたが、横浜市青葉区の住宅地のすぐ傍にあるのです。いつまでもこの姿が守られることを願って止みません。
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