関東を伺っていた台風は低気圧になり、去って行きました。雨戸を閉め、外周りのものを片付け準備していたことは無駄になったけれど、被害がなかったことは幸いなことでした。二百二十日もことなく済んで・・・これで今年の台風はお仕舞でしょうか。
その朝、パソコンを立ち上げてみると台風見舞いのメールが入っていました。じいじフレンドからです。
「心配で」、のタイトルで「台風がそばにいるらしいが、ご無事か?」
「無風・慈雨。まことに大人しく通り過ぎていきました。お気を使ってくださってありがとう」
「涼しさをありがとう!!と言いたい台風さんでした」
「静かな台風よ、ありがとうだね」
こんなたわいのない話のほかに次のようなやり取りもありました。この台風前に、九州方面直撃か、最大級・50年に一度の・・・などというのが襲うようで、山口の娘のこと、兄たち、そしてじいじフレンド心配して見舞いメールを出したのでした。その時どうしたものか、じいじフレンドのところは、虫眼鏡を使わなくては到底読めない大きさの字で届いtのだそうです。それについての、パソコンのことがさっぱり分からない二人の会話が。
「このメール、虫眼鏡が要らないことを祈ります」
「メール裸眼で読みました。健全でないボクの目でも、ばっちり、大きい文字でよめました」
「読める字でよかった。では先日はどうしたことだったのかな?」
「宇宙人の仕業だったんでしょうよ」
「うん、そう思おう。夢があるね」
お家生活で退屈老人が馬鹿なやりとり。でも気が晴れるから不思議。おしゃべり大事だよね。
孝行な台風が秋を引き連れてきてくれたようですね。真夏から急に冷え込んできました。慌てて冬布団だしました。木々もうっすらと秋色に変わりました。隣のハナミズキの葉がうっすらと色づきました。公園には彼岸花がすっと茎をのばし華麗な花を咲かせています。
モチヅキザクラと札をつけた、桜が花を咲かせています。これは返り咲きなんでしょうあ、狂い咲きなのでしょうか、