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2019年10月15日 台風のあとに

 15号に次いで19号の襲来。東日本各地に甚大な被害をもたらした19号でしたが、幸い横浜市内での被害は限定的でした。大慌てで済ませところを含め、ほとんどの田んぼで稲刈りが終わっていましたのでまずは一安心。

 先週干されていた稲は台風前に脱穀を済ませたようでしたので一安心。白山谷戸ではまだ二枚の田んぼの稲刈りが済んでいませんが、稲が倒れたりはしておりませんでしたので天気が回復すればいつも通りの刈り取りとなることでしょう。

 秋の野の草の代表格、野菊と犬蓼(いぬたで)。犬蓼は「あかまんま」と呼んだ方が判り易いでしょうか。

 台風の被害がまったくなかったわけではありませんでした。杉と竹の混合林ではこんな姿も。よく見ると杉の木の中は空洞になっていて折れて然るべき状態であったようです。弱いものはこのようにして淘汰されてゆく自然の摂理と云うべきでしょうか。

 白粉花(おしろいばは)です。花期は春から夏と云われておりますが、この時期になってもまだ花を咲かせます。夕方に咲いた花は暑い時期には翌朝には萎んでしまいますが、秋になると昼頃までこのように咲いています。

 台風対応で疲れ果てたのか、あちらこちらで逃げもせず眠りこけている猫をたくさん見かけました。

 

 あかねの森南麓の民家の駐車場脇で咲いていた秋明菊(しゅうめいぎく)。名前に「菊」の字がついておりますがキク科ではなく、キンポウゲ科イチリンソウ属ですのでアネモネの親戚です。球状の蕾でそれと判りますね。

 恩田の森で撮った写真他を毎日更新のblogにも掲載いたしておりますので是非ご覧ください。
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