田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

活字文化を見直してください。  麻屋与志夫

2014-12-10 04:47:39 | ブログ
12月10日 水曜日

●本が売れない。

活字文化は、メディアは閑古鳥の鳴く状態だ。

なにを、おっしゃいますか。

本屋さんには本が溢れているじゃありませんか。

ベストセラーの小説など何百万部と売れて、

すごいでしょうな。

●はぁい。

そうオッシャルカタには手を上げて、反駁します。

村上春樹を除いては、

「警察小説」

「官能小説」

そしてわたしがイイトシコイテ、書いている、

「ライトノベル」のジャンルだけです。

売れているのは――。

わたしは昔、「抒情文芸」誌で雑誌テビューを果たしたので、

ラノベを書くことにはなんの抵抗もありません。

でも、純文学志向のかたはたいへんだろうなと同情している。

文学にたいして、至高の精神で臨み、

人生いかに生きるべきか。

といった、私小説的発想で小説家をめざし自爆した朋が多々いる。

悲しいことだ。

●真逆に、あれですよね。

映像メディアのほうはすごい繁盛ブリです……。

ともかく、画にならないものはだめ。

なのかな?

●テレビとか、スマホとか見ている分にはおもしろいですもの。

とても、とても、活字ではかないません。

でも、人は物事を考えるのは、言葉ですから、

事の良し悪しを映像で決めるということはないのです。

子どもを、放置して餓死させてしまう。

ストーブで火あぶりにするとか。

とても書くだけでも、

ゾッとするような事件が相次いでいます。

こういう人たちは、そうしたことを実行出来る人たちは、

活字文化には縁のないひとなのかなと思っています。

●こうすれば、こうなる。

といった、

仏教的な因果応報の思想も、

人の行動を律するのには有効なのだろう。

それを学ぶことのできるのは言葉、

活字ですもの――。

本を読んでください。

●朝早く起きて新聞を読み、こんなことを考えました。





日本経済新聞出版社刊。
親友香取俊介氏の作品です。わたしはいま再再読しています。
おもしろいですよ。いろいろな読み方のできる懐の広い作品です。
学生には、道徳の書としても読めると思います。
各紙の書評欄で好評です。ぜひご高読下さい。

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