田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

「白」のことどうしたらいいのだろうか? 麻屋与志夫

2017-12-02 04:24:50 | ブログ
12月2日 Sat.

●三時にトイレに起きた。
寒い。
「白」ちゃんは、どうしているかな、と裏の棚をのぞいたところ、妻がつくった寝床は……空っぽ……。
発泡スチロールの箱も白。
白ちゃんも、名前のとおり白。
ああよかった、外は寒いから、いままでの寝床にかえっていった。
よかった、よかった。そう思ったトタンに、ドタッと音がした。
ぼく、ここにいるよ。
というように、白が棚からとびおりたのだった。

●わたしの足にスリスリしている。
寒いだろう。
ひとりでさびしいだろう。
でも、でも、かわいそうだが、固形餌を餌皿に二にぎりあたえただけで、廊下の引き戸を閉めた。

●閉まっていく戸の隙間からかすかな白のなきごえがきこえてきた。

●ベットにもどった。
ブラッキ―があたたかなフトンの中でわたしをまっていた。

●この差は、出会いの運命。うまれた親の環境。街猫の子は街猫。

●眼が冴えてしまった。



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2 コメント

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ご安心ください。 (種吉)
2017-12-02 16:54:05
こんばんは、先生。寒くなりましたね。膝の調子はいかがですか。なつかれるとかわいいものです。ブラッキと同じ扱いをするわけにもいかず、困りましたね。でもここは強い気持ちで「お前は箱のなかで眠りなさい」とおっしゃるほうが良さそうに思います。街猫は見かけによらずしたたかなもの。寒くてたまらない時はちょっとでも暖かいところを見つけて過ごすものです。
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Unknown (あさや)
2017-12-09 06:19:59
猫に対しては愛情過多です。
笑われてしまいますよね。
このところ、膝のいたみも、ややうすらぎました。
いつもけっこうな野菜、ありがとうございます。
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