百子の部屋

日々のあれこれ思いのままに。。。

何度も涙した本とメルカリ

2025年02月11日 | 読書

「銀河の蔵」遠田潤子

 

古本屋さんをぶらぶらしてて見つけた本です

以前読んだ、この作家さんの本が面白かったので購入。

 

醤油蔵を継ぐことになった

ひとりの女性の一代記なのですが

 

主人公、銀花は、

波乱万丈の人生にもかかわらず、

けなげで、可愛い心の持ち主で、

頑張れ!と応援しつつ

何度も涙をぬぐいながら読みました。

 

遠田潤子さんの本は

やっぱり私好みだわ~(*^^*)

 

私の満足度★★★★★

 

 

 

 

メルカリを初めて

ちょうど一年が過ぎようとしています

 

使わないけど、捨てるにはもったいない物

けっこう売れました。

洋服、バッグ、コサージュ、髪混ざり、本など、計74個

 

購入したもの、ほとんど本だけど、35個

 

始めてみると、意外と簡単で

断捨離というほど減ってはいないけど

ずーっと使わずしまってあったものが

必要とされる人に使ってもらえるのは

なんだか、嬉しいというか、ほっとした気持ちになれます。

 

今日読んだこの本も売りに出そうと思ったけれど、

これは、友人のNちゃんが好みそうな物語なので

今度会った時に、彼女に渡そうと思います。

 

 

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夢中で読めた本

2025年02月03日 | 読書

 

★「燕は戻ってこない」桐野夏生

第57回 吉川英治文学賞受賞作

 

久々に桐野さんの本を読みました。

 

北海道での介護職を辞めて、

東京で派遣社員として働くリキは

29歳、女性。

生活は苦しく、不安な日々を送っていたある日、

職場の同僚から「卵子提供」をして、お金を稼ごうと誘われた。

 

そして

高額な報酬がもらえるとして、

子供ができない40代夫婦の頼みで

「代理母出産」をすることに決め

妊娠生活が始まったのだが・・・

 

妻、夫、代理母、など、

様々な人たちの複雑な思いが描かれていて

読みだしたら止まらない。。。

 

去年、NHKで、ドラマ化され、

録画はしたけど

見るのは原作を読んでからにしようと思って、

キャストだけ見て、読み始めましたが、

いい感じにイメージできて、面白かったです。

 

私の満足度 ★★★★★

 

 

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そして月がふりかえる

2025年01月20日 | 読書

今年最初に読んだ本は

「残月記」小田雅久仁

 

月に関する物語が三編、収録されていますが

どれも不思議な感覚を抱く

なんとも言えない世界観で

ちょっと恐ろしくもあり、

異世界をたっぷり味わう面白さもあり、

満足の読後感

 

ある時、突然

自分の居場所がなくなったら?

妻も子供も、「あなたは誰?」という

そして、夫である自分の座には知らない男が・・・

 

月を見上げる時は覚悟がいるかも?

なんて、ふと思ったり。。。

 

私の満足度 ★★★★☆

 

 

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娘が巣立つ朝

2024年12月26日 | 読書

★「娘が巣立つ朝」 伊吹有喜

 

友人が読み終えた本をもらいました。

 

結婚を控えた一人娘と、その両親と、相手方の両親との

様々なもめごと・・・というか、

家庭環境や家柄の違いによって

どこの家庭でも起こりそうな問題が描かれていて

 

うんうん、わかるわぁ。。。

などと思いつつ、読み進めました。

 

初めて読む作家さんでしたが

とても読みやすくて、面白かったです。

 

私の満足度 ★★★★☆

 

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食べる投資

2024年11月17日 | 読書

 

★「食べる投資 ハーバードが教える世界最高の食事術」

 

めまい、手足のしびれなどなど

体調が悪いのは食べ物にも関係あるんじゃないかな?

ということで、

こんな本を読んでみました。

 

「不健康は最も人生のコスパが悪い!」

と言われれば、確かにそうだなぁと思いますもんね。

 

鉄分、ビタミンD、そのほかのミネラル

栄養は、体にも心にも大切だと改めて思いました

 

いろいろ参考になったので

完璧には無理だけど

この本のことを気にしつつ

毎日の食事に生かせればいいなと思います。

 

 

そして

こんな本も読みました



 

 

いやいや、そう簡単にはめまいは消えません(^^;)

と思いつつ

とりあえず読んでみました

 

こちらは、めまいに聞く漢方?というか

天然成分を配合した健康食品のススメでした。

 

去年の今頃に比べれば、

めまいとかは良くなっているのだから

こうして、ちょっとした体調の悪さを気にしすぎるのは

良くないのかも?

なんて思うのですけどね

 

ついつい、健康に関する本を見つけると

気になっちゃいます。

 

 

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夜の過ごし方

2024年10月05日 | 読書

 
 
昨夜、読み終えたのは
 
★「雷神」道尾秀介
 
 
 
埼玉で小料理店を営む幸人のもとに
 
ある脅迫電話が・・・
 
 
そして
 
幸人は娘と姉と三人で
 
痛ましい過去を封じ込めた
 
新潟の故郷へ行くことになる
 
 
 
驚愕が続くミステリーで
 
夢中になれました。
 
 
私の満足度★★★★☆
 
 
 
仕事を終えて
 
疲れた体をお風呂で癒し
 
ほっと一息ついてから
 
大好きな読書
 
 
 
 
秋の夜長って
 
いいなぁ。。。
 
 






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栗きんとんと素敵な本

2024年09月28日 | 読書
 
 
 
今日のおやつは
 
「川上屋」の栗きんとん
 
 
毎年この季節が待ち遠しくて
 
楽しみにしています
 
 
一つ食べると
 
ついつい、また手が伸びてしまう
 
心満たされる味です(*^^*)
 
 
そして
 
妹が持ってきてくれたのは
 
「秋月」という梨
 
大きくて瑞々しい♪
 
 
 
 
今日読み終えたのは
 
☆「月の立つ林で」青山美智子
 
 
 


 
中秋の名月に素敵な突きを見上げたばかりだったので

ちょうどいい感じに、物語に入り込めました。
 
 
いろいろな悩みを抱えた5人それぞれが
 
自分の生き方を見つけていくという短編集だけど
 
 
みんなが同じ月を見ているように
 
同じポッドキャストを聞きながら思いをはせつつ
 
どこかで、かすかにつながっている。。。
 
 
※「ポッドキャスト」というのがあるのを初めて知りました(^^;)
 
 
なんだか、優しい気持ちになれる素敵な本でした。
 
秋の夜長におすすめです。
 
 
私の満足度 ★★★★★
 
 
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彼岸花

2024年09月11日 | 読書

 

近くのスーパーの駐車場わきで

彼岸花を発見!

 

え?!

こんなところに?

と、思わず立ち止まってしまいました

 

この季節

実家にいるころは

家の周りに

真っ赤な彼岸花が咲き連なっていて

秋だなぁ。。。なんてしみじみ思ったものです

 

この辺では、あまり見かけることもなかったので

見つけた時の嬉しさったら(*^^*)

 

子供のころから大好きな花でした。

 

 

さて、秋といえば

やっぱり「読書の秋」

 

なぜだか、無性に本が読みたくなるのですよね~

 

 

昨夜、一気読みした本が

「QJKJQ」佐藤究

江戸川乱歩賞受賞作

 

猟奇殺人鬼一家の長女として育った、17歳の亜季亜。

一家は秘密を共有しながらひっそりと暮らしていたが、

ある日、兄が惨殺され、母も姿を消し

亜季亜は父と取り残される。

 

何が起こったのか探るうちに

亜季亜は自身の周りに違和感を覚えはじめ

驚愕の事実を知ることになる。

 

 

最初は、こんな恐ろしい物語、最後まで読めるかな?

なんて思ったのだけど

途中から、グイグイ引き込まれて、一気読み。

 

すごい本でした。

 

彼の本は3冊目でしたが

どれも、面白かった!

おすすめです。

 

私の満足度★★★★★

 

 

 

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5分で泣けた本

2024年09月05日 | 読書

 

新聞広告で気になって買った本

「もうじきたべられるぼく」

 

もうすぐ食べられてしまうことになった牛くんが

最後に、お母さんに会いに行くというお話

 

イラストが可愛いなぁ。。。と思いつつ

何気なく読み始めて

あれよあれよと思うまに

涙がボトボトこぼれ落ちてきました。

 

この絵本の威力がすごいのか

それとも、私の涙腺が弱すぎるのか。。。

 

 

私の満足度 ★★★★★

 

 

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八月におすすめの本

2024年08月24日 | 読書


☆「八月の御所グラウンド」万城目学

 
八月になると、戦争を題材にしたテレビ番組が増える

先日も、つい見てしまったテレビ番組で
 
特攻隊について語られていた。
 
やっぱり、なんとなく心が重くなってしまう。
 
 
 
けれど、今日読み終えた本は
 
ある雑誌で、作家のインタビューを読んで
 
気になってた本で
 
 
作者が、
 
「主人公と同い年の大学生が、
 
戦争に行って死んでしまったという事実を
 
センチメンタルな感情を入れずに登場させたかった」
 
と話していて、
 
 
 
現代の青春小説なのだけど
 
「死者」との優しい出会いがあって
 
なんだか心がぽっと温まるというか
 
その先は。。。?と
 
いろいろ想像できる、素敵な物語になっていました。
 
 
おすすめです。
 
 
 
私の満足度 ★★★★☆
 
 
 
 
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