2022年の干支は「壬寅」。
●壬…(大河、池・沼で、流れることが本能)
【語源】壬は、もともと妊(じん:はらむの意)を語源としており、草木の種子の内部に、さらに新しいものがはらまれる状態を表している。
・「壬」は「妊」で、任とは「はらむ」ことで、陰の気が陽の気をはらんでいる様子を表している。
●寅(いん)
【語源】演(のぶる)の「サンズイ」を去ったもので、植物の芽生えが陽春の温気に養われて、地上に伸び長ずる様を象徴したもの。
演とは前後左右に大きく伸び広がる威勢の良い意味を持っている。
・寅は「移」「引」に由来し、「うつす」とか「ひく」という意味がある。…万物の芽がようやく地面から出ると、これを引張り出して、伸ばし地から移しだす意味がある。
・「寅は万物始めて生じ、螾然たるをいうなり」螾然とはミミズやモグラが春気に誘われて地上に出ること、陽気と共に地中の生物が地上に現れることを意味する。
地天泰☷☰。
◎ 男性中心の時代から男女が横に並び、女性が活躍する時代になってきました。
男性中心の時代は、力(権力・武力・金銭力・知力)中心の時代ですが、女性の時代は(共有・和合・調和)の時代で、許し愛し一つになる時代を迎えていると思います。
また、内的な心よりも外的な体が優先されていた時代から、心が体の上位に来る時代に変わってきました。
文明圏も外的な西洋文明から内的な東洋文明へと変化しつつあります。
科学と宗教が同じ方向に向かって、より本質(原因)的な世界を目指している様にも思えます。
利己主義から利他主義へ…本来、陰陽は、互いを前提に存在しているのですから…
新しい価値観が孕(はら)み、まだ地上には出てこないが、地中で活動し始めた状態が今年の干支(壬寅)の象意の様にも思えます…。
(日干毎の大雑把な運勢傾向)
あくまでも、日干から見た流年の象意ですし、流年から見た流月の象意ですので、命式本体や大運 、五行のバランスによって結果は変わる場合もあります。
参考程度になさって下さい。…特別な事をされる場合は、有料鑑定をお受け下さい。
● 日干:甲…偏印 建禄(比肩)…勉強や研究には良い時期。強い偏印なので、命式本体や大運に食神があって倒食になる場合は注意が必要。念為、年配の方は健康診断等を受けられたら良いかも知れません。
4・5月は比肩・敗財、特に5月は病気等には注意をして下さい。また、6月は年月の関係で倒食となるので、4~6月は注意が必要。12月は偏印 沐浴となり、悩みやすくなる場合もあります。
● 日干:乙…印綬 帝旺(劫財)…学習には良い年。大運も良ければ評価を受ける場合もあり。4・5月は劫財・比肩の月なので、少し注意も必要です。受験生は学習に集中しやすい年。母親が年配の方は、母親の事に縁がある場合もあり。
● 日干:丙…偏官 長生(偏印)…行動的になり、何かと現状を変えたくなるなる場合もあり、命式本体や大運に強い傷官を持つ方は、少々ガタガタしやすい年。官星が強くなる命式の場合は、外的なプレッシャーを受ける場合もあり。
● 日干:丁…正官 死(印綬)…それなりに活動的な運気に入りますが、エネルギーはそれ程強くはありません。適齢期の女性で日干:丁の女性の場合は、夫を得る暗示もあります。命式本体や大運等に強い傷官を持つ方は、正官を剋すので、仕事や夫には注意の暗示もあります。6・7月は劫財・比肩、8月は荒れる傷官 沐浴の月ですので、少々注意が必要です。
● 日干:戊…偏財 長生(偏官)…営業等には良い年で、何かと交友関係も広がります。年頃の男性は女性に意識を持ちやすい年とも言えます。また、受験生の場合は、学習に集中しきれない場合もあるので、学習スケジュールを立てて取り組むと良いと思います。命式本体や大運に強い比肩が出ていて、流年の偏財が剋される命式は少々注意が必要かも…?8・9月は比肩敗財の月運なので注意されて下さい。
● 日干:己…正財 死(正官)…未婚の男性の場合は妻を得る暗示もあります。それなりに落ち着いた年となるでしょう…。8・9月は劫財・比肩の月運ですので、高い買い物は控えた方が良いかも知れません。命式本体や大運に強い比劫があり、流年の正財が壊される命式の場合は注意が必要です。
● 日干:庚…食神 絶(偏財)…比肩・敗財の辛い2年間が過ぎてやっと一息つける年となり、食べ物も美味しさを味わえる年となりました。命式本体や大運に強い偏印等が出ていて、倒食してなければ、それなりの年になるかも知れません。8月は偏印の月なので運気が渋りがちになります。また、10・11月は比肩・敗財の月なので、命式によっては少しは注意も必要だと思います。
● 日干:辛…傷官 胎(正財)…劫財・比肩の2年間が過ぎて明るい春の運気を迎えましたが、時々春一番が吹くときもあります。焦らずに過ごして下さい。命式本体や大運に強い官星が有る方は、柔らかな表現をされると良いかも知れません。7月は偏官ですのでおとなしく過ごして下さい。10・11月は劫財・比肩の月ですので、自己主張せずに上手に過ごして下さい。
● 日干:壬…比肩 病(食神)…一つの段階が終わって新しい出発の時でもあります。身体の不調の方は、過去の古傷が痛む場合もあり。仲の悪い夫婦の場合は、別れたくなる気持ちも強くなりますし、職場を去りたくなる場合も出てきます。単身赴任や留学等で、故郷や家族の元離れるのは悪くはありません。2・3月、そして12月と翌年1月は比肩・敗財の月ですので、流年の象意が表面化する場合もあります。特に12月は比肩 帝旺(羊刃)の月ですので、注意して下さい。…日干:壬寅の方は、日柱反言という強い分離運になりますので、注意は必要です。
● 日干:癸…劫財 沐浴(傷官)…命式本体や大運等に強い比劫がある方は、投資等には注意が必要です。気持ちが大きくなり、物に賭けたくなりますので、高い買い物は控えて下さい(不動産等)。食神と並ぶと劫達的になりますが、やや控えめに過ごした方が良いと思います。新規事は避けて下さい。月の運勢では2・3・12・翌年1月が劫財・比肩月、特に2月は劫財 沐浴(傷官)、12月は劫財 建禄(劫財)と、強い劫財が固まりますので、原則に沿った生き方を心がけて下さい。また、6・7月も水剋火と強い劫財が水の財星を剋しますので、年配の方は血流系には注意が必要ですし、高い買い物は避けて下さい。
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●壬…(大河、池・沼で、流れることが本能)
【語源】壬は、もともと妊(じん:はらむの意)を語源としており、草木の種子の内部に、さらに新しいものがはらまれる状態を表している。
・「壬」は「妊」で、任とは「はらむ」ことで、陰の気が陽の気をはらんでいる様子を表している。
●寅(いん)
【語源】演(のぶる)の「サンズイ」を去ったもので、植物の芽生えが陽春の温気に養われて、地上に伸び長ずる様を象徴したもの。
演とは前後左右に大きく伸び広がる威勢の良い意味を持っている。
・寅は「移」「引」に由来し、「うつす」とか「ひく」という意味がある。…万物の芽がようやく地面から出ると、これを引張り出して、伸ばし地から移しだす意味がある。
・「寅は万物始めて生じ、螾然たるをいうなり」螾然とはミミズやモグラが春気に誘われて地上に出ること、陽気と共に地中の生物が地上に現れることを意味する。
地天泰☷☰。
◎ 男性中心の時代から男女が横に並び、女性が活躍する時代になってきました。
男性中心の時代は、力(権力・武力・金銭力・知力)中心の時代ですが、女性の時代は(共有・和合・調和)の時代で、許し愛し一つになる時代を迎えていると思います。
また、内的な心よりも外的な体が優先されていた時代から、心が体の上位に来る時代に変わってきました。
文明圏も外的な西洋文明から内的な東洋文明へと変化しつつあります。
科学と宗教が同じ方向に向かって、より本質(原因)的な世界を目指している様にも思えます。
利己主義から利他主義へ…本来、陰陽は、互いを前提に存在しているのですから…
新しい価値観が孕(はら)み、まだ地上には出てこないが、地中で活動し始めた状態が今年の干支(壬寅)の象意の様にも思えます…。
(日干毎の大雑把な運勢傾向)
あくまでも、日干から見た流年の象意ですし、流年から見た流月の象意ですので、命式本体や大運 、五行のバランスによって結果は変わる場合もあります。
参考程度になさって下さい。…特別な事をされる場合は、有料鑑定をお受け下さい。
● 日干:甲…偏印 建禄(比肩)…勉強や研究には良い時期。強い偏印なので、命式本体や大運に食神があって倒食になる場合は注意が必要。念為、年配の方は健康診断等を受けられたら良いかも知れません。
4・5月は比肩・敗財、特に5月は病気等には注意をして下さい。また、6月は年月の関係で倒食となるので、4~6月は注意が必要。12月は偏印 沐浴となり、悩みやすくなる場合もあります。
● 日干:乙…印綬 帝旺(劫財)…学習には良い年。大運も良ければ評価を受ける場合もあり。4・5月は劫財・比肩の月なので、少し注意も必要です。受験生は学習に集中しやすい年。母親が年配の方は、母親の事に縁がある場合もあり。
● 日干:丙…偏官 長生(偏印)…行動的になり、何かと現状を変えたくなるなる場合もあり、命式本体や大運に強い傷官を持つ方は、少々ガタガタしやすい年。官星が強くなる命式の場合は、外的なプレッシャーを受ける場合もあり。
● 日干:丁…正官 死(印綬)…それなりに活動的な運気に入りますが、エネルギーはそれ程強くはありません。適齢期の女性で日干:丁の女性の場合は、夫を得る暗示もあります。命式本体や大運等に強い傷官を持つ方は、正官を剋すので、仕事や夫には注意の暗示もあります。6・7月は劫財・比肩、8月は荒れる傷官 沐浴の月ですので、少々注意が必要です。
● 日干:戊…偏財 長生(偏官)…営業等には良い年で、何かと交友関係も広がります。年頃の男性は女性に意識を持ちやすい年とも言えます。また、受験生の場合は、学習に集中しきれない場合もあるので、学習スケジュールを立てて取り組むと良いと思います。命式本体や大運に強い比肩が出ていて、流年の偏財が剋される命式は少々注意が必要かも…?8・9月は比肩敗財の月運なので注意されて下さい。
● 日干:己…正財 死(正官)…未婚の男性の場合は妻を得る暗示もあります。それなりに落ち着いた年となるでしょう…。8・9月は劫財・比肩の月運ですので、高い買い物は控えた方が良いかも知れません。命式本体や大運に強い比劫があり、流年の正財が壊される命式の場合は注意が必要です。
● 日干:庚…食神 絶(偏財)…比肩・敗財の辛い2年間が過ぎてやっと一息つける年となり、食べ物も美味しさを味わえる年となりました。命式本体や大運に強い偏印等が出ていて、倒食してなければ、それなりの年になるかも知れません。8月は偏印の月なので運気が渋りがちになります。また、10・11月は比肩・敗財の月なので、命式によっては少しは注意も必要だと思います。
● 日干:辛…傷官 胎(正財)…劫財・比肩の2年間が過ぎて明るい春の運気を迎えましたが、時々春一番が吹くときもあります。焦らずに過ごして下さい。命式本体や大運に強い官星が有る方は、柔らかな表現をされると良いかも知れません。7月は偏官ですのでおとなしく過ごして下さい。10・11月は劫財・比肩の月ですので、自己主張せずに上手に過ごして下さい。
● 日干:壬…比肩 病(食神)…一つの段階が終わって新しい出発の時でもあります。身体の不調の方は、過去の古傷が痛む場合もあり。仲の悪い夫婦の場合は、別れたくなる気持ちも強くなりますし、職場を去りたくなる場合も出てきます。単身赴任や留学等で、故郷や家族の元離れるのは悪くはありません。2・3月、そして12月と翌年1月は比肩・敗財の月ですので、流年の象意が表面化する場合もあります。特に12月は比肩 帝旺(羊刃)の月ですので、注意して下さい。…日干:壬寅の方は、日柱反言という強い分離運になりますので、注意は必要です。
● 日干:癸…劫財 沐浴(傷官)…命式本体や大運等に強い比劫がある方は、投資等には注意が必要です。気持ちが大きくなり、物に賭けたくなりますので、高い買い物は控えて下さい(不動産等)。食神と並ぶと劫達的になりますが、やや控えめに過ごした方が良いと思います。新規事は避けて下さい。月の運勢では2・3・12・翌年1月が劫財・比肩月、特に2月は劫財 沐浴(傷官)、12月は劫財 建禄(劫財)と、強い劫財が固まりますので、原則に沿った生き方を心がけて下さい。また、6・7月も水剋火と強い劫財が水の財星を剋しますので、年配の方は血流系には注意が必要ですし、高い買い物は避けて下さい。
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またご質問させて下さい。
私は日干が乙で大運が偏印ですが、
来年は評価を受けることもあるでしょうか。
よろしくお願いします
参考になりました。
今まで努力を積み重ねてきた学術的なものがあるので、来年はそれを発表することを考えようと思いました。
四柱推命の学習、ご検討してみます。
ありがとうございます
私は日干乙で、2022年は印綬 帝おうですが、資格試験を受けるには良い年でしょうか。
よろしくお願いいたします
参考になりました
またご質問させて下さい。
私の家族の日干は甲で、
変通星は天干にも地支にも正官と印綬と
偏財が一つずつあります。
天徳星は正官と食神です。
この記事によりますと6月は
倒食になるということですが、
私の家族は食神が天徳星なので、
倒食解除にはならないのでしょうか。
よろしくお願いいたします
私の家族の大運が比肩なので、注意が必要な月なのですね。私にも影響するということですね。
参考になりました。
いつもありがとうございます。
ご返信くださったことについて、
ご質問させてください。
大運が良くないというのは、
私の家族の大運が良くないということでしょうか。
また、6月は私にとっても私の家族にとっても
天徳貴人なので、
ご先祖様の守りがあるのでしょうか。
よろしくお願いいたします。