2014年11月15日はグランフロント大阪で開かれた第101回近畿肛門疾患懇談会で発表しました。「裂肛治療における化学的括約筋切開の試み」と題して、当院で手術以外の治療法としての、ニトログリセリン軟膏(開院後~約2年)とニフェジピン軟膏(2010年~)の治療成績について報告しました。ニトログリセリン軟膏製剤の発売中止により、当院ではニフェジピン細粒製剤を用いた局所用軟膏を調剤して使用しています。今回両方合わせて100例となる症例が蓄積しましたので、まとめて比較解析したものです。いずれの治療も改善率80%台を確保しており、副作用も軽微で、使用上の困難となるものはないことを示しました。先週の学会参加後に突貫工事でデータを解析しましたが、短期集中が良かったのか、頭の中もクリアな状態で発表ができました。質疑応答では、嬉しいことに黒川梅田診療所の黒川彰夫先生に、「いつも科学的に治療、評価、研究ができていて尊敬します」とまで言って頂きました。黒川先生のクリニックに見学に行かせて頂いてからもう10年になります。とてもうれしく、励みになります。ありがとうございました。
ニフェジピンなどの軟膏による裂肛治療は世界のスタンダードになりつつあります。ただし日本では、発売認可されていませんので、医師である私が自ら調剤したものによる自由診療になります。自由診療は保険診療と併用はできませんので、当該疾患の治療については、すべて自由診療にしなくてはなりません。法律違反にならないように、きちんと仕組みや実際の流れを説明いたしますので、お気軽にご相談ください。
写真は新快速から撮影した明石海峡大橋です。先週は上空からの写真を掲載しましたので、今度は地上から。(A7 Summicron50/2 f4)
医療情報をご希望の方へ。携帯でアクセスの方は「アーカイブ」、PCの方は左の「カテゴリー」から項目を選んで読むことができます。アーカイブ、カテゴリーはいっぱいあるので、下の方まで見てくださいね。携帯向けHPはこちらです。パソコン向けHPはこちらです。
ニフェジピンなどの軟膏による裂肛治療は世界のスタンダードになりつつあります。ただし日本では、発売認可されていませんので、医師である私が自ら調剤したものによる自由診療になります。自由診療は保険診療と併用はできませんので、当該疾患の治療については、すべて自由診療にしなくてはなりません。法律違反にならないように、きちんと仕組みや実際の流れを説明いたしますので、お気軽にご相談ください。
写真は新快速から撮影した明石海峡大橋です。先週は上空からの写真を掲載しましたので、今度は地上から。(A7 Summicron50/2 f4)
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