田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

ウロが来た! ボケがはじまった!! と朝から嘆く。 麻屋与志夫

2014-08-13 07:41:12 | ブログ
8月13日 水曜日

●ウロが来た。と自覚した。

●ウロ(うろ、虚、空、洞)がまわったと悲しむことになった。

●ウロタエた。

部屋の中をうろうろ歩いた。

カミサンに向かって胡乱な奇声を発した。

嘆いてみせた。

カミサンのほうはウロタエルどころか泰然自若。

●こんなときほど小柄なカミサンを、頼もしく感じることはない。

●ウロが来た。

――ボケがはじまった。と思ったのである。

●「そそっかしいのよ。いままでだって、勘違い、まちがいはしてたわよ」

とカミサンはすこしもアワテズ、平然たるものだ。

●ことのおこりはAに本の予約をしたことにはじまる。

二冊。その本が発売日を過ぎても郵送されてこない。

結局はわたしのPCでの予約手続きに誤りがあったのだろう。

PCならず、テレビでも、電気器具はすべて操作できない。

●PCは文章を打つだけ。

もっとも、これは仕事だから……。

こうしてPCに文章を打ち込むことができなかったら、小説家としてやっていけない。

それでも。

なんとなんと。

この単純な操作をじぶんのものにするために。

パソコン教室に三年間も通いつめた。

●本の予約ミスでかなりのダメージをうけていたのに。

こんどは「渋沢栄一の経営教室」の著者に――。

藤岡製糸場の創設者、とメールを送ってしまった。

富岡製糸場とすべきなのに――。


●最近こうしたミスをしばしば犯す。

もうこうなると――。

「ホントニホントニホントニボケ老人だァ」

と富士急アイランドのコマーシャルみたいに。

叫びだして、オドケルいがいに術がない。

ほんとに!ほんとに!ほんとに!ライオンだ~♪でおなじみの サファリパークにでもでかけてライオンとご対面でもしたら、その恐怖のあまり感覚が元に戻るのではないかな。

●などと奇妙なことを朝から考えた。

●81歳のただの老人への坂を。

転げ落ちようとするじぶんを。

必死で支えている自画像なのでありました。

●はいおしまい。



●本はカミサンがPCをあやつり購入できた。

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