3月28日 土曜日
●今年の冬は寒かった。
日光颪が吹く街なので、東北地方より寒いと言う。
日光颪といえば、わたしはいまこのブログに「黒髪颪の吹く街で」という長編小説を連載している。
●日光颪というより「黒髪颪」と表現したほうが凄みがでるような気がする。
乱れた黒髪のように吹き荒ぶ冬の暗い陰鬱な風。
生まれ育った街でなれているはずなのだが、いやぁ、今年はことのほか、寒かった。
●黒髪山というのは男体山のことだ。
「奥の細道」に、剃り捨てて黒髪山に衣更え、の一句がある。
黒髮山は、霞かかりて、雪いまだ白し、とある。
●この鹿沼でも、そろそろ桜の開花が見られる季節となった。
カミサンは昨夜は大森泊。
東京はもう咲き出している。
明日あたりは見ごろだろう、という。
鹿沼はどうなのだろうか。
午後は独りで黒川縁を散策しようと思う。
●この季節は学生との別れの季節。
卒業生のことを思っていたら、15年ほど前に卒業したY君から本を贈ってもらった。
教え子から本を贈ってもらったのは、初めてのことだ。
うれしかった。
某国立大学で哲学研究をしている。
●教え子が立派になっていくのを見守るのはうれしいものだ。
鹿沼に幽閉されたような状態で「アサヤ塾」主宰して半世紀になる。
浅学非才の身にとっては、教え子が精進して勉強をつづけていると知らされるのが、いちばんうれしい。
●住所が書いてなかったので、失礼と思うが、研究室宛てに礼状を出そうと思う。
わたしが81歳になってまだ教壇にたっていると知らせたら驚くだろうな。
●元気だか、歳のせいか昔の教え子のことを、とくにこの季節には思い出して、なぜか涙ぐむことがある。
あと何年このまま教鞭をふるえることだろうか。
卒業生のみなさんぜひ近況をしらせて、わたしを泣かせて下さい。
今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
お帰りに下のバナーを押してくださると…活力になります。
皆さんの応援でがんばっています。
にほんブログ村
怪談書きませんか/栃木県芙蓉高校文芸部
著者麻屋与志夫
250円(+税) (税込 270円)
古い怪談のある栃木。いま新しい怪談誕生。恐怖、戦慄保証付き
栃木には大中寺の七不思議がある。特に『馬首の井戸』や、秋成の日本吸血鬼物語の嚆矢(こうし)ともいわれている『青(あお)頭巾(ずきん)』は有名だ。―― その土地は、いま外来種ル―マニヤ吸血鬼の侵攻(しんこう)を受けている。吸血鬼監察官の文子と龍之介は敢然(かんぜん)とその敵に立ち向かう。龍之介のジイチャン翔太も愛する九(きゅう)尾(び)玉(たま)藻(も)と、命がけの抵抗をする。二組の恋人同士が最後にたどりついた境地(きょうち)、1000年の時空(じくう)を超えた愛の不滅(ふめつ)の物語。あなたは恐怖し、そして純愛に涙する。
角川ブックウォーカーで検索してください。
ジャンル文芸レーベル惑惑星文庫出版社名惑惑星
●今年の冬は寒かった。
日光颪が吹く街なので、東北地方より寒いと言う。
日光颪といえば、わたしはいまこのブログに「黒髪颪の吹く街で」という長編小説を連載している。
●日光颪というより「黒髪颪」と表現したほうが凄みがでるような気がする。
乱れた黒髪のように吹き荒ぶ冬の暗い陰鬱な風。
生まれ育った街でなれているはずなのだが、いやぁ、今年はことのほか、寒かった。
●黒髪山というのは男体山のことだ。
「奥の細道」に、剃り捨てて黒髪山に衣更え、の一句がある。
黒髮山は、霞かかりて、雪いまだ白し、とある。
●この鹿沼でも、そろそろ桜の開花が見られる季節となった。
カミサンは昨夜は大森泊。
東京はもう咲き出している。
明日あたりは見ごろだろう、という。
鹿沼はどうなのだろうか。
午後は独りで黒川縁を散策しようと思う。
●この季節は学生との別れの季節。
卒業生のことを思っていたら、15年ほど前に卒業したY君から本を贈ってもらった。
教え子から本を贈ってもらったのは、初めてのことだ。
うれしかった。
某国立大学で哲学研究をしている。
●教え子が立派になっていくのを見守るのはうれしいものだ。
鹿沼に幽閉されたような状態で「アサヤ塾」主宰して半世紀になる。
浅学非才の身にとっては、教え子が精進して勉強をつづけていると知らされるのが、いちばんうれしい。
●住所が書いてなかったので、失礼と思うが、研究室宛てに礼状を出そうと思う。
わたしが81歳になってまだ教壇にたっていると知らせたら驚くだろうな。
●元気だか、歳のせいか昔の教え子のことを、とくにこの季節には思い出して、なぜか涙ぐむことがある。
あと何年このまま教鞭をふるえることだろうか。
卒業生のみなさんぜひ近況をしらせて、わたしを泣かせて下さい。
今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
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怪談書きませんか/栃木県芙蓉高校文芸部
著者麻屋与志夫
250円(+税) (税込 270円)
古い怪談のある栃木。いま新しい怪談誕生。恐怖、戦慄保証付き
栃木には大中寺の七不思議がある。特に『馬首の井戸』や、秋成の日本吸血鬼物語の嚆矢(こうし)ともいわれている『青(あお)頭巾(ずきん)』は有名だ。―― その土地は、いま外来種ル―マニヤ吸血鬼の侵攻(しんこう)を受けている。吸血鬼監察官の文子と龍之介は敢然(かんぜん)とその敵に立ち向かう。龍之介のジイチャン翔太も愛する九(きゅう)尾(び)玉(たま)藻(も)と、命がけの抵抗をする。二組の恋人同士が最後にたどりついた境地(きょうち)、1000年の時空(じくう)を超えた愛の不滅(ふめつ)の物語。あなたは恐怖し、そして純愛に涙する。
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ジャンル文芸レーベル惑惑星文庫出版社名惑惑星
先生もお体に気をつけて頑張って下さい。
歳のせいか、過ぎ越し方を、いろいろと思い出します。
故郷でアサヤ塾を創設しての50年。なにか人様の役に立っていしたのでしょうかね。
いよいよ、高校生。ガンバレガンバレ。