田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

田舎暮らしのよさがなくなっていく。 麻屋与志夫

2018-10-21 02:18:07 | ブログ
10月21日 Sun.

●すっかり秋らしくなった。ベニマルにいくときにとおる大通り。花ミズキが紅葉してきた。これで霜でもおりれば、見事に色づく。それがすめば初冬の季節、日本の自然の移り変わりのあわただしさを感じさせる今日この頃だ。

●妻が留守なので、ひとり寂しく散歩に出た。街もこのところ空家が整理されている。取り壊したままになっていたり、はやくも駐車場になっていたりする。少し見ぬ間に様変わりしている。この町に住んでいるGGですら、このところの変化にはついていけない。

●街を歩いていて寂しく思うのは、昔からのお店がほとんど消えてしまっていることだ。鹿沼銀座通りなど見事にシャッターどおりになっている。時代の変遷についてこられなくなったのも確かだが、ひとびとの生活形態がかわったことにもよるのだろう。

●GGの家の裏も、ごたぶんにもれず、大変革の波におそわれた。まるでツナミのようだ。何軒もあった空家や廃屋がいっきにこわされて広い駐車場になってしまった。終戦後なんら風景に変化がなかったのに、数々のおもいでのあった場所が、いまはGGの記憶の底によどんでいるだけとなった。

●これでは田舎町に住んでいるよさがなくなってしまった。お店にしても、全国どこに行っても同じ看板ということになりつつある。街から個性が消えていく。寂しいものだ。散歩のかえり駐車場を横切りわが家の全景が見られるようになっているのにおどろきながら、あらためて、これからの老後の生活に思いをはせた。田舎町としてのよさがなくなった。これではここにすみつづける理由がない。どうしょうかな。

●私事ですが、GGのカミサンが、やはりブログ「猫と亭主とわたし」を開設しています。
GGのこの欄の「ブックマーク」をクリックしてもらえば読めます。カミサンのブログは写真が沢山のっているので楽しいですよ。それにGGの生活の様子がよくわかると思いますのでどうぞご訪問ください。



麻屋与志夫の小説は下記のカクヨムのサイトで読むことができます。どうぞご訪問ください。

カクヨムサイトはこちら


  今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
 お帰りに下のバナーを押してくださると…活力になります。
 皆さんの応援でがんばっています。


にほんブログ村

下記の作品は角川ブックウォーカー惑惑星文庫に載っています。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿