田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

雨の日のうたたね

2008-02-12 13:58:14 | Weblog
2月12日 火曜日 雨
●カミサンがひっそりと玄関の引き戸をしめている。冷たい雨の中を歯科まででかけていく。いつもなら散歩をかねてお供するのだが、体が重くうとうととホリゴタツで寝ていた。すこし寝不足なのかもしれない。いままでこうしてものうく横になったまま寝込んでしまうなどということはなかった。

●からだが物憂いなどということは経験したことがなかった。この感覚は例のストレスからまだ回復していないからなのだろう。それにしても、人間の心というものはかくも弱いものかと思い知らされた。いや大袈裟なことはいうまい。わたしの心が意外と脆弱だったといことだ。この心理を小説にいかそうなどと、浅ましいことを考えながら広い家で寝ていた。ブラッキーが寄ってきてわたしの手をなめていた。