超怖い話ガムを衝動買い。
ガムを噛み噛み、超怖い話を一話読む。
見習って、超怖い話を考える。
題名「0」と「1」の悪意
新発売のゲームハード機「X」を買ってきたミツルははやる気持ちをおさえつつゲーム機を立ち上げた。
テレビ画面には「X」のロゴが一瞬見えた。
この機械のいいところは、画像のきれいさはもちろんだが、読み込みが無いというところだ。
即本体が立ち上がり、即ゲームが始まる。
昔のロムカセット時代のゲーム立ち上がりよりも感覚的には早く感じた。
ネットにもつないだ。
その夜、ミツルは一晩中ゲームを堪能した後、心地よい眠りについた。
次の日、少し遅めに起床したミツルは、朝食代わりにコーヒーを飲みながら、テレビを見た。
「あれ?」
テレビには先日のゲーム機がつないである。
しかし、ソフトが排出されている。
「おかしいな」
ゲームを立ち上げる。
「うそ」
ミツルは絶句した。
ゲーム草分け期のハード「カセットV」のロゴが画面いっぱいにひろがっいる。
ソフトを何度本体に押し込んでもベーと馬鹿にするようにピカピカの円盤は排出される。
画面をよく見ると小さな字でこんな事が書かれていた。
「カセットV」のソフトは快適に動きます。よい1日を。
やられた。
0と1の悪意がハードのプログラムを上書きしたのだ。
終
ガムを噛み噛み、超怖い話を一話読む。
見習って、超怖い話を考える。
題名「0」と「1」の悪意
新発売のゲームハード機「X」を買ってきたミツルははやる気持ちをおさえつつゲーム機を立ち上げた。
テレビ画面には「X」のロゴが一瞬見えた。
この機械のいいところは、画像のきれいさはもちろんだが、読み込みが無いというところだ。
即本体が立ち上がり、即ゲームが始まる。
昔のロムカセット時代のゲーム立ち上がりよりも感覚的には早く感じた。
ネットにもつないだ。
その夜、ミツルは一晩中ゲームを堪能した後、心地よい眠りについた。
次の日、少し遅めに起床したミツルは、朝食代わりにコーヒーを飲みながら、テレビを見た。
「あれ?」
テレビには先日のゲーム機がつないである。
しかし、ソフトが排出されている。
「おかしいな」
ゲームを立ち上げる。
「うそ」
ミツルは絶句した。
ゲーム草分け期のハード「カセットV」のロゴが画面いっぱいにひろがっいる。
ソフトを何度本体に押し込んでもベーと馬鹿にするようにピカピカの円盤は排出される。
画面をよく見ると小さな字でこんな事が書かれていた。
「カセットV」のソフトは快適に動きます。よい1日を。
やられた。
0と1の悪意がハードのプログラムを上書きしたのだ。
終