★「アンク ア ミラリングエイプ」 佐藤究
ANK :a miraroring ape
去年読んだ彼の本「テスカトリポカ」が面白かったので、
2冊目、読んでみました。
吉川英治文学新人賞・大藪春彦賞、ダブル受賞
超弩級エンタメ小説!
ということで、ワクワク♪
2026年、京都で大暴動が起きる。
それは、前代未聞の恐ろしい光景、
目の前の人を突然襲うという、想像もつかない出来事、
仲の良い夫婦が、突然、豹変して、殴り合い殺しあう、
ベビーカーを押していた母親が、赤ん坊を殴り殺す。
誰も、逃げる者はいない、
ただ、人を殺すために、人を追う、、、
原因は、テロでもなく、ウイルスでもなく、
一頭のチンパンジーだった・・・
一体、何が起こっているのか?!
未知の災厄に立ち向かう霊長類研究者・鈴木望が見た真実とは・・・。
最初から、ページをめくる手が止まりません、
ゾンビのようで、ゾンビではない?
恐ろしい光景が多すぎて、ためらいつつも、
なぜ?!という興味がわいてくるのです。
さすがに、650ページを一気読みはできませんでしたが、
毎夜、ページを開くのが楽しみでした。
私の満足度 ★★★★☆
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