下剤の強さの続きです。ビーラックA、ビュースルー(皇漢堂)、ウェストンピンク(小林薬品)、サトラックスエース(佐藤製薬)これらの強さはどうでしょうか。答えは「下剤としての強さはコーラックと同じ」です。これらの薬の有効成分はビサコジル5mgであり、刺激性下剤としての強さは同じものです。中でも、ビューラックAとビュースルーはコーラックと中身は全く同じものです。ウェストンピンクは乳酸菌が追加されています。コーラックII(コーラックツー)にはDSSという便のかさを増やしてつるりで出やすくする成分が8mg配合されています。サトラックスエースはコーラックIIの成分にさらにビタミンB6が配合されています。各社いろいろ工夫されています。このDSSという成分は「ジオクチルスルホサクシネート」であり、当院でも使用しているビーマス配合錠にも含まれている成分です。
コーラック、ビューラックA、ビュースルー、ウェストンピンク、サトラックスエース、コーラックIIはほぼ同じ強さ。どうしても出ない時に1錠程度服用するのに適したお薬です。量を増やしたり、連用はしないほうがよいお薬といえます。強さ指数は4.2です。(プルゼニド、センノシドA・B 12mgを10としたとき)
さて、コーラックとコーラックIIがでてきた、大正製薬ですが、他にもコーラックのシリーズがあります。コーラックソフト、コーラックファースト、コーラックファイバー、コーラックハーブいろいろありますよ。全部が揃っている薬局は珍しいでしょうが、これらの強さについての薬剤師さんの説明が(患者さんから聞くたびに)いろいろで混乱しています。次回はこのコーラックシリーズの強さと成分を詳しく説明しましょう。
コーラック、ビューラックA、ビュースルー、ウェストンピンク、サトラックスエース、コーラックIIはほぼ同じ強さ。どうしても出ない時に1錠程度服用するのに適したお薬です。量を増やしたり、連用はしないほうがよいお薬といえます。強さ指数は4.2です。(プルゼニド、センノシドA・B 12mgを10としたとき)
さて、コーラックとコーラックIIがでてきた、大正製薬ですが、他にもコーラックのシリーズがあります。コーラックソフト、コーラックファースト、コーラックファイバー、コーラックハーブいろいろありますよ。全部が揃っている薬局は珍しいでしょうが、これらの強さについての薬剤師さんの説明が(患者さんから聞くたびに)いろいろで混乱しています。次回はこのコーラックシリーズの強さと成分を詳しく説明しましょう。
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