★「のぞきめ」 三津田信三 読みました
「読まない方がいい。あれがのぞきに来るから・・・」
なんて帯を見ると、読まずにはいられません!!(笑)
まんまとのせられて、読んでしまいましたが、当たり!でした。
アルバイトのため、辺鄙な貸し別荘を訪れた学生たちは、
禁じられた廃村に紛れ込み、そこで、恐ろしい怪異に見舞われる。
そこは、「のぞきめ」という憑き物の伝承が残る呪われた村だった。
その村を訪れた作家の体験描写が上手くて、
読みながら、自分が実際にその場にいるような感覚になる。
ぞわぞわと体の中の血が騒ぐ感じの怖さで、面白かった。