田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

敬老の日。GGは、まだまだ文学青年です。 麻屋与志夫

2020-09-21 13:22:01 | ブログ
9月21日 月曜日

●ロブ=グリエを四冊ほど読んだ。デュラスを五冊。今、ソレルスの「黄金の百合」を読んでいる。題名からの連想でサロートの「黄金の果実」も読みたくなった。もちろん、というか残念ながらというべきか、フランス語では読めない。昔、仏文科の友だちがいて「むずかしくて、原書ではソレルスはおれたちだって無理むり」といっていたのをおもいだした。でも翻訳家がすばらしいので、毎日ブンショウそのものも堪能している。日本の作家の小説の文体よりもすぐれている。といっては失礼かな。わたしは、ジョイスも読めない。こんな難解な英文もあるのだな、いつも感心している。でも、柳瀬さんのすばらしい翻訳で読ませていただいている。結局、仏文科ではないのだからフランス文学は読めなくても仕方ないとしても、英語くらいは原書で読むべきなのだろうが、いや、若いときはそうしていたのだが、この歳になるとその根気も気力もなくなっている。

●坂本冬美をきくようになっている。

●でも、秋になると「枯葉」をかけてよ。と妻にリクエストしている。もちろんジャズだ。

●GGになるといろいろな知識が蓄積される。それで混線するのか、やっていることも、いっていることも、いいかげんになる。。困ったものだ。能に目下、興味をもっている。それでいて「土曜日は寅さん」を欠かさず見ている。老化現象、認知症予備軍かな。

●小説をクリエートするのに疲れると「パロディ俳句」をつくって戯れている。モジリの源を当ててくださいな。

キッチンや猫とびおりる床の音
パン一片たべてたちさるGGかな
アメショウがショーと尿する枕元
古民家もすみつづけてGB家
なにもかもゆるせる猫のしたり顔
しずかさやシビンにしみいる尿の音
猫ちゃんはいずこ五月のぬかる道
ゆきゆきて倒れ伏すとも妻の膝

●今日は敬老の日。「高齢者過去最多の3617万人に」とパソコンで読んだ。

●「てまえ、生まれは関東です。関東関東といっても、いささか、広うござんす。北に男体、南に筑波。清き流れの黒川でユアミした、生まれも育ちも、鹿沼の若輩者です……」

●こちらは八十七歳。まだ現役。夜は教壇に立っている。若輩者なんて言葉のアヤ。

●ブログの更新がすくないが、小説を書くことに精進しているからだ。この歳で新人賞を狙うなんて笑っちゃいますよね。

●右や左の編集者のみなさん、敬老精神を発揮してくれませんか。

●わたしの作品は角川BOOK WALKER 惑惑星文庫で読んでいただけます。

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