goo blog サービス終了のお知らせ 

百子の部屋

日々のあれこれ思いのままに。。。

大人のパインサイダー 

2025年04月12日 | 読書


 

今夜のお酒は

「大人のパインサイダー」

 

なんとなく甘いかな?と想像していたのだけれど

大人の、というだけあって

しっかり大人の味でした(^^;)

 

そんなお酒を飲みながら

読んだ本は

 

「夜に星を放つ」窪美澄

第167回 直木賞受賞作

 

 

5つの短編集です

初めて読む作家さんなので

ドキドキ。。。

 

え?ここで終わる?!

と思うような、あっけない物語や

うるうるする(´;ω;`)物語や

いろいろあって、それなりに楽しめましたが

やっぱり、私は長編の方が好きかも~(^^;)

 

私の満足度★★★☆☆

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

旅立つ人へのプレゼント

2025年04月07日 | 読書

☆「Good Luck」

 

友人が、「旅立つ子供たちにプレゼントした本なの

とてもいい本で、おすすめよ」と

話していたので、気になって読んでみました。

 

公園のベンチで54年ぶりに再会した

幼なじみのジムとマックス

 

マックスは、成功をおさめ幸せな日々を送り、

ジムは、仕事も財産もすべて失い、

変わり果てた姿になっていた。

 

そこでマックスは友人であるジムに

祖父から聞かされた、ある物語を語った。

「運」と「幸運」の違いは何か。。。

 

 

なるほど。。。と思える1冊でした

 

大学生になる君に

就職する君に

新しい世界へ旅立つ時への

プレゼントに最適の本だと思いました。

 

おすすめです

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

つまらない住宅地のすべての家

2025年04月04日 | 読書
 
 



今日の一品
 
鯛の煮付け


 
そして
 
昨夜読んだ本は
 
☆「つまらない住宅地のすべての家」津村記久子
 
 
 
 
とある住宅地に、
 
刑務所から脱走した女性が逃げてきているというニュースが流れ、
 
住民たちは交代で見張りを始めることになるが・・・
 
 
今まであまり交流のなかったご近所の人たちが
 
これを機に、少しずつ交流を持って行く
 
 
説明の住宅地図を見ながら、
 
この人が、ここの家の子供で
 
この人がここの家の主人で。。。とか
 
時々、こんがらがる(^^;)
 
 
それでも、登場人物たちの
 
それぞれの思いが伝わってきて面白かった。
 
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本屋大賞

2025年03月24日 | 読書
 
 
ベランダの鉢植えの端っこに咲いてた
 
小さな白い花
 
あたたかくなって、あちこちから
 
いろんな芽が出てくるので
 
ちょっと楽しい
 
 


昨夜読み終えた本

「52ヘルツのクジラたち」町田その子
 
 
夜中まで読み続け
 
号泣!





52ヘルツのクジラって何?!

※他のクジラが聞き取れない高い周波数で鳴く
 
世界で1頭だけのクジラ
 
そのため、
 
たくさんの仲間がいるはずなのに、何も届かない。。。
 
孤独なクジラのこと
 
 
 
 
 
家族に虐待され育ち、心に傷を負った女性と
 
同じく母親に虐待され、声が出なくなった少年との物語
 
 
2021年本屋大賞受賞で、気になりつつ
 
タイトルが微妙で、手が出なかった(^^;)
 
それでもSNSで話題になってたので
 
メルカリで見つけて購入
 
 
読んでよかった!
 
おすすめの本です☆
 
 
私の満足度★★★★★
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

笑える本が読みたくて

2025年03月05日 | 読書

★「おあとがよろしいようで」喜多川泰

 

大学進学を機に上京したばかりの暖平は

新品のコタツを買ったものの

配送料を払えず、自力で下宿に持ち帰ろうと

コタツを背負いつつ、途方に暮れていると

そこに一台のバンが止まった

 

乗っていたのは、

大学の落語研究会の部長・碧だった。

なんだかんだと押し切られ、

暖平は落研に入ることに・・・

そして、そこから、彼の人生が大きく動き出す・・・

 

 

笑える本が読みたくて

落語の物語だったらいいかも・・・?

なんて思ったのだけど

以外にも、ちょっぴり、うるうるしてしまう物語でした。

 

そして、主人公が新しい自分と出会ったように

この本からは、いろいろなことが学べました

 

「明日が来るのが楽しみになるくらい準備する」

「人は出会ったものでできている」

などなど、

なるほどぉ~と思える言葉がたくさんあって

心に残る一冊となりました

 

ただし、

もっと若い頃に出会いたかったなぁ。。。とも(^^;)

 

気になる方は、ぜひ!

 

 

私の満足度★★★★☆

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カメオという、わんこのお話

2025年02月28日 | 読書


★「カメオ」松永K三蔵

 
著者、まつながけーさんぞうさんは
 
ちょっと変わった名前なんですけど
 
昨年、「バリ山行」で芥川賞を受賞された方で
(↑ 読んでいませんけど)
 
この本は、デビュー作らしく、
 
先日、新聞で「面白くて哀しい」と書いてあって
 
気になったので読んでみました。
 
 
 
主人公、高見は、神戸の物流倉庫に勤務し
 
新倉庫の建設の管理を任されることになった。
 
しかし、建設用地の隣地に住む犬連れの男が
 
何かと工事にクレームをつけてくる。
 
 
厄介な男だなと思いつつ、
 
日々対応に追われていたのだが
 
ひょんなことから、なぜか、この男の犬を預かることに。。。
 
 
そして、一人暮らしの高見は
 
ペット飼育不可のマンションで犬と過ごすことになる。
 
 
この主人公が、また、なんとも言えない「いいやつ」で
 
ぶつぶつ言いながらも、犬の世話をし
 
頑張る姿が可愛くて面白い。
 
 
そして、想像もしなかった結末に
 
なんだか感動してしまったのでした。
 
 
これ、映画になったらいいのにな。。。
 
なんて思っちゃいました。
 
きっと私は泣く(^^;)
 
 
私の満足度★★★★★
 
 
 
 
 
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こんな司書さんがいたらいいな。。。

2025年02月19日 | 読書

★「お探し物は図書室まで」青山美智子

 

20代から60代の

仕事や人生に行き詰まりを感じている人たちが

なんとなく訪れた、町の小さな図書室で

不愛想だけど、優しさあふれる司書さんに出会い

思いもよらない本をおすすめされ、

おまけに、手作りの小さなおまけまでもらい

気が付くと、おすすめの本から

何かを見出して、元気をもらうという物語。

 

 

こんな司書さんがいる図書館、行ってみたいなぁ。。。

と思わせてくれる、素敵な物語の数々です。

 

心がちょっぴり春めいてくる読後感(*^^*)

 

私の満足度★★★★★

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

何度も涙した本とメルカリ

2025年02月11日 | 読書

「銀河の蔵」遠田潤子

 

古本屋さんをぶらぶらしてて見つけた本です

以前読んだ、この作家さんの本が面白かったので購入。

 

醤油蔵を継ぐことになった

ひとりの女性の一代記なのですが

 

主人公、銀花は、

波乱万丈の人生にもかかわらず、

けなげで、可愛い心の持ち主で、

頑張れ!と応援しつつ

何度も涙をぬぐいながら読みました。

 

遠田潤子さんの本は

やっぱり私好みだわ~(*^^*)

 

私の満足度★★★★★

 

 

 

 

メルカリを初めて

ちょうど一年が過ぎようとしています

 

使わないけど、捨てるにはもったいない物

けっこう売れました。

洋服、バッグ、コサージュ、髪混ざり、本など、計74個

 

購入したもの、ほとんど本だけど、35個

 

始めてみると、意外と簡単で

断捨離というほど減ってはいないけど

ずーっと使わずしまってあったものが

必要とされる人に使ってもらえるのは

なんだか、嬉しいというか、ほっとした気持ちになれます。

 

今日読んだこの本も売りに出そうと思ったけれど、

これは、友人のNちゃんが好みそうな物語なので

今度会った時に、彼女に渡そうと思います。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢中で読めた本

2025年02月03日 | 読書

 

★「燕は戻ってこない」桐野夏生

第57回 吉川英治文学賞受賞作

 

久々に桐野さんの本を読みました。

 

北海道での介護職を辞めて、

東京で派遣社員として働くリキは

29歳、女性。

生活は苦しく、不安な日々を送っていたある日、

職場の同僚から「卵子提供」をして、お金を稼ごうと誘われた。

 

そして

高額な報酬がもらえるとして、

子供ができない40代夫婦の頼みで

「代理母出産」をすることに決め

妊娠生活が始まったのだが・・・

 

妻、夫、代理母、など、

様々な人たちの複雑な思いが描かれていて

読みだしたら止まらない。。。

 

去年、NHKで、ドラマ化され、

録画はしたけど

見るのは原作を読んでからにしようと思って、

キャストだけ見て、読み始めましたが、

いい感じにイメージできて、面白かったです。

 

私の満足度 ★★★★★

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そして月がふりかえる

2025年01月20日 | 読書

今年最初に読んだ本は

「残月記」小田雅久仁

 

月に関する物語が三編、収録されていますが

どれも不思議な感覚を抱く

なんとも言えない世界観で

ちょっと恐ろしくもあり、

異世界をたっぷり味わう面白さもあり、

満足の読後感

 

ある時、突然

自分の居場所がなくなったら?

妻も子供も、「あなたは誰?」という

そして、夫である自分の座には知らない男が・・・

 

月を見上げる時は覚悟がいるかも?

なんて、ふと思ったり。。。

 

私の満足度 ★★★★☆

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする