田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

餃子だけではなく、会話のたのしめる街づくりを――。 麻屋与志夫

2015-03-08 08:11:18 | ブログ
3月8日 日曜日
●「街ってのは建物じゃなく人なんだ」と20年間の放送で感じ取った見解を口にした」
テレビ東京「出没!アド街ック天国」(土曜後9・00)が7日、1000回記念スペシャルを放送。司会を務める愛川欽也(80)はラスト司会になるとみられるが、お別れのあいさつはなかった。(スポニチアネックス)――Yahooニュースからの引用。

●欽也さんがいいことをいってくれた。
きょうは、日曜日。
曇っていて寒いが宇都宮にいってみようかと思う。
でもあまり「楽しめない」街だからな。
と……考えてしまう。
街は特に駅の東は高層ビルがおおく、
かろうじて都会らしい雰囲気をかもしだしているが、
歓楽街はキャピキャピしていて、
遊び盛りを過ぎた高齢者にはなじめない。
わたしは、なにを、望んでいるのか。
それは、やはり会話のできる店だろう。
会話を裏で支えてくれるのは「文化」だ。
会話が成り立たない――くらいならいいのだが、
こちらでフッタ話題に怒りをもって、
あるいは侮蔑をもって応えるにいたっては悲しくなる。
物言えば唇寒し。
と感じてしまう。

●某日。
「イマデショウの林先生も英会話が苦手なんだな。
高尾山で会った外人と英語で話したが、
シドロモドロだった」
わたしは隣のカミサンに話しかけた。
別に林先生をサゲズんでいる訳ではない。
先生は稀に見るタレントの持ち主だとむしろ尊敬している。
でも弁慶の泣き所ではないが、
ウィクポイントもあるのだなとうれしくなって、
カミサンにはなしかけた。
タクシーの運転手が、
「そんなことはありません。
東大出の、テレビにも出てる、立派な先生です」
彼は自分にはなしかけられたと思ったらしい。
こちらが、
どういう人間で、
どういう立場で、
カミサンと話しているのかといったことにたいする、
配慮はまったくない。
この相手をみて、配慮することが文化だ。
おーもーてーなしの文化だ。
運転手さんはさいごまで怒りっぱなしだった。
おもわぬところに林先生のファンがいたものだと、
その人気のほどにおどろいた。

●こういう人のいる街では、
うかつに店に入ってはなしもできない。
フッタ話題によっては、たたきだされるかもしれない。
●某所。
「小説をかいているのですよ」
「どうせ同人誌でしょう」
このウケにもおどろいた。
それからさきに話題は広がらなかった。

●まだまだ事例はたくさんある。
でも、あまりかくと、
わたしが地元を軽蔑していると誤解されかねないので、
止める。

●まったく逆で、
楽しい街になってもらいたいのだ。
これからますます歳を重ね、
馴れない年齢になっていき、
行動半径も縮まり地元がたのしくなかったら、
生きがいをなくして、
ヒキコモリ老人になってしまう。

●欠点を見定めることで、
それを是正していく。
批判することで成長させる。
気づくことで反省する。
それが街の文化を育てていくと思うのですが、
どうでしょうか。


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