2021年の干支は「辛丑」です。
● 辛(かのと・シン)
【語源】辛(しん)はもともと新(あたらしの意)と同語で、草木が枯死して、新しくなろうとする状態を表している。
・「辛」は「新」で、万物が皆縮んであらたまり、秀でた実が新たに出来る様子を表す。
・砂金は、川底から採取して壬水で洗う。
● 丑(うし・チュウ)
【語源】紐という文字の「糸偏」を去ったもので、結んで解けないという意味。植物が地中に芽生え伸ばし、根を張っていく状態を象徴したもの。
種子の萌芽が土中にあり、じっとこらえて春を待っ結紐(けっちゅう)の様相に似ている。地澤臨☷☱。
・丑は「紐(チュウ)」からきていて、「紐でしめる」あるいは「つなぐ」に通じ、万物が一斉に芽吹いて大きく成長するのを紐で縛って繋ぐことを表す。
昨年の干支は「庚子」、今年が「辛丑」。庚辛(コウシン)は更新(コウシン)とも言われ、改まって新しくなる時を迎えているとも解釈できます。
また、昨年の十二支の「子」を解字すれば「了」終わりと「一」はじめ。
換言すればものの「終始」で、混沌・太極を表し、混沌とした中に新しい活き方が求められた年だったと解釈できます。
今年の十二支の「丑」は前述のとおり、芽生えた種子が互い連携する様子を表しています。
個人の拡大が家庭や社会とも言えますので、究極的には私の心が問題だと思います。
…良心を中心としてエゴを克服し、為に活きる者たちが一つになることが願われる時なのかも知れません…(辛丑)。
2021(令和3)年、日干毎の大雑把な運勢傾向。(2021.2/3~2022.2/3迄)
日干:流年
●甲:正官 冠帯(正財)…昨年は偏官 沐浴とやや荒れやすい年廻りでしたが、命式中に強い傷官が出ていなければ安定しやすい年となるでしょう…社会的な使命に目覚める時でもありますし、未婚の女性は結婚が纏まる暗示もでてきます。6・7・9月は少し注意をしながら歩んで下さい。
●乙:偏官 衰(偏財)…活動的になりやすい年。また、命式中に傷官が強い方はやや注意が必要かも知れません。印星太過の方は行動するには良い年といえます。6~8月は少し注意しながら行動して下さい。
●丙:正財 養(傷官)…比較的安定した年と言えます。未婚の方は嫁に行ったり妻を娶ったりして安定するには良い年だと思います。また、不動産の購入等も悪くはないでしょうし、養子等を迎えるにも縁がある年とも言えます。妊活の方も頑張れる年とも言えます。8・9月はやや慎重に行動して下さい。
●丁:偏財 墓(食神)…比較的安定した年となります。男性の場合は、女性を口説きたくなる場合もありますので、既婚者は注意も必要です。また、長男・長女で、父親が高齢の場合は、父親に注意の暗示も出てきます。受験者の方は遊び心が出やすくなるので、自己管理を確りとしましょう…。8・9月は慎重に過ごして下さい。
●戊:傷官 養(敗財)…やや敏感になりやすい年ですので気分転換を上手に行って下さい。官星との尅が強い方は事故や怪我に注意の暗示もあります。また、命式によっては職場や夫の関係でガタガタする場合もありますので、冷静に過ごすことも大切です。6・7、10・11月は少し注意が必要です。
●己:食神 墓(比肩)…命式本体や大運との関係で倒食になっていなければ、それなりに平安な年となるでしょう…。しかし、偏印が強い命式の方は、倒食となり、儘ならない運気になる場合もありますので注意が必要です。9~11月は気を付けながら過ごして下さい。
●庚:敗財 墓(印綬)…昨年・今年と2年間は注意が必要な年です。特に今年はモチベーションが下がり、気持ちも流されやすくなりますので、志を無くさない様にして下さい。気持ちが流れるとお金も一緒に流れてしまいます。高額な買い物や投資等は控えた方が無難ですし、高齢の方は健康面も気を付けて下さい。2・3月は特に注意。
●辛:比肩 養(偏印)…自我が強くなり、人間関係も孤立しやすくなる傾向が出てきます。また、命式によっては、人の面倒を看ることを通してお金が出る場合もあります。新しい出発という意味もあるので、職場を辞める方もおられますし、人間関係でも別れが生じやすくなります。我欲を抑えると良いかも知れません。2・3月は注意して下さい。
●壬:印綬 衰(正官)…昨年・今年の2年間は、何かと勉強や研究には良い年だと思います。自分を内観し、生き方等を模索するには良い年だと思います。食神が主体の方は、昨年は少し苦労されたかも知れませんが、今年は落ち着いて来ると思います。受験者の方は勉強に集中できると思います。4・5月は少し注意して下さい。
●癸:偏印 冠帯(偏官)…勉強や研究には良い年です。しかし、食神が主体の命式で、倒食になる場合は注意が必要です。健康が気になる方は検診を受けておいて下さい。また、小さなお子様をお持ちのお母様は、お子様の事で苦労される場合もあります。4・5・7月は気を付けて下さい。
※ 上記はあくまでも傾向性です。命式本体や大運との関係で吉凶が変わりますので、鵜呑みにはしないで下さい(参考程度に考えて下さい)。…詳しい内容をお知りになりたい方はこちら
クリックしてね
オンライン講座へ
● 辛(かのと・シン)
【語源】辛(しん)はもともと新(あたらしの意)と同語で、草木が枯死して、新しくなろうとする状態を表している。
・「辛」は「新」で、万物が皆縮んであらたまり、秀でた実が新たに出来る様子を表す。
・砂金は、川底から採取して壬水で洗う。
● 丑(うし・チュウ)
【語源】紐という文字の「糸偏」を去ったもので、結んで解けないという意味。植物が地中に芽生え伸ばし、根を張っていく状態を象徴したもの。
種子の萌芽が土中にあり、じっとこらえて春を待っ結紐(けっちゅう)の様相に似ている。地澤臨☷☱。
・丑は「紐(チュウ)」からきていて、「紐でしめる」あるいは「つなぐ」に通じ、万物が一斉に芽吹いて大きく成長するのを紐で縛って繋ぐことを表す。
昨年の干支は「庚子」、今年が「辛丑」。庚辛(コウシン)は更新(コウシン)とも言われ、改まって新しくなる時を迎えているとも解釈できます。
また、昨年の十二支の「子」を解字すれば「了」終わりと「一」はじめ。
換言すればものの「終始」で、混沌・太極を表し、混沌とした中に新しい活き方が求められた年だったと解釈できます。
今年の十二支の「丑」は前述のとおり、芽生えた種子が互い連携する様子を表しています。
個人の拡大が家庭や社会とも言えますので、究極的には私の心が問題だと思います。
…良心を中心としてエゴを克服し、為に活きる者たちが一つになることが願われる時なのかも知れません…(辛丑)。
2021(令和3)年、日干毎の大雑把な運勢傾向。(2021.2/3~2022.2/3迄)
日干:流年
●甲:正官 冠帯(正財)…昨年は偏官 沐浴とやや荒れやすい年廻りでしたが、命式中に強い傷官が出ていなければ安定しやすい年となるでしょう…社会的な使命に目覚める時でもありますし、未婚の女性は結婚が纏まる暗示もでてきます。6・7・9月は少し注意をしながら歩んで下さい。
●乙:偏官 衰(偏財)…活動的になりやすい年。また、命式中に傷官が強い方はやや注意が必要かも知れません。印星太過の方は行動するには良い年といえます。6~8月は少し注意しながら行動して下さい。
●丙:正財 養(傷官)…比較的安定した年と言えます。未婚の方は嫁に行ったり妻を娶ったりして安定するには良い年だと思います。また、不動産の購入等も悪くはないでしょうし、養子等を迎えるにも縁がある年とも言えます。妊活の方も頑張れる年とも言えます。8・9月はやや慎重に行動して下さい。
●丁:偏財 墓(食神)…比較的安定した年となります。男性の場合は、女性を口説きたくなる場合もありますので、既婚者は注意も必要です。また、長男・長女で、父親が高齢の場合は、父親に注意の暗示も出てきます。受験者の方は遊び心が出やすくなるので、自己管理を確りとしましょう…。8・9月は慎重に過ごして下さい。
●戊:傷官 養(敗財)…やや敏感になりやすい年ですので気分転換を上手に行って下さい。官星との尅が強い方は事故や怪我に注意の暗示もあります。また、命式によっては職場や夫の関係でガタガタする場合もありますので、冷静に過ごすことも大切です。6・7、10・11月は少し注意が必要です。
●己:食神 墓(比肩)…命式本体や大運との関係で倒食になっていなければ、それなりに平安な年となるでしょう…。しかし、偏印が強い命式の方は、倒食となり、儘ならない運気になる場合もありますので注意が必要です。9~11月は気を付けながら過ごして下さい。
●庚:敗財 墓(印綬)…昨年・今年と2年間は注意が必要な年です。特に今年はモチベーションが下がり、気持ちも流されやすくなりますので、志を無くさない様にして下さい。気持ちが流れるとお金も一緒に流れてしまいます。高額な買い物や投資等は控えた方が無難ですし、高齢の方は健康面も気を付けて下さい。2・3月は特に注意。
●辛:比肩 養(偏印)…自我が強くなり、人間関係も孤立しやすくなる傾向が出てきます。また、命式によっては、人の面倒を看ることを通してお金が出る場合もあります。新しい出発という意味もあるので、職場を辞める方もおられますし、人間関係でも別れが生じやすくなります。我欲を抑えると良いかも知れません。2・3月は注意して下さい。
●壬:印綬 衰(正官)…昨年・今年の2年間は、何かと勉強や研究には良い年だと思います。自分を内観し、生き方等を模索するには良い年だと思います。食神が主体の方は、昨年は少し苦労されたかも知れませんが、今年は落ち着いて来ると思います。受験者の方は勉強に集中できると思います。4・5月は少し注意して下さい。
●癸:偏印 冠帯(偏官)…勉強や研究には良い年です。しかし、食神が主体の命式で、倒食になる場合は注意が必要です。健康が気になる方は検診を受けておいて下さい。また、小さなお子様をお持ちのお母様は、お子様の事で苦労される場合もあります。4・5・7月は気を付けて下さい。
※ 上記はあくまでも傾向性です。命式本体や大運との関係で吉凶が変わりますので、鵜呑みにはしないで下さい(参考程度に考えて下さい)。…詳しい内容をお知りになりたい方はこちら
クリックしてね
オンライン講座へ
今年は四柱推命に興味を持ち、新栄堂さんのブログに辿り着けて、とてもいい年でした。ありがとうございます。
歳の瀬に申し訳ないのですが、一つだけ質問を。
娘が日柱 己巳で偏印、帝旺です。やはりこれは来年倒食でしょうか? 結婚するようなのですが。。。