田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

メナシが切れる、なんてあなたの田舎ではいいますか。  麻屋与志夫

2016-12-09 09:45:31 | ブログ
12月9日Fri.メナシが切れる、なんてあなたの田舎ではいいますか。

●薄氷がはるようになった。今朝は室温7°。鹿沼の冬は東北の青森、秋田より寒いという。温度的には東北と同じくらいか、いくぶん温かなはずなのだが。男体颪が吹き荒ぶためなのだろう。

●ある冬。無防備で街に出たカミサンが帰ってきたら顔にメナシが切れていた。肌にこまかなヒビワレガできていて、おどろいた。

●いまこのブログをかいていて、さらにおどろいたことがある。メナシという言葉を辞書で引いたが、でていないのだ。これは方言だ。と気づいた。パソコンで調べたらでていました。あかぎれのこと――。ああよかつた。まだ、ボケるのには早過ぎる。わたしの記憶力があやふやになったわけではなかった。茨城県の北部でも使うらしい。と、すると関東北部に分布する方言なのでしょうかね。

●わたしの感覚では、アカギレは踵などにできる深いもの。皮膚の表面にできる細かなのがヒビワレ。さらに細かなのがメナシだったのですが――。ヒビとメナシは同じものらしいですね。

●男体颪が吹くと体感温度がうばわれるためか、鹿沼の冬はひじょうに寒い。

●ところが、この地方ではタートルネックのスエタをあまり着ない。生徒に訊いてみると「ダサい」からという返事が戻って来た。なぜ、徳利!! のセエタがださいのかわからない。宇都宮の東武デパートでもあまり陳列されていない。ある売り場では、いまどき流行っていないからありません。などという、それこそ理解に苦しむ応えがもどってきたことがあった。

●ジーンズにタートルネックのセエタをきるのがどこがおかしいのだろう。そういえば、ジーンズの子もこの街ではすくないナ。ではなにを着ているかといえば、ジャージの子が目につく。トレーナーがだ普段着だ。

●ちいさな田舎町だけの生活圏でモノをかんがえるのは危険だ。わたしは「目無し」――メカクシされないように気をつけなければとかんがえた朝のひとときでした。





平安の昔より続く「九尾(吸美)族VS人狼」の怨念の戦いが今蘇る。勝利して月に吠えるのは、どっちだ!

猫の動きから「人狼(じんろう)」の出現を予感していた一人の老人がいた。老人の予感通り人狼が出現し、民族学者の石裂(おざく)は争いの渦にまきこまれていく。那須野を舞台に展開する千年越しの怨念の戦い。勇猛果敢な妻は「あなたのことは、わたしが守る」といい、長女の祥代は「お父さんのことは、見捨てないから」といってナギナタをふるって人狼の群れに斬りこんでいく。那須野ガ原の『玉藻狩り絵巻』さながらの戦いが妻の故郷で勃発したのだ。平安から連綿と続く「都市伝説」は平成の世にも生きていた!痛快無比の壮絶な戦いの幕が、ここに切って落とされた――。

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1 コメント

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凍てつくようです。 (種吉)
2023-01-10 06:56:42
おはようございます。
お話を聞いてよくわかりました。お隣のからっ風みたいのが、この地に吹き込んでいるのですね。道理でとても寒いわけです。生まれ育ったところは盆地で、夏暑く、冬寒かった。しかし、この地ほどでもない。
人になじむのが下手な性分、今でも気楽には暮らせませんが、ここは風紀のいいところ。農作業などをみなさんに助けていただきながら、ここ半世紀を過ごしてきたことです。
先生には本当にお世話になりました。
今も、からだのあちこちにあかぎれやひびわれ、それにめなしがたくさんできていて、鏡を見るたびに驚いています。
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