★「お孵り」(おかえり) 滝川さり
第39回 横溝正史ミステリー&ホラー大賞・読者賞受賞
帯に、ジェットコースター・ホラーと書いてあるとおりに、
読み始めたら止まらなくて一気読みでした。
橘佑二は、結婚の挨拶のために婚約者・乙瑠の故郷の村を訪れて、
そこで行われていた異様な儀式に言いしれぬ恐怖を覚える。
村には生まれ変わりの伝承があり、
村人が崇拝する神もまた、誰かの身体を器として生まれ変わるというのだ。
その後、出産は、この村でしなければならないという決まりに従って、
男の子を出産したが、そのまま母子とも囚われてしまう。
果たして、佑二は家族を取り戻せるのか?!
横溝正史の「八墓村」を思い起こさせる、
一晩で33人も殺されたという
猟奇殺人事件の新聞記事から始まる、この物語は、
怖い!恐ろしい!。。。でも読みたい!
と、夢中にさせてくれて、面白かった!
私の満足度 ★★★★
やつ墓村が一番有名ですかね
怖いと思いながら読むのをやめられない
というのですね
怖いのが苦手なぐりさんも、横溝正史はお好きそうですね😉
私も大好きで、いろいろ読みました。
この本は、ページをめくる手が止まりませんでした、早く逃げて~!って、ハラハラ、ドキドキ★