おせっちゃんの今日2

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今年のガラス拭き

2020-11-17 14:00:40 | 主婦として

主婦として、私の一番嫌いな年末が一日一日近づいてきます。非優秀主婦の癖に、あれもこれもやらなくてはと追われるような気持ちになるのはどうしたことでしょうか。病を得てから思うように体に無理はきかず、気持ちばかりが焦るのです。最後はどうせ・・・まあいいかであきらめるのですから、焦っても何の効果も無いのですが。

先々週のパソコン教室でのことです。授業の終わりに、コーヒーが出て、しばらく雑談時間が設けられています。前は持ち寄りのお菓子などで茶話会でしたが、今はマスク外し最短で、コーヒーのみです。
この雑談が、無駄なようでそうではないのです。パソコン・スマホなどの疑問点を先生に質問する時間になり、また、主婦にかえって主婦仕事、お料理などの特ダネが披露されることもあるのです。
やはり、対面での集まりでなければと思うことです。

先々週はKさんが「ガラス拭きどうしてる?私優れもののクロス手に入れたの」との情報披露。
「水で絞って拭くと汚れは布がからめとってしまうの。洗剤要らず、2度拭き要らずなのよ。時間おおいに短縮、ピカピカよ」
「何々、そんなものがあるの、欲しい!!」
「友人からいただいたものできちんと名前まではおぼえていないけれど・・・」と言いながら、スマホで検索です。その結果次のものらしいと分かりました。
山崎産業(株) コンドルマイクロファイバークロスガラス用(30×47くらい、657円)。超極細繊維で・洗剤不使用で汚れは繊維がからめとってくれる。2度拭き不要。というものらしい。
「要る要る!!」の声。NORI先生が纏めてアス〇ルで取ってくださることに。勿論おせっちゃんも3枚購入。

先週、受け取ってきました。早速、ガラスを拭いてみました。

Kさんが言うほどすぐにきれいにはなりません。「2度葺き不要なんて嘘だあ」とややがっかりしたおせっちゃん。でも・・・と考え直しました。これは拭く前の、ガラス環境の違いだな。

Kさんは、住宅展示場にお勤めです。そこではピカピカの家を来店者に見せなければなりません。常時きれいにしています。毎週一度決まった日に全員で大掃除なのだそうです。
我が家。ガラスは寒さで蚊がいなくなって網戸を外して物置に仕舞った後、吹き付けた泥砂汚れのガラスを1年一度お正月に向けて拭くのです。これが同じ作業できれいになるはずはありません。

そこで我が家風に考えました。まず、濡らした1枚を固く絞ってガラスの表裏を拭く。(これでほとんどの汚れは取れます)。次に、乾いた別のクロスで残っている水気をふきます。少し油の膜のようなものが残りますが、少し念を入れれば油膜も取れます。ピカピカです。すっきりきれいです。
労力半減、仕上がり満足です。使ったものは水とクロスと、おせっちゃんの労力少々です。

病を得てから、というより加齢による体力減少でしょうか、あまり根をつめるとあちこち痛くなりますから、少しずつやることのしました。

ピカピカになったガラス越しの秋空のなんと美しいこと!!
Kさん、ありがとう!! NOR先生お世話になりました!!


演じることはできるだろう。…山中伸弥さん

2020-11-16 13:30:33 | 言葉

お昼時、家にいる時は・・・最近はほとんど毎日いますが・・・徹子の部屋を見ることにしています。

何日でしたか忘れましたが、山中伸弥さんがゲストで出ていらっしゃいました。ノーベル賞受賞者でいらっしゃいますけれど、高ぶったところの少しもない、お人柄が好ましく思えました。

学生時代は、ラグビー部で、トップ選手ではなかったけれど、ずいぶん激しい練習もしたのだそうです。今は、マラソンに力を入れていて、大会にもたびたび参加しているとのこと。4時間を切ることを目標に頑張って達成し、今は記録を伸ばし3時間40分ほどになっているとのことです。

「それでは随分活発な青年でいらしたのでしょう」と徹子さん。
「いえ、それが人見知りをする性質で、意見発表もはかばかしくできない人間でした」
「アメリカに留学して、ついた教授がこんな忠告をしてくれたのです。君は真面目だし、成績もいい。でもそれだけでは認められないよ。目立たなければダメだ、と。それはできません。これは持って生まれた性格なので変えられるものではありません」と言ったのです。その時教授は
「性格は変えられなくても、演じることはできるだろう。目だって研究を世に出すように活発な研究者を演じてごらん」とおっしゃったのです。

「少しずつ、性格が変わってきました。ついには意見などを発表することが好ましいことに思えてきました。あの教授の励ましの言葉がなかったら、今の私はないと思います。専門の研究の世界外の、徹子の部屋でお話するなんてとても出来なかったと思います」

そうか、そのものになれなくても、演じていれば、その人間になってくるのですね。良き母親、優しい賢い母親も演じればよかったのかもね。
ああ、もっと早くこの言葉を聞きたかった。


小さなお友達できました

2020-11-14 14:27:10 | 日記

公園で新しいお友だちが出来ました。
朝の主婦仕事を済ませて行くと、大抵10時前後になります。その時間に毎日のように遊んでいる、まだ1歳半まで行かないか、あんよは上手にできるけれど、というお子さんです。男女二人です。同じように上下つなぎの遊び着をつけ、遊んでいます。聞きますと双子さんとのこと。
ママ一人では世話が焼ききれないようでウイークデーはじいじかばあばが、助っ人に出ていらっしゃいます。毎日会っているうちに見慣れた婆さんと分かるのでしょうか、可愛い笑顔を見せてくれます。
今日はパパがお休みなのでしょう、親子4人連れでした。

わが子は、娘Maと息子Kとは1年10か月違っているのですが、姉のMaが食が細く小柄だったため、ほとんど双子のように育ちました。身に付ける衣料は私が手作りしていましたのでほとんどお揃いでした。大変な時期はわずかで、少し大きくなると、二人でうまく遊んでくれてそれほど困ったことはなかったように覚えています。

昨日、もう一人新しいお友だちが出来ました。国際的ですよ。金髪(キラキラ金色に光っている金髪です)の1歳はまだかな、と思われるお子さんです。
いつもパパがベビーカーに乗せて散歩しているようです。パパから「おはようございます」と声をかけてきました。言葉の出来ない私は、あ、日本語出来るんだ、と急に意を強くしました。

「パパと一緒でいいわね。お散歩はパパの受け持ちですか」
「ママはお仕事。パパは夜の仕事。だから二人でお留守番」
「日本語お上手ですね」
「ありがとう」
「お国はどちらですか」
「パパはアイルランド。ママはカナダ。この子は日本で生まれた」
「あら、日本で。日本好きになってね」

今日は出会いませんでした。きっとママもお勤めお休みで、お家でゆっくりしているのでしょう。


大根・・・日本の味

2020-11-13 14:43:53 | 思い出

朝夕冷え込んできました。昨日などは日中も風が冷たく、出会った人とは「寒くなりましたねえ」の声を掛け合う季節です。
昨日は午後はパソコン教室。恒例の来年用のマイカレンダーの制作に取り掛かっています。
帰宅して、お相撲観戦。夕ご飯はおでんをメインにしました。夫と二人きりの食事では、いい出汁が出るほどの材料を炊くと何日も食べなくてはならず、結局捨てたり、食品廃棄の罪を犯すことになります。おさぼり主婦の見本のようで気が引け、後ろめたいのですが、生協で出来合いのものを求めて配達してもらっています。
これがまことに美味しい!!どれほどの物を調理するのかは分かりませんが、まことによく染みた味で、大満足です。中でも厚切りの大根が絶妙な味で、自宅で炊くよりよほどいいと、後ろめたさを消す言い訳にしてしまいます。

子どもの頃、大根の煮たのが嫌いでした。戦後の食糧不足の時代、罰当たりな言い草ですが、畑2・3畝ずらりと大根が植わっているのです。来る日も来る日も大根攻めです。煮付ける、雑炊にして大根で量を増やす・・・正におしんの大根飯です・・・美味しいとは決して思えないものでした。その頃染み付いた大根嫌いが、大人になっても消えないおせっちゃんでした。大根おろしは好きなのですが、煮たものはだめでした。これを食べるより、お腹がすく方を選んだのでした。

勤めに出ました。職場のみんなが雑談をしていて、風呂吹き大根が美味い、という話題になったことがありました。私は口を挟まず、黙って人の輪から外れていました。ところが「おせっちゃん、風呂吹き美味しいよね」と名指しで発言を促されてしまいました。
「私は大根はだめ。膾やおろしなど生のものは食べられるけれど、ほかはだめ」と答えたのです。勤め先の先輩(おせっちゃんの直接の上役で、大好きな人でしたし、私を可愛がってくださった方でした)がにこりともしないでおっしゃったのです。

「ふろふき大根の味の分からない奴は、国文をやる資格はない」

繋いでいた手を邪険に振りほどかれたような悲しい一瞬でした。
おでん大根を美味しいと食べながらK先輩のことを思い出したことでした。


秋の交通安全週間

2020-11-12 15:42:57 | 日記

コロナのせいで、町会のほとんどの行事が取やめになり、回覧板もあまり回りません。
交通安全週間、? なのかな。
昨日、リハビリに行くため歩いていたら、信号のある交差点で女性警察官に呼び止められました。
あ、ぼんやりしていて信号を間違えたかな、よたよた歩きが危険だったかな、などと思いながら立ち止まりました。
「ちょっとお時間取れますか。今、靴に反射シールをお付けしています。夜など暗い所では結構強く光りますから、安全です」説明しながら手際よく、スニーカーの踵に7ミリ×2センチほどのシールを張り付けてくれました。
婆さんで、夜で歩くこともあまりありませんけれど、ありがたいと思ったことでした。
他にも、「バッグなどにもお貼りください」と少し大きめのシール2枚、手の指ほどの小さな携帯ライトをくれました。
良いところに通りかかったことでした。

今年度から町会役員は引退しましたけれど、引き受けている時にはこうした時には狩り出されることもありました。「お年寄りの交通安全指導」という仕事もまわってきていました。環7の横断歩道を渡るお年寄りに声をかけるのです。赤信号がもう点滅するようになった時、渡ろうとする人を引き留めたりもするのです。

役員会で、苦笑いしながら今年もお役が回ってきたよ、と日時を割り振るのでした。
「老々介護だねえ「どちらが指導を受けるんだか」、と。

町会活動でも、警察・消防などへの協力にしても、引き受けるのは年寄りばかりです。なかなか若い方(と言っても定年を迎えた人くらいですが)で協力してくださる方はいないのが現状です。防災訓練もやるのですが、出席者は年配者。重いものは持てないよ、もし本当に起こった時はどうするの、俺の生きてるうちには地震がこないことを祈るよ、といつも不安を抱えながら終わるのでした。